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澎湖諸島の成り立ちと人類最古の漁法~台湾にあるジオパーク級の自然景観

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月30日

澎湖諸島の成り立ちと人類最古の漁法~台湾にあるジオパーク級の自然景観

澎湖諸島は、台湾海峡の要であり、唯一の陸地でもある島々です。
世界でもまれに見る好漁場とされる澎湖諸島海域の地理と産業。
厳しい気候に育まれた澎湖の表情に迫ってみましょう。

澎湖諸島の成り立ち

澎湖(ぼうこ(ほうこ))諸島は大小64の島々から成り立っています。岩礁を含めると90の島がありますが、大半は無人島です。島は平坦で、澎湖本島の最高地点は52m、澎湖地区全体の最高地点は猫嶼(びょうしょ)の79mとなっています。

澎湖最大の都市、馬公

県庁所在地の馬公(まこう)市は澎湖本島にあります。旧名は「媽宮(まきゅう)」で、1920(大正9)年の地名改正で「馬公(まこう)」となりました。日本統治時代は海軍要港部が置かれ、高雄(たかお)や基隆(きいるん)と同様、全域が要塞とされていました。

現在も澎湖最大の都市であり、重要な軍事拠点でもあります。漁港都市としても知られ、水産加工品を手がける業者や工場が多いのも特色です。

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