更新日: 2024年6月27日
信濃追分 文豪に愛された宿場町を観光する! おすすめスポットをご紹介
ハイセンスなリゾート感が漂う軽井沢に対し、中山道と北国街道の分岐点に位置し、宿場町として繁栄した信濃追分。
追分宿とは、浅間根越の三宿(追分、沓掛、軽井沢)のひとつで、江戸時代に栄えた交通の要衝でした。中山道有数の宿場町の面影や、歴史が学べるスポットも多数点在しています。
当時の面影が色濃く残り、多くの文人にも愛されたこの町をのんびり散策しましょう。
目次
- 【信濃追分×観光】旅先で見つけるお気に入りの一冊「追分コロニー」
- 【信濃追分×観光】江戸時代に栄えた宿場町の歴史を凝縮「追分宿郷土館」
- 【信濃追分×観光】由緒ある旧旅館の建物から文化を発信「信濃追分文化磁場 油や」
- 【信濃追分×観光】軽井沢を愛した堀辰雄の文学に触れる「堀辰雄文学記念館」
- 【信濃追分×観光】おみやげにしたい雑貨がいっぱい「布来籠工房 ままごと屋。」
- 【信濃追分×観光】香り高い石臼挽きの手打ちそば「きこり」
- 【信濃追分×観光】荒ぶる浅間山の鎮静を祈願する神社「浅間神社」
- 【信濃追分×観光】幕府の取り決めを庶民に伝える掲示板「追分宿高札場」
- 【信濃追分×観光】堀辰雄も愛した歯痛よけの石仏「泉洞寺」
- 【信濃追分×観光】2つの街道を分ける旅の道標「追分の分去れ」
【信濃追分×観光】旅先で見つけるお気に入りの一冊「追分コロニー」
「エコロジー&エコノミー」をテーマに、店主が厳選した幅広いジャンルの古本を扱う。椅子や照明にまでこだわった併設のカフェスペースで、自分だけの本の世界に没頭できる。【古本屋&カフェ】
子連れ:OK(本に興味ある子のみ)、ペット:NG
村の古本屋「追分コロニー」
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町追分612
- 交通
- しなの鉄道信濃追分駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 12:00~17:00頃
- 休業日
- 月~水曜、祝日の場合は営業、8月は無休(年末年始休、臨時休あり)
- 料金
- コーヒー、紅茶=各400円(本を購入で300円)/(本を購入した場合は100円引)
【信濃追分×観光】江戸時代に栄えた宿場町の歴史を凝縮「追分宿郷土館」
最盛期には70軒を超える旅籠が建ち並び、中山道有数の宿場町として繁栄した追分宿。当時の宿場資料を配して再現された茶屋など、さまざまな資料で宿場の歴史を紹介する。【歴史博物館】
追分宿郷土館
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町追分1155-8
- 交通
- しなの鉄道信濃追分駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 水曜、祝日の場合は開館、7月15日~10月は無休(GWは開館、12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 入館料(「堀辰雄文学記念館」と共通)=大人400円、小・中・高校生200円、未就学児無料/(20名以上で団体割引あり、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳持参で本人と同伴者1名無料)
【信濃追分×観光】由緒ある旧旅館の建物から文化を発信「信濃追分文化磁場 油や」
堀辰雄をはじめ、多くの文化人に愛された旧油屋旅館の建物を利用。ギャラリーやカフェ、古書店など個性豊かな店舗がひしめき合う新たな文化の発信地として注目を集める。【コミュニティスポット】
秋にはイベントも開催 ホンモノ市
地元の作家が参加する「ホン=本」と「モノ=アート・クラフト」を展示販売
信濃追分文化磁場 油や
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町追分607
- 交通
- しなの鉄道信濃追分駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 4月下旬~11月上旬
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 休業日
- 期間中火・水曜(夏期は無休)
- 料金
- 無料
【信濃追分×観光】軽井沢を愛した堀辰雄の文学に触れる「堀辰雄文学記念館」
『風立ちぬ』などの作品で知られる作家、堀辰雄。軽井沢をこよなく愛し、晩年を過ごした追分の旧宅を記念館として公開。直筆原稿や愛用品を通して堀文学の魅力に触れてみよう。【記念館】
堀辰雄文学記念館
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町追分662
- 交通
- しなの鉄道信濃追分駅からタクシーで10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 水曜、祝日の場合は開館、7月15日~10月は無休(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 入館料(「追分宿郷土館」と共通)=大人400円、小・中・高校生200円/(団体割引あり、各種障がい者手帳持参で本人と同伴者1名割引あり)
【信濃追分×観光】おみやげにしたい雑貨がいっぱい「布来籠工房 ままごと屋。」
築250年を超える旅籠を改装した雑貨店。古布の小物や手編みのかごといった作家の手作り作品のほか、アンティークの食器や古布なども並ぶ、雑貨好きにはたまらない品ぞろえ。【雑貨店】
布来籠工房 ままごと屋。
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町追分604
- 交通
- しなの鉄道信濃追分駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 4~12月
- 営業時間
- 11:00~17:00(時期により異なる)
- 休業日
- 期間中火・木曜不定休、水曜(GW・盆時期は営業)
- 料金
- 地元産ツルカゴ=2000円~/布コースター=250円~/古布=100円~/
【信濃追分×観光】香り高い石臼挽きの手打ちそば「きこり」
石臼挽きした地元産のそば粉で作る、細打ちで香り高いそばが自慢の店。大きなエビ天がのったえびおろしそばや、2種類のそばが同時に楽しめるあいもりそばなどが人気。【そば店】
子連れ:OK、ペット:NG
きこり
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町追分119-7
- 交通
- しなの鉄道信濃追分駅から千曲バス三ッ石公民館行きで10分、追分入口下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~15:00(閉店)、17:00~20:00(閉店)、土・日曜、祝日は11:00~20:00(閉店)
- 休業日
- 火曜、祝日の場合は翌日休、8月は無休(年始休)
- 料金
- そばがき=850円/あいもりそば=1200円/えびおろしそば=1400円/
【信濃追分×観光】荒ぶる浅間山の鎮静を祈願する神社「浅間神社」
浅間山の火山活動の鎮静を祈願して建立され、明治天皇の勅祭も行なわれた神社。境内には松尾芭蕉が噴火について詠んだ句碑も。【神社】
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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