
更新日: 2024年8月8日
【徳島】大谷焼の窯元めぐり! お気に入りの器探しに!
鉄分を含んだ赤土で焼く大谷焼は、ざらりとした風合い、金属的な光沢を感じる陶肌が特徴。次世代による新たな作品作りにも注目が集まる焼物の里をめぐってみよう。
大谷焼とは
特産の藍を保存する甕として発達した大谷焼は、約230年の歴史を誇る伝統工芸品。「寝ロクロ」「蹴ロクロ」で作る大物陶器で有名だが、日用雑器も多い。現在は6軒の窯元があり、買い物はもちろん、作陶体験も楽しめる。
窯元 森陶器の登り窯は国登録有形文化財
大物陶器を作る場合は、今も寝ロクロ・蹴ロクロで成型する
【大谷焼】矢野陶苑
創業140年以上の歴史を誇る窯元。使いやすさを追求した新ブランド「SUEKI」シリーズに注目が集まっている。
【体験DATA】
◆作陶体験 2000円~
◆絵付け体験 800円~
※いずれも予約制
ふくろうボウル 900円
くちばしと目、小さな耳を器に施したデザインがポイント。小物入れとして使っても◎
矢野陶苑
- 住所
- 徳島県鳴門市大麻町大谷久原71
- 交通
- JR鳴門線阿波大谷駅から徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉店)、日曜は9:00~
- 休業日
- 無休(12月30日~翌1月3日休)
- 料金
- 陶芸体験=2000円~/絵付け=800円~(湯呑、皿)、1200円~(コーヒーカップ)/
【大谷焼】窯元 森陶器
自家製の陶土を使い、睡蓮鉢の大物からカップや小皿の食器まで幅広く手掛ける。敷地内にある登り窯は内部見学も可能。
【体験DATA】
◆作陶体験 2160円~
◆電動ロクロ 3240円~
◆絵付け体験 810円~
※いずれも予約制
カップ&ソーサー 1個1994円~
素朴で温かみのある色合いのカップ&ソーサーがたくさん。デザイン、色もさまざま
オーレボール 各3024円
たっぷりのカフェオレを入れたり、スープを注いだり使い方いろいろ
豆皿 花 各1188円
野花を思わせる素朴な豆皿。白チタン、黒ゴス、黄のほか、赤もある
焼酎カップ 2700円
何層もの青がグラデーションを描くカップは、透き通るような色合いが印象的
窯元 森陶器
- 住所
- 徳島県鳴門市大麻町大谷井利の肩24
- 交通
- JR鳴門線阿波大谷駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉店)、日曜は9:30~16:30(閉店)、作陶体験は要予約
- 休業日
- 無休、工房は日曜(12月29日~翌1月2日休)
- 料金
- 手びねり1点製作=2160円(土1kg)/絵付け=810円~(小サイズ丸皿、角皿)、1080円~(湯呑、飯茶碗)、1620円~(マグカップ、角皿、丸皿)/大谷焼のコーヒーカップ=1944円~/電動ロクロ体験=3240円(作品1個の焼成費含む)/(作品発送料別途)
【大谷焼】大谷焼 元山窯 田村陶芸展示館
10代目が営む老舗窯元。大物陶器や作家性の強い作品、食器類まで種類豊富。鳴門の海を思わせる美しい青色に定評がある。
【体験DATA】
◆手びねり体験 1620円~
◆電動ろくろ体験 2160円~
◆絵付け体験 864円~
※いずれも予約制
箸置き 1個324円~
ポップでキュートな箸置きは数十種類そろう。阿波おどりなど徳島モチーフもある
フラットディッシュ 6480円・パスタ皿 4320円ほか
藍色や瑠璃色、水色など多彩なブルーのバリエーションが自慢。小鉢から平皿までラインナップも豊富
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】まっぷるマガジン編集部
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