【岩手】こんなところ!エリア&基本情報をチェック!
世界遺産の古都や、民話が息づく山あいの里、風情あふれるみちのくの城下町など、魅力的な見どころが点在する岩手県。三陸海岸から八幡平の山々まで、見ごたえある雄大な自然景観も余すところなく楽しみたい。...
言葉をたどりもっと賢治さんの世界へ
詩人として、作家として、人々の心を揺さぶる言葉を残している賢治。ゆかりの地をめぐりながら、賢治が生きた足跡と言葉をたどって、さらに奥深い賢治の心の世界を感じ取っていこう。
[JR花巻駅から車で6分]
渇水時に現れる白い岩肌が、ドーバー海峡の白亜の海岸に似ていることから賢治が命名した河岸。賢治は川沿いを散策し、思索にふけった。
全くもうイギリスあたりの白亜の海岸を歩いてゐるやうな気がするのでした
『イギリス海岸』
現在はダムで川の水量を調節しているため、川床の岩肌はめったに見ることはできない。
[JR花巻駅から車で6分]
賢治が英語や農作物についての授業を行なった花巻農学校の跡地。賢治の『早春』の一節を刻んだ詩碑や賢治にちなんだモニュメントが立つ。
いま来た角に二本の白楊(ドロ)が立ってゐる
『春と修羅』第二集
自費出版した詩集『春と修羅』にも、「どろの木」としてギンドロ(銀白柳)が登場する。賢治はこの孤高の木を愛したという。
[JR花巻駅から車で10分]
宮沢賢治詩碑の駐車場から約600mの場所にある畑。賢治は羅須地人協会という私塾を設立、この地で自給自足の生活を送った。
ヒデリノトキハナミダヲナガシサムサノナツハオロオロアルキ
『雨ニモマケズ手帳』
教師を辞職後、自耕生活をしていた場所。有名な「下ノ畑ニ居リマス」の畑がここ。現在も畑として使われている。
[JR花巻駅から車で35分]
遠野市内を流れる宮守川に架かるJR釜石線の橋梁。大正から昭和初期の鉄道土木技術の高さを示すものとしても貴重な建造物。
ほんたうにジョバンニは、夜の軽便鉄道の、小さな黄いろの電燈のならんだ車室に、窓から外を見ながら座ってゐたのです。
『銀河鉄道の夜』
JR釜石線の前身である「岩手軽便鉄道」は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のモデルと言われている。1年を通して夜間ライトアップされるめがね橋は、物語を連想させ幻想世界へと誘う。
[JR花巻駅から車で5分]
『銀河鉄道の夜』に出てくる「白鳥の停車場」のモデルとなった場所とされるイギリス海岸そばに立つ。レトロな外観は撮影スポットとしても人気。
もうぢき白鳥の停車場だから。ぼく、白鳥を見るなら、ほんたうにすきだ。川の遠くを飛んでゐたって、ぼくはきっと見える
『銀河鉄道の夜』
『銀河鉄道の夜』に登場する「白鳥の停車場」。物語で停車場そばにあるとされるイチョウの木は、イギリス海岸近くの小舟渡八幡宮のイチョウの大木がモデルという説もある。
[JR花巻駅から徒歩で10分]
大正12(1923)年創業のそば店。花巻発祥の名物わんこそばもメニューにあるので、挑戦してみよう。
“今日はBUSH(ブッシュ)へ行きましょうか”
『賢治随聞』関登久也著
職場である花巻農学校と住居の中間にあった「やぶ屋総本店」。賢治はここの天ぷらそばとサイダーが大好物で、同僚を「ブッシュ」(藪の意)へ行こうと頻繁に誘ったという。
イギリス海岸沿いにある無料休憩所のくるみの森では、「賢治なりきりセット」を貸し出してくれる。「月夜のでんしんばしら」の前で記念撮影をしよう。
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