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【私の移住体験】埼玉⇔神奈川、近場で気軽に始めよう!「近郊二拠点生活」で人生満喫

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【私の移住体験】埼玉⇔神奈川、近場で気軽に始めよう!「近郊二拠点生活」で人生満喫

2020年以降、「テレワーク・リモートワーク」という新しい働き方が浸透し、自然豊かな場所に移住する人も増えているようですね。また、「ノマドワーカー」として、ホテル住まいを始めた人もいると話題になっています。

人と集うことが難しい今だからこその、生活の変化。そんな変化を計画している人も多いのではないでしょうか。私 自身、2017年から「埼玉~神奈川間」で移動の少ない「近郊デュアルライフ(二拠点生活)」をしています。
今回は人気急増中の「デュアルライフ」をご紹介します!

私のデュアルライフスタイル

私のデュアルライフスタイル
海が見えるアパートと自宅を行ったり来たり

私の自宅は埼玉県春日部市。2017年8月から、神奈川県逗子市にあるシェアハウスと春日部市の自宅を行ったり来たりして暮らす「二拠点生活」をはじめました。移動にかかる時間は電車で2時間半ほどなので、気軽に行き来することができる距離です。

2020年10月からはシェアハウスを離れ、神奈川県某所にあるオーシャンビューのアパートに拠点を変更。自宅からの移動時間は、シェアハウスの頃とほぼ変わらない距離にあります。

イベント関連業界で個人事業主として活動しているのですが、平日はアルバイトや派遣での勤務をすることが多く、 週末になると職場から別宅に移動し、週明けに別宅から出勤するといったスタイルです。

グリーン車利用で旅気分!

都内近郊の電車はほとんどが通勤仕様なので、「旅を感じる」とまではいきませんが、ちょっとした工夫でプチ旅行気分になれることも。例えばJRなら、ちょっと贅沢してグリーン車を利用。土日・祝日はグリーン車 料金 も平日に比べて200円もお得になるので、週末デュアラーにオススメです(2021年5月現在)。私鉄を利用する際は、あえて指定席車両に乗って、旅気分を盛り上げています。

二拠点生活を始めたきっかけ

二拠点生活を始めたきっかけ
街を望む高台にあるシェアハウス

私はイベント関連の仕事で起業しましたが、 開業後は個人事業主としてその後の活動をどう拡げるべきか悩んでいました。そんな時に受講した「キャリアアップセミナー」で自分の将来を思い描いている際に、「海の見える場所で、ひとりになれる空間を 提供したい」という想いが芽生えました 。

「それならば、ピッタリな人がいる」と講師から紹介されたのが、湘南にあるシェアハウスのオーナー。後日、このオーナーが主催する「自分のこれからを考える」というテーマのセミナーに参加し、これが二拠点生活を始めるきっかけとなりました。

鳥の声をBGMに、あの物語から自分の「今」を見つめる

高台にあるシェアハウスは、東逗子駅から歩いて10分ほどの場所にもかかわらず、緑が豊かで心地の良い風を感じる木の家。セミナー受講中も、窓の外からは木々のざわめきと鳥のさえずりが聞こえ、学びだけではなく癒しも感じ「ずっとここにいたい」と思わせる空間でした。
自分のやりたいことをオーナーに伝えると「なら、ここに入っちゃえばいいよ」と言われ、その翌月にはこの場所の住人 となり、埼玉と神奈川での二拠点生活が始まったのです。

慎重すぎるゆえに前進できなかった自分には、あり得ないほど早い決断でした 。 でもこの決断があったからこそ、今の自分がいるのです。

二拠点生活を考えた シェアハウス。仲間とは家族のようなつながりも

二拠点生活を考えた シェアハウス。仲間とは家族のようなつながりも
住人手づくりのベーグルサンドは、あっという間に完食!

