鹿児島市内観光おすすめ王道スポット!
鹿児島市内に点在する主要観光スポットをめぐるときに便利なのが、鹿児島市営バスが運行する周遊バス「カゴシマシティビュー」。本誌では、2018年1月に改正される運行ダイヤでスムーズに観光できるモデルコース...
日本一の生産量を誇る黒豚をはじめ、鹿児島を訪れたなら食べるべきご当地グルメがてんこもり。地元で評判が高い30店を、まっぷるが厳選。おなかをすかせて、いざ鹿児島へ!
鹿児島といえば、これはマスト♪
鹿児島に来た旅行者の多くが味わっているグルメといえば、ミルク味のかき氷に、「白熊の顔」に見立てて季節のフルーツをトッピングした氷菓「しろくま」。その元祖といわれる「天文館むじゃき」は、夏はもちろん、真冬であっても「しろくま」目当ての客で大盛況。この店では、オーソドックスな「白熊」のほか、ソフトクリーム、プリン、焼酎などでアレンジした全15種類の「白熊」をラインアップしている。【天文館周辺】
予算:800円、カード:不可
しろくま
「しろくま」の誕生には諸説あるが、創業昭和24(1949)年の大衆食堂「天文舘無邪気」が元祖といわれる。当初は、フルーツをカラフルにトッピングした現在のものとは異なり、シンプルな見た目が白熊に似ていたことから、この名が付いたのだとか。
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●ソフト白熊 825円
●プリン白熊 825円
●焼酎みぞれ 660円
白熊 720円
繁忙期の盆休みには1日4000食を売り上げる看板メニュー。14種類のフルーツやゼリーが盛り付けられている
記念写真を撮ろうよ
天文館のアーケードの中にある
ぜったい食べてほしい!! 衝撃的なおいしさです。
創業昭和52(1977)年。鹿児島グルメの超定番とされる黒豚のしゃぶしゃぶを全国区にした名店。ほんのり甘く、奥深いうまみをもつ黒豚のおいしさを研究したすえに生まれたという、この店のしゃぶしゃぶは、バラ肉はスープにくぐらせてそのまま、ロースは卵スープにつけて食べる。【天文館周辺】
予算:昼4000円/夜6000円、カード:可
かごしま黒豚
品質、生産量ともに日本有数のかごしま黒豚は、ぜひとも食べたい鹿児島の食の代表格。さつまいもを加えた飼料を与え、通常の1.3倍の期間をかけて育てた肉はアミノ酸、ビタミンEともに豊富で、「白身」と呼ばれる脂はしっとりと甘い。
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●特選黒しゃぶメニュー昼3240円~、夜4320円~
●バラカツセット(昼のみ)1480円
●ロースカツセット(昼のみ)1480円
※しゃぶしゃぶはサービス料別途
特選黒しゃぶメニュー維新コース 一人前4320円
特選黒しゃぶ肉に、野菜、小鉢、特選手延細うどん、デザートがセットになったコース※サービス料別途
【金色スープ】スープのレシピは秘密。あっさりとした和風味ながら、うまみが濃い
【黒豚】バラの花をイメージして真ん中はバラ肉、まわりはロース
【うどん】最後の締めは長崎県島原でつくられるこしのある手延べうどん
黒豚を鍋でしゃぶしゃぶしたあと、卵スープにつけて口の中へ
1階はテーブル席、2、3階は座敷、個室
本格「薩摩料理」の老舗はココ。
創業昭和41(1966)年、鹿児島を代表する本格薩摩料理の店。キビナゴの刺身、黒豚のとんこつなど、吟味した地元の産物と伝統の調理法でつくる「正調さつま料理」が味わえる。おすすめは薩摩料理コース。【天文館周辺】
予算:昼1500円/夜3500円〜、カード:可
薩摩料理
鹿児島の食文化には、琉球や南西諸島をルーツとする料理も多い。甘い醤油や黒糖などで味付けした料理は焼酎との相性もいい。地元で「つけあげ」と呼ばれる、魚のすり身を菜種油で揚げたさつま揚げ、具だくさんのさつま汁など、レパートリーが豊富。
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●さつま料理/黒豚しゃぶランチ1500円~
●さつま料理コース3000円〜
●黒豚しゃぶしゃぶコース3000円〜
※1階以外の個室はサービス料10%
キビナゴの刺身
キビナゴの刺身は、薩摩料理の定番で、酢味噌をつけて食べるのが鹿児島流。旬は5月から6月。
酒ずし
薩摩の殿様料理。たけのこ、鯛、えびなど山海の幸をトッピングし、地酒をたっぷり使って発酵させた押しずし。
とんこつ
豚のアバラ肉を焼酎や合わせ味噌で煮込み、大根、こんにゃく、黒砂糖、ショウガを加えてさらに煮込んだ薩摩の郷土料理。
黒豚のうまみがジュワ~っと広がるんです!
