【弘前】地酒と一緒に津軽料理を味わう!
津軽の山海の幸がもたらす個性的な郷土食。素朴な味わいとともにいただきたい地酒も充実している。津軽三味線の生演奏が聴ける三味線酒場での一献も、旅の思い出づくりにおすすめ。...
日本一と謳われ、毎年200万人を超える見物客でにぎわいをみせる桜の祭典。平成30年にこの弘前さくらまつりは100周年を迎える。淡いピンク色に染まった豪華絢爛なさくらまつりを訪ねてみよう。
日本でも屈指の桜の名所、弘前公園で4月21日〜5月6日に開催。満開の桜と老松の緑など数々の絶景を楽しみに、多くの観光客が押し寄せる。公園一帯が華やかなムードに。
富士見橋と岩木橋に無料臨時駐車場が設置される(どちらも弘前公園まで徒歩20分)。土日祝は公園周辺道路が渋滞するので、JR弘前駅周辺の駐車場を利用しよう(徒歩30分)。
公園内にはソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、ヤエザクラなど、52品種、約2600本の桜が咲き誇り、品種ごとの花の違いが楽しめる。
弘前雪明かり
満開時は純白になる。三の丸で見られる
ヤエベニシダレ
淡紅紫色。本丸、二の丸、北の郭に咲く
ウコン
黄色の花が特徴。本丸、三の丸で見られる
ガイドの申し込みは公園内の特設テントへ。
受付 9:00~16:00
無料
船頭が漕ぐ和船で中濠をゆったりと進む20分間。
9:00~16:30
1000円
公園内を優雅に人力車で15分ほどの散策が楽しめる。
要問い合わせ
有料
花びらがお濠を埋め尽くす
お濠に散った花びらがかたまりをつくって、水面をピンクに染め上げる。風が吹くたびに形を変える桜色のいかだはロマンティックで見飽きることがない。お濠の各所で見ることができる。
水面を漂う桜の花片はまさに「いかだ」さながらの様子
ひと際華やぐ散策路
西濠沿いの散策路は通りの左右に桜が植えられ、満開の頃には華やかなトンネルをつくる。周囲を淡いピンクに染め上げるほど咲き誇った桜の下をのんびり歩くと、優雅な気分に浸れる。
約360m続く桜並木。頭上を桜が覆う様子は圧巻だ
移転中の天守と桜、岩木山を一望
石垣修理のための移転が完了した天守。山頂に雪が残る岩木山と満開の桜とのコラボレーションが楽しめる。天守の前には展望スペースも設置され、絶好のアングルから見学できる。
岩木山が背景となる弘前城は数年間だけのお楽しみ
ボートに乗って水面から桜を眺める
両岸の桜が水面にうっすら影を落とし、カモが羽を休める姿にも心がなごむ。ボートから見る眺めは格別。アメリカの桜の名所、ポトマック河畔に似ているともいわれる。
ボートはさくらまつり期間中の9〜17時、1時間1000円
朱塗りの欄干が美しい撮影スポット
築城当時、杉材で造られたため杉の大橋と名付けられた。朱塗りの欄干と黒塗りの橋げたとのコントラストが美しく、一面が桜に包まれるとさらに絶景に。桜の散り始めには、お濠の花いかだとともに楽しめる。
追手門を通り本丸へ向かう途中に架かる橋
公園内に設けられた屋根付き桟敷席で、天気を気にせずお花見が楽しめる。津軽三味線の生演奏を聴きながら、特製のお花見弁当や地酒をいただく贅沢なひとときを過ごそう。お弁当プラン5000円、完全予約制。
http://machi-aruki.sakura.ne.jp/
園内の一角に桜の木々の折り重なりからハートに見える箇所が!目印としてハートが付いた切株があるので、探してみよう。
まつりの期間中は日没〜22時の間、園内がライトアップ。昼間とは違った艶麗な桜の美しい景観に感動すること間違いなし!
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