このシェアハウスには、「定住メンバー」と「リトリートメンバー」がいます。
リトリートとは「日常を離れてリフレッシュするなど、非日常を感じること」という意味で、リトリートメンバーは、月に12泊までこのシェアハウスを利用できる入居者です。

かつて、東京の自宅と江ノ島のシェアハウスで二拠点生活をしていたシェアハウスのオーナーは、自らの経験から「どうすれば多拠点生活のハードルを下げられるか」と考えたのだそう。

多拠点生活のハードルのひとつとして 、月の半分しか滞在しない人が、定住者と同じ家賃を払うのは大変であるということ。そこで部屋を相部屋にし、滞在日数を限定することで、家賃を定住者の約半分にすることを思いついたのです。 このプランが私の決断を加速させ、結果的に3年余り、ここでお世話になりました。

シェアハウスでの生活は初めてでしたので、当初、他人と生活することへの不安はありました。しかし、この空間に魅了されて入居した者同士、すぐに打ち解けあい、自分の知らない情報を共有し合うことで刺激を受ける場所となったのです。また、一人になりたいと思った時は、周りの人もその空気を察して見守ってくれる、温かな場所でもありました。

ワイワイとみんなで料理

オシャレなキッチンもあり、みんなでワイワイと料理をしたり、月に1回「自治会」と称して大掃除をしたり。メンバーそれぞれの近況報告食事会を行うなど、住人同士の交流も大切にしています。

ここの住人は過去に入居した人も含め、 みんな家族。オーナーは「拡大家族」と呼んでいます。入居した時期はそれぞれ違いますが、同じ空間を共有している者同士で話が弾み、つながっていくのです。こういう人とのつながり、ステキですよね。

天窓から見える昼の月も絵になります

入居した部屋には天窓があり、夜中に明るさを感じて目をさますと、満月の光が差し込んでいました!その月が窓枠から消えるまで、眺めていたのを思い出します。

知らない土地では情報収集も大切。広報誌もくまなくチェック!

知らない土地では情報収集も大切。広報誌もくまなくチェック!
逗子市の広報紙は神奈川県広報コンクールで入賞するほど。読み応えアリ!

シェアハウスでの生活が長くなってくると、地元の情報にも敏感に。私の情報源のひとつが「市の広報紙」でした。

月初めにシェアハウスに行くと、まずは広報紙をチェック!逗子市の広報紙は特集記事が充実しており、地域の記事を書く際のヒントにすることもあります。

ある時、広報紙に挟まれていたチラシに目がとまりました。それは逗子市商工会主催の「起業セミナー」開催のお知らせ。埼玉で起業している私ですが、なぜかとても気になり、移住する可能性や活動拠点を拡げることも考えて、参加してみることにしたのです。

毎週のように開催されたセミナーで、学びだけでなくつながりも

そこでは学びと同時に、参加者同士の交流もあり、地元の情報を知るきっかけにもなりました。
また、全セミナー終了後の懇親会では市長とディスカッションをする機会も得られ、より地域に根付いた活動をしていきたいと思うようになっていました。

平日は埼玉に滞在する生活でしたが、このセミナーは逗子で、平日夜の開催。仕事終わりに逗子へ移動して受講、翌日はシェアハウスから出勤しました。出勤の移動は大変だったものの、平日の空気を感じたことで 逗子という街が一層身近になり、ビジネスを拡大させる想いも膨らんだのです。

今は逗子から離れてしまいましたし、コロナでイベントは制限されている状況ですが、このとき関わった 人々との交流は今でも続いています。これまでも、そしてこれからも支えになるであろう「人とのつながり」に感謝です。

行動あるのみ!理想の部屋に出会い拠点を変更

行動あるのみ!理想の部屋に出会い拠点を変更
部屋からの眺め

シェアハウスに入居して丸3年となった2020年8月に、運命的な出会いがありました。それが、現在拠点としているアパートです。このアパート、実は2年前にも入居募集があり、ちょっと考えたことがあったのです。その時はまだシェアハウス生活を満喫したいという想いがあったため、内見にも行きませんでした。

ところが今回は、「一度見てみよう!」と行動に移していたのです。行ってみると、過去の物件写真にはなかったデッキと庭が整備されており、目の前の海を独り占めできる環境。「海なし県」に生まれ育った私には、これ以上ないほど理想の部屋でした。

コロナ禍で事業もままならない時でしたが、なんとなく「ここから再スタートをしたい」と直感し、その日のうちに入居を決めていました。

日の出から星空まで、24時間海辺の空を楽しめる場所

海の見える部屋は書斎となりました。耳に心地よい波音で仕事にも集中できます。
何も予定がない日には庭に出てのんびり。朝、昼そして夕方と、海の色が変わる様子をただ眺めるという、贅沢な時間を過ごすこともあります。夜は水面に映る月や、水平線近くの星がきれいに見えます。