休日ともなると開店前から行列ができる人気のとんかつ専門店。霧島高原で飼育した黒豚を、独自に熟成させ、薄い衣をまとわせてカラリと揚げたとんかつは、外はサックリ、中はほんのりピンク色。肉質が繊細で、肉汁をたっぷり含んでいて、食べるとうまみがジュワ~っと広がる。【中央駅周辺】
予算:昼900円/夜1500円、カード:不可
上黒豚ロースカツ定食250g 2500円
卓上のソースのほか、岩塩、からし、マヨネーズは申し出ると出してくれる。上黒豚ヒレカツは200g2500円
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●上ヒレカツ定食200g1800円
●ロースカツ定食150g1100円
●黒豚ハンバーグ定食1200円
平日の午前と午後のスタート時にあたる11時30分と夕方5時のみ、予約OK。時間厳守
名産の黒豚&黒牛を「せいろ蒸し」で。
JA鹿児島県経済連の直営店。鹿児島の名産品である黒豚と黒牛をせいろ蒸しで楽しむことができる。上段に肉、下段に季節の野菜を敷いた蒸し料理で、素材のもち味をあっさりと堪能することができる。【天文館周辺】
予算:昼2500円/夜7000円、カード:可
鹿児島黒牛・黒豚・黒さつま鶏三種味わいせいろ蒸し 一人前5700円~
黒牛、黒豚、黒さつま鶏の3種を一度に味わえるよくばりなセット。野菜、ごはん、デザートなどが付く
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●鹿児島黒豚せいろ蒸し一人前4700円
●鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ一人前4500円
●鹿児島黒豚せいろ蒸し(ランチ)一人前2900円
※夜はサービス料10%
空間&プライスがカジュアルな、本格郷土料理店。
シックな店内にカラフルな椅子を配していて、和食の店とは思えないカジュアルさ。オーソドックスな和食がある一方、キビナゴアンチョビソースが効いた「酒盗ネーゼのピザ」(1058円)や「六白黒豚しゃぶしゃぶと生湯葉ロール」(1026円)などの創作料理も味わえる。【天文館周辺】
予算:昼1000円/夜4000円、カード:可
特上六白黒豚しゃぶしゃぶ膳 2700円
鹿児島の郷土の味をギュっと詰め込んだメニューは昼、夜とも注文OK。昼は味噌汁付きで、ごはんはおかわり自由
(六白黒豚のバラ肉、枕崎産カツオ節の白だし、甑島産のキビナゴの刺身、さつま地鶏の刺身、特製白ポン酢、黒豚入りメンチカツ、鮫島屋のさつま揚げ、伊佐・大口町の井手口さんの銀シャリ)
櫻壽名物シメサバサンドウィッチ 778円
しめさばは絶妙な酢加減、しめ加減で、きゅうり、トマトをわさびマヨネーズがまとめている
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●薩摩三昧溶岩焼盛合せ一人前2646円
●一人鍋 六白黒豚のしゃぶしゃぶ一人前1512円●
さつま地鶏コロコロ鉄板1059円
じつは、うなぎの産地なんです。
天文館の中心部にある創業80年を超えるうなぎ専門店。作家の椋鳩十が絶賛したことで知られるかば焼きは、大隅産のうなぎを使い、独自のタレと備長炭で焼き上げる。【天文館周辺】
予算:2000円、カード不可
養殖うなぎ
現在、日本で食べられるうなぎの99%は養殖。その水揚げ量日本一が鹿児島だ。温暖な気候とシラス台地で磨かれた地下水がくさみのない、おいしいうなぎを育てる。天文館にある「うなぎの末よし」は、県内外で有名な老舗。
うな重(松) 2760円
ぜいたくにも一尾のうなぎを使っていてこの値段は、産地なだけあってリーズナブル。肝吸いのかわりに、肝入りの味噌汁が付く
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●うな重梅 1420円
●うな丼 980円~
●うなぎ弁当 1420円
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