【京都・大阪・神戸】お店で楽しむプリン♪ おいしい8店をご紹介
近頃、カフェや喫茶店では、プリンがはやっているような気がしませんか。 プリンが雑誌の表紙を飾ったり、女の子たちがプリンの写真をSNSにアップしたり、プリンを取りまく世界が、なんだか忙しそうです。...
更新日: 2024年1月26日
京都の木々が紅く色づく最も美しい季節はもうすぐそこ。
京都の紅葉と言えば、11月下旬~12月上旬にかけてが見頃です。
寺社仏閣はもちろんのこと、地元の人々に愛される公園や穴場情報もお届けしますので、秋の散策計画にお役立てください!
京都御苑とは天皇のお住まいであった京都御所の周囲の公園のこと。京都駅から地下鉄で10分ほど、京都の真ん中に位置し、広大な敷地面積を誇ります。
京都御苑は、めずらしい植物や生物が観察できる自然の宝庫でもあります。秋になると、もみじをはじめ、銀杏や楓など様々な木々が色づき、その色が織りなす風景は思わず足を止めてしまうほどの美しさ。
もみじの下を優雅に鴨が泳ぐこの池は、閑院宮邸(かんいんのみやてい)跡です。
特にみていただきたいのは、京都御苑の南側にある、五摂家(ごせっけ)のひとつであった九條家跡。そこに拾翠亭(しゅうすいてい)という茶室があるのですが、その付近の紅葉は赤の色味が濃く、とても美しいのです。また、京都御苑の北側に学習院発祥の地がありますが、その周辺のもみじも見応えがありますよ!
また、美しい銀杏が見られるのも京都御苑。凝華洞跡 (ぎょうかどうあと)と呼ばれる場所は、幕末の「禁門の変(きんもんのへん)」の際、京都守護職であった会津藩主松平容保(まつだいら・かたもり) が指揮をとった場所だという説もあるとか。
こちらが五摂家の一つ、一條家の屋敷跡にある銀杏です。空に届きそうなほど大きいですね!
苑内にはベンチもたくさんあるので、お弁当やサンドイッチを持ち込んで、ピクニック気分を味わうのもいいですね。ひろびろとした青空のもと、もみじを愛でながら過ごす時間は格別です。
また休憩所内にはレストランもありますので、もみじを眺めながら食事をすることもできますよ。
環境省京都御苑管理事務所:https://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/
一般財団法人国民公園協会:https://fng.or.jp/kyoto/place
京都駅から地下鉄で15分ほど、おしゃれな「北山」エリアにある京都府立植物園の紅葉もオススメです。
大正13年1月1日に開園したという、日本で最も歴史のある公立総合植物園。ここでは、なんと12,000種の植物を見ることができるのですが、中でも「なからぎの池 」周辺のもみじが必見!池の水面に映るもみじは美しく、どれだけ見ても見飽きることはありません。
あじさい園「フウの大木(落葉樹の一種)」もお見逃しなく!開園時からある樹齢100年の大木が陽射しに紅く染まる様子は、圧巻の一言です。
2020年は11月14日(土)から11月29日(日)まで、「世界の紅葉ライトアップ」を開催予定。もみじだけでなく、イチョウやメタセコイアなどの世界の木々と、光の共演を楽しめるのだそう。また、ライトアップ期間中は、17時から観覧温室も夜間無料開室されるのでぜひ見ておきたいですね!
植物園のある北山通には、おしゃれなカフェやレストランも多く立ち並んでいます。紅葉を楽しんだ後は、気になるところで食事やお茶を楽しんでみてくださいね。
城南宮は平安遷都の際、京都の南に都を守る社として建てられた歴史ある神社です。現在の伏見区にあり、いわゆる「洛外」。京都の観光地は京都駅以北の「洛中」に集中しているので、南にある城南宮は人が少ないのです。
とはいえ、幕末の「鳥羽・伏見の戦い 」の口火が切られた所でもあり、歴史の舞台でもあります。さらに、春には梅の名所としても知られていますが、実は紅葉も指折りの美しさなのです。
平安貴族の遊びを模した年中行事「曲水の宴 (きょくすいのうたげ)*」を、ニュースなどで見たことがあるかもしれませんが、この行事が行われるのがここ、城南宮の神苑。庭を流れる小川に盃を流し、当日の歌題にあわせて和歌を詠み、盃を取りお酒を頂くという、とても風流な伝統行事なのです。
*曲水の宴 ・・・毎年4月/11月に開催 。2020年4月/11月は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止。
この神苑は、天才造園家とも呼ばれた中根金作 (なかね・きんさく)氏の手によるもの。国内はもとより、海外にも数々の名庭園を造りあげた中根氏は、生涯をかけて城南宮の神苑造りに心血を注いだのだとか。
神苑で特に見ごたえのある紅葉場所を伺ったところ、「平安の庭」 「室町の庭」 「桃山の庭」がオススメだそう。錦鯉の泳ぐ池、緑の苔、玉砂利の道に紅いもみじが舞い散る様子は、息をのむ美しさです。
京都駅八条口から「らくなんエキスプレス」というバスに乗り、15分ほどで到着。
この時期にしか見られない風景を見に、ぜひ城南宮へ足を運んでみてください。
京都の西にある、あまりに有名な京都の観光地「嵐山」。色づいた山を背景に桂川が流れ、その上にかかる渡月橋(とげつきょう)をのぞむ風景は、風光明媚そのものです。
JR嵯峨野線の嵐山駅から徒歩10分、有名な「竹林の小径」を歩いていくと、その先に見えてくるのが大河内山荘(おおこうちさんそう)庭園 。
実はここ、筆者がナイショにしたいお勧めのスポットなのです。
この山荘は昭和の映画俳優、大河内傳次郎(おおこうち・でんじろう)氏 が別荘として造営したもの。大河内氏は1931年にこの地を手に入れて以来、私財をつぎ込み、約30年をかけて庭園を築きあげました。
人で賑わう紅葉の季節でもゆったりと紅葉を楽しめる場所で、日本ツウの訪日外国人にも人気のスポットのようです。
見どころはなんといっても、高台からのこの眺め!