眠くなったら寝て、日の出と共に起きる。
健康的な生活リズムも、海という自然と共に過ごしているからかもしれません。

子どもの頃からの憧れ空間を満喫でき、幸せを感じる日々。これを機に、デュアルライフを始めるきっかけとなった「海の見える場所で、ひとりになれる空間を 提供したい」という夢を実現させるべく、計画を立てて行こうと思います。

シェアハウスの入居を決めたときもそうでしたが、環境を変えるには「思いを行動に移してみる」ことが大切。まずは自分のやってみたいことを口にしてみる。それがきっかけで繋がった人に会いに行く。さらに自分が収集した情報を確認しに行く。そうすると、思わぬ出会いがあるかもしれません。

シェアハウスとアパート での暮らし方の違いとは

シェアハウスとアパート   での暮らし方の違いとは
一人暮らしとなった部屋で、のんびり読書

二拠点生活には色々な方法がありますが、私が経験したシェアハウスとアパートでの一人暮らし とでは、どちらにも良い面、工夫が必要な面がありました。

一人暮らしは周りに気を遣わないが、シェアハウスではオンライン会議もしづらい

シェアハウスは色々な人との交流で楽しかったのですが、周りに人がいるためオンライン会議などの時には話が筒抜けになってしまいます。静かな環境が必要な時には、テレワークプランのあるホテルを利用するなどしていましたが、アパートでは一人暮らしとなったこともあり、 周囲を気にする必要もなく仕事がしやすくなりました。
黙々と作業をするだけならシェアハウスでも十分なのですが、個室ではないドミトリーの部屋を検討される際には、オンライン会議などプライベートな環境を必要とする場合、その点も考慮したほうがよいでしょう。

シェアハウスは、水道光熱費を気にしなくてよい

設備が整ったシェアハウスでは、水道光熱費が家賃に含まれていることが多く、私のいたシェアハウスも同様でした。アパートへ拠点を移してから、そのありがたみを感じています。

シェアハウスは、アパート暮らしに必要な初期費用がかからない

アパート暮らしとなり、理想の空間とプライバシーを手に入れた反面、シェアハウスからアパートに拠点を変えたことで、生活に工夫を強いられる点が発生しました。
当然のことながら、家具や家電品を自前で用意しなければならないこと。シェアハウスには共同で使える設備が整っているので、入居すぐに生活することができ、設備的な初期費用がかかりません。

アパートでの週末のみの滞在は、 ゴミ捨てのタイミングが難しい

アパートでの週末のみの滞在は、 ゴミ捨てのタイミングが難しい
コンビニなどで購入した空き容器、空き缶などを実家へ持ち帰る

アパートでの週末二拠点生活、最大の問題はゴミの処理!シェアハウスでは住民が複数いるため、手が空いている人が収集日にゴミ出しをしていて、ゴミがたまることはありませんでした。
週末のみ滞在するアパート暮らしの場合、そうはいきません。ゴミ収集日となっている平日は埼玉に帰っているため、週明けにはゴミを自宅に持ち帰らなくてはならないのです。電車移動の私は、今でも大荷物を抱えての移動を繰り返しています。

そのため「いかにゴミの量を減らすか」を意識するようになりました。冷蔵庫がないため、その都度コンビニで食事を購入することが多いのですが、パッケージが小さくできそうかを考えて購入したり、ワインなどは紙パック入りのものを選ぶようにしたりしています。飲食店が多い地域ならば、地元の飲食店に通うのもいいですね。
物件探しの際には、いつでもゴミを出すことができるマンションを探すのも良いかもしれません。

今後アパート 拠点でやっていきたいこと

今後アパート 拠点でやっていきたいこと
部屋より広い庭で、海を見ながらバーベキュー

海が見え庭のあるこの環境を活かし、仕事で使う写真を撮ったりと、ハウススタジオ的に使ってみたりもしています。シェアハウスメイトを呼んで 庭でバーベキューするなど、家族・仲間との交流の場にもしていきたいなと企画中。
ひとりバーベキューも、ガス代が浮いてよいかもしれません。太陽光発電で蓄電し、仕事で使うパソコンも自家発電でまかなえたらとも考えています。

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