【日帰り弾丸】栃木をめぐる刀旅モデルコース！『まっぷる 刀剣乱舞トラベラーズガイド』で刀旅を楽しもう

まずは世界遺産でもある「日光の社寺」巡りから！

定番の『日光東照宮』を見学したら、刀剣ゆかりの『日光二荒山神社』へ。

1200年以上前に勝道上人（しょうどうしょうにん）が日光山を開いて以降、山岳信仰の中心となった『日光二荒山神社』。
ご神体は二荒山（現在の男体山）で、縁結びの神「大己貴命（おおなむちのみこと）」を主祭神として祀り、縁結び・開運祈願のパワースポットとして人気です。
良縁祈願はピンクのハートマーク付きの絵馬で。

ハート投げや輪投げなど、ユニークなの運試しも充実しています。

男体山の登山口にある『日光二荒山神社中宮祠』の宝物館に、祢々切丸の太刀が展示されています。日光駅からバスで約1時間の中禅寺湖畔にあるので、時間がある人は足をのばしてみて。

【日光二荒山神社中宮祠収蔵の刀剣情報】
●重要文化財 山金造波文 蛭巻大太刀（号 祢々切丸）
二荒山神社の御神刀のひとつ。刃長は216.6cm、全長は324cmにもなる日本最大級の大太刀。自然に鞘から抜けて、日光山中の「祢々」という化け物を退治したという伝説が残る。

ランチは、古き良き時代の建築美を楽しみながら、日光の旬を取り入れた、やさしい味わいの洋食を。

『カフェレストラン ふじもと』は日光の社寺にほど近い森の中にあり、国登録有形文化財となっているレストラン。カジュアルな雰囲気の中にクラシカルな趣が漂います。

おすすめは、フレンチシェフが作る深みのある無添加カレー「伊達鶏のコンフィと彩り野菜のスパイスカレー」（2200円）。季節に合わせた有機野菜が彩りを添えます。

日光から足利まで向かう途中、電車の乗り換えの合間に栃木市を散策するのもおすすめ。風情ある蔵の街を遊覧船から眺められますよ。

日光から栃木までは東武線特急で約1時間、栃木から足利へはJRで約30分です。

『足利市立美術館』では、足利ゆかりの芸術作品から現代アートまで、さまざまな企画展を開催しています。刀工国広が訪れた「足利学校」とあわせて、文化・歴史めぐりを楽しんでみては。

【足利市民文化財団所蔵の刀剣情報】
●重要文化財 刀 銘 九州日向住国広作 天正十八年庚刁貳月吉日平顕長（山姥切）
天正18年（1590年）に当時の足利領主・長尾顕長が国広に命じて打たせたと伝わる名刀。2024年に足利市民文化財団が取得し、2025年2月～3月に足利市立美術館にて「山姥切国広展」が開催された。今後も特別展などでその魅力を発信していく予定。

栃木旅のフィナーレを彩るのは幻想的なイルミネーション！

『あしかがフラワーパーク』は、10万㎡という広大な敷地に季節の花々が咲き誇り、CNNが選ぶ「世界の夢の旅行先」に日本で唯一選出された人気スポット。

4月中旬～5月中旬は藤のライトアップ、10月中旬～2月中旬は冬のイルミネーションが開催され、最大21時まで満喫できますよ。

刀剣ゆかりの地を中心に、栃木らしい見どころを満喫するモデルコースをご紹介しました。

日光へは、浅草から東武鉄道の特急電車で約2時間。新型特急「SPACIA X（スペーシアエックス）」なら、伝統工芸を現代的に取り入れたスタイリッシュな空間で優雅な列車旅が満喫できますよ。

栃木旅のベストシーズンは紅葉が美しい秋。日光の冬は寒さが厳しく、1・2月は氷点下になることもありますが、美しい雪景色も魅力です。

さらに詳しい内容は『まっぷる 刀剣乱舞トラベラーズガイド』でご紹介しています。ぜひ、この本を片手に栃木の刀剣旅をお楽しみください！