【上高地】真夏でも涼しい！初心者向けの王道観光スポット5選

上高地の中心地にある「河童橋」。澄みきった梓川の流れに架かる木造の吊り橋は、上高地を代表する風景です。

梓川の上流にそびえるのは穂高連峰。日本第3位でもある最高峰で、3190mの奥穂高岳をはじめ、北アルプスの登山家たちの憧れの名峰です。下流にそびえるのは、長野と岐阜の県境にある標高2455mの焼岳（やけだけ）。北アルプス有数の活火山で、火口からは白い噴煙が上がっています。

天気の良い早朝には穂高連峰や焼岳の雄姿を映し出し、神秘的な光景が人気の「大正池」。

大正時代、焼岳の噴火によって梓川がせき止められて一夜で出現しました。仰ぎ見る焼岳は今も噴気を上げる活火山です。

朝もやの神秘的な大正池を見るなら、上高地や沢渡での宿泊がおすすめ！朝夕と日中の気温差の激しい夏によく見ることができます。早朝は寒いので防寒を忘れないようにしてくださいね。

穂高神社奥宮の神域にある「明神池（みょうじんいけ）」。

ヒョウタン形で、一之池と二之池があり、かつては三之池がありましたが消失。湧き水でできた池なので、とても静かな水面をたたえています。また、明神池に行くに拝観料500円が必要です。

明神池で毎年10月8日に行われる、一年間の山の安全を願う穂高神社奥宮例祭に合わせて訪れるのもおすすめ！平安朝の優雅な神事をぜひ体験しましょう。

枯れた水草などが積もり、長い歳月をかけてできたとされる「田代湿原＆田代池」。穂高連峰を望める絶好の展望ポイントとしても知られています。

池の正面に見える霞沢岳や六百山からの伏流水をたたえる田代池は、冬でも凍結しない美しい池。梓川左岸の八右衛門沢などから押し出した土砂によって流れがせき止められて出来ました。

かつては広い水面が広がっていましたが、大雨による土砂の押し出しで陸化が急速に進み、水面も小さくなりました。

「上高地ホテル白樺荘のテラス」は、上高地随一の絶景を楽しめるビュースポット。

穂高連峰を眺めながら食べる信州ビーフカレーは格別の味です。信州産のリンゴやヨーグルト、スパイス、野菜を煮込んだカレーソースが信州牛と相性抜群！

河童橋のすぐ近くに建ち、観光の拠点にもぴったりです。宿泊利用するのはもちろん、散策途中の腹ごしらえにもうってつけのスポットです♪

初めての上高地旅行は、この記事でご紹介した5つの王道スポットを巡るだけでも十分に満喫できるはずです。

今回ご紹介したスポットをめぐる旅は、高低差も少ないので初めて訪れる方にも歩きやすくおすすめ。雄大な山景色は日常を忘れさせてくれるような贅沢な時間を過ごすことができますよ♪

各スポットの詳しい内容は「まっぷる 上高地 乗鞍・奥飛騨温泉郷」でもご紹介しています。ぜひ、本を片手に上高地観光をお楽しみください！