長崎【佐世保バーガー】が食べたい! イチオシ7軒!
米海軍基地があり、街並みや食文化に「アメリカ」を感じる長崎県佐世保市。 数あるグルメのなかで、本場アメリカのハンバーガーを佐世保流にアレンジした「佐世保バーガー」は、ご当地バーガーの先駆的存在です。...
潮風にのって「アメリカ」が薫る港町、長崎県佐世保市。
今回は、港町佐世保ならではのグルメをご紹介します。
古くから親しまれる洋食メニューやビックリサイズのスイーツなど、地元っ子が愛してやまないご当地グルメが勢ぞろい。
どこかアメリカンな雰囲気漂う名物グルメを堪能しましょう。
分厚いステーキが主流だった頃に、日本人の口に合うようにと考案。薄切り肉と醤油ベースのレモン風味ソースが特徴です。
佐世保港近くのカフェ。異国情緒あふれるアイテムを飾った店内で、チキンかハンバーグを選ぶロコモコをはじめ独自のスタイルの洋食が味わえる。長崎和牛や佐賀牛を使ったレモンステーキは人気メニューの一つ。ドリンクメニューも充実している。
SASEBOふわふわレモンステーキ 100g 1480円 / 150g 1880円 / 200g 2280円
熱い鉄板に黒毛和牛の肉を盛り、ソースをかけた状態で出てくる。火を通しながら食べる
大型複合施設のさせぼ五番街近くにある
創業48年を超えるレストラン。長崎県産牛、佐賀牛を使ったレモンステーキは、醤油ベースのソースがからんで美味。テイクアウトのみのレモンステーキ弁当(1900円)は一日10食限定。黒毛和牛100%、パテが120gの佐世保バーガー(650円)も評判が高い。
レモンステーキ 2500円
サラダ、ライス付き。平日のランチのみ2200円で味わうことができる
鉄板に残ったソースに、ごはんをからめて食べるのが地元流
カウンター8席とテーブル20席がある
創業昭和61(1986)年の洋食レストラン。先代オーナーシェフはレモンステーキ考案者のひとりでもある。レモンステーキを筆頭に、じっくり煮込んだビーフシチューなど昔ながらの洋食を楽しむことができる。
レモンステーキセット 1480円
鉄板が熱いうちに肉をひっくり返し、野菜を肉の真ん中に置いて丸めて食べるのもおすすめ
テーブル席と座敷があり、幅広く利用できる
明治期の海軍のレシピ本『海軍割烹術参考書』にあるシチュードビーフをもとに、現代風に仕上げた一品。各店のアレンジが光ります。
佐世保第一ホテル内にあるレストラン。牛スネ肉を3時間ほどじっくり煮込んでつくる「海軍さんのビーフシチュー」の評判が高い。大きめの肉や野菜が入っていて、食べごたえがある。
海軍さんのビーフシチュー 980円
朝食時以外の昼と夜のグランドメニュー。ごはん、刺身、サラダなどがセットになったメニューは1720円
ホテルの2階にある「レストラン チャペル」の店内
佐世保銘菓「ぽると」を販売するぽると総本舗が併設するパーラー。海軍さんのビーフシチューをはじめ、レモンステーキや入港ぜんざいなど佐世保のご当地グルメがそろう。大ジョッキを使ったチャレンジパフェが名物。
海軍さんのビーフシチュー 1210円
肉や野菜は大きめで満足感がある。時間をかけて煮込んだデミグラスソースとのハーモニーが楽しめる
創業昭和26(1951)年。地元の人たちに親しまれている昔ながらの味と雰囲気は今も変わらず
旧日本海軍時代、母港への帰港前夜に、長い航海の慰労と無事帰港できたことを祝って、船中でふるまわれていたぜんざい。餅、白玉、鯛焼きなど、入っているものは店ごとに異なります。
昼はうどんとそば、夜はワイン居酒屋の「ムギハン +plus」のぜんざいは、佐世保の入港ぜんざいのなかでも、ひときわ目立つ鯛焼き入り。かつて鯛焼き屋も営んでいたことから、今も鯛焼きは自家製のもの。
入港ぜんざい 600円
ぜんざいも鯛焼きも甘さはひかえめ。マシュマロがまろやかさをプラス
白石一文著『どれくらいの愛情』に、同店の入港ぜんざいの記述が!
国道35号沿い、松浦鉄道の高架下にある
佐世保産の赤マテ貝をはじめ、あさり、ほたてなどの貝エキスに、大豆の搾り汁を合わせ、秘伝の塩だれを加えたスープ「貝白湯」が特色です。
豚骨や鶏ガラを使わず、貝と大豆がおいしさの軸になっている貝白湯スープ。しっかりとしたこくとうまみがありつつ、あと味はあっさり。体にしみわたるような滋味がある。麺を食べ終わったあとのスープに入れて食べる「ダンクライス」(150円~)も名物。
砦 800円
らーめん砦のスタンダード。貝白湯スープのおいしさがよくわかる
店内はカウンター7席とテーブル4席
地元に古くからあるファミリーレストラン「蜂の家」といえば、直径10cmを超える巨大なシュークリーム。佐世保を訪れたからには必食です!
佐世保ローカルのファミリーレストランの名物といえば、フルーツ入りのジャンボシュークリーム。直径10cmを超えるビッグな存在で、中にりんごのコンポートやバナナが入る。ジャンボシュークリームはテイクアウトもOK!
ジャンボシュークリーム 486円
ラム酒が効いたカスタードクリーム、バナナ、りんごのコンポート、キウイが入っている。さらに大きい10個分のサイズの軍艦シュークリームは4320円
はちみつと練乳を配合した自店製のスカッチソースがポイント。かけて食べると、おいしさがさらに倍増
創業昭和26(1951)年。三ヶ町アーケード内にある
旧日本海軍時代のレシピ本からヒントを得たケーキ。コーヒーを練り込んだスポンジと、キャラメルクリームに包まれたムース仕立てのライスプリンのバランスが絶妙です。
ショーケースには佐世保開港ロールをはじめ、ケーキ、タルト、焼き菓子など宝石のようにカラフルな洋菓子が並ぶ。旬のフルーツをメインに、季節感あふれるケーキは評判がいい。
佐世保開港ロール 1本 1296円
バレンタインデーやクリスマスなどの催事に合わせたディスプレー
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