大河内山荘庭園には展望台が2つありますが、その中の一つ、嵐峡(らんきょう)展望台からは紅葉した山が目前に迫り、下には保津川が流れる風景が見られます。もう一つの展望台、月香(げっか)という展望台からは、京都市街が一望でき、その向こうには比叡山を望むという、素晴らしい眺望が味わえます。
景色を堪能し、散策路を歩き疲れたらひとやすみ。お菓子と抹茶のサービスもあります(入場料に含む)ので、もみじを見ながら一服しましょう。
WEBサイト:https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=8&tourism_id=693
洛東・山科にある小さな寺院、毘沙門堂はもみじが美しいことで有名です。
京都駅からJRで一駅、山科駅を降りたら北に向かって20分ほど歩けば、毘沙門堂の真っ赤なもみじに迎えられることでしょう。
毘沙門堂(びしゃもんどう)は天台宗の寺院で、ご本尊に七福神の一つである毘沙門天を祀ることからその名がつきました。創建は703年ということから歴史の長さは京都でも指折りです。創建当初は京都市北部にありましたが、戦乱などを経て、現在の場所に落ち着きました。
見どころはもみじで真っ赤に染まる勅使門(ちょくしもん)へ続く参道や、「晩翠園(ばんすいえん)」と呼ばれる庭園です。池の周りを赤やオレンジの紅葉が取り囲む晩翠園は、どこを撮ってもインスタ映え間違いなし!
また、赤いもみじに埋もれるような「高台弁財天(こうだいべんざいてん)」も見逃せません。弁財天というのは七福神のなかの一人で「弁天様」と呼ばれる神様です。
これは太閤秀吉の母・大政所(おおまんどころ)が大坂城内で祀っていたもので 、落城後は秀吉の正室であった北政所(きたのまんどころ)の高台寺へわたり、そこから縁あって、この毘沙門堂に移されたものだとか。
歴史的な建造物ともみじのコラボを、心ゆくまで楽しんでください。
WEBサイト:http://bishamon.or.jp/
最後にご紹介するのは、洛東にある「随心院(ずいしんいん)」。山科駅から地下鉄で10分弱、静かな住宅街に位置しています。
随心院は991年に創建された真言宗のお寺で、絶世の美女と謳われた小野小町ゆかりの寺としても有名。随心院のある地域は「小野」と呼ばれていて、最寄りの地下鉄の駅も「小野駅」。現在随心院のある場所に、小野小町の屋敷があったという言い伝えもあるのだそうです。
境内には、小野小町が化粧に使った化粧井戸や、手紙を埋めたとされる文塚などがあります。
この文塚に埋められた手紙を書いたのは、深草少将(ふかくさのしょうしょう)という人です。彼は小野小町を愛し、ぜひ「わたしの妻に」と求婚していました。小野小町は「百日、私の元に通い続けたら結婚しましょう」と言い、深草少将は百日をめざして通っていましたが、九十九日目が雪の降る夜に、なんと凍死してしまったのです。
そんなはかない恋物語が伝わる随心院。もみじも他の場所でみるそれとは、また違った味わいがあるかもしれません。
本堂から庭を望めば、真っ赤なもみじと大杉苔の緑 の美しいコントラストが楽しめますし、夜間にはライトアップもあります。
また、写仏や写経体験もでき ますが、現在はコロナウイルス感染拡大防止のため、間隔をあけて座る、一度に参加できるのは最大4名まで、マスク着用などという対策が講じられています。興味のある方はぜひ問合せてみてください。
WEBサイト:http://www.zuishinin.or.jp/
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