【東京観光】家族におすすめ!体感できる厳選レジャースポット!
東京観光はスポットの多さに目移りしてしまうもの。そこで子供も大人も楽しめる体感・体験型のレジャースポットを厳選して紹介します。見て・触れた・感じることで五感が刺激され、東京観光の思い出はより楽しいもの...
更新日: 2022年12月22日
令和を迎えた現在、当時を知る世代だけではなく、若者世代にも人気が高まっているのが「昭和レトロ文化」。
その波はカフェ文化にも波及し、東京でも「カフェ」とはひと味違う「レトロ喫茶店」が「エモいインスタ映えスポット」として人気を集めています。
そこで今回は、老舗からネオレトロな雰囲気が人気の喫茶店まで、東京のレトロ喫茶20店 をご紹介します!
世田谷・代田の住宅街の中にひっそりとたたずむ「世田谷邪宗門(じゃしゅうもん) 」は、とある喫茶店からのれん分けを許され、1965年に開業した名店です。
とある喫茶店というのは、かつて国立の地にあった伝説の喫茶店「邪宗門」。個性的なオーナー(邪宗門系列の店では伝統的に「門主」の呼称を使用)を慕い、多くの常連客で賑わっていたものの、名物オーナーの逝去と共に、2008年に惜しまれながら閉店しました。
中央の七宝焼は門主 のお連れ合いの力作
本家の邪宗門がそうであったように、店内はアンティークな品々が所狭しと飾られています。店の奥にはジュークボックスが置かれ、門主のお連れ合いが好きだったという美空ひばりの資料が並べられた空間があり、ファンの憩いの場ともなっているといいます。
あんみつ珈琲 800円(税込)
店の名物メニューは「あんみつ珈琲」で、自家製寒天の上にあんとアイスクリームがのせられ、蜜の代わりにコーヒーをかけていただきます。あん、アイスクリーム、コーヒーの3つの味の取り合わせが絶妙で、甘い物が苦手な人でもペロリと食べられてしまう、クセになる味わいです。
「世田谷邪宗門」オーナーの作道明門主(中央)と息子さんご夫婦
国立・邪宗門の魅力に惹かれてのれん分けを希望した門主でしたが、のれん分けを許される必須条件が「マジシャンであること」だったそうです。門主は頭販売員だった初代・引田天功氏にも手解きを受けたという経歴の持ち主で、無事のれん分けを許されて開店に至ったそうです。
アニメ『境界の彼方』の中で描かれたことから今やファンの聖地となっている
一歩店内に入ると、昭和の香りが漂う今や貴重な純喫茶には、訪れるだけで心休まる雰囲気があふれています。
※新型コロナウイルス感染対策
入店時のマスクの着用/手指アルコール消毒/検温/換気/従業員のマスク着用/テーブル等のアルコール消毒 など
現在、都内に唯一残る都電の荒川線「庚申塚(こうしんづか) 」停留所のホーム上にあり、店主自ら「自称・ 日本初の駅ナカ店」というのが、「甘味処 いっぷく亭」です。
創業は1992年 。店主のおばあ様が所有していた土地がたまたま停留所に隣接していたので 、図らずとも駅中にお店を開業させたのだそうです。
店内に展示されている鉄道愛好家さんからいただいた 都電関連の寄贈品の数々
「とげぬき地蔵」の最寄り駅であるため参拝客も多く利用し、さらに鉄道愛好家も多く訪れます。店内には、寄贈された写真や絵画などが数多く展示されています。
おはぎと焼きそばの「こだわりセット」 990円(税込)
店自慢のおはぎは、あずき・抹茶・白あん・きなこ・黒胡麻の5つの味で、2か月に1度、季節限定の味が加わります(現在は新型コロナウイルスの影響で出ない場合あり)。
おはぎはひとつ(270円・税込) から持ち帰り可能です。店内で食べる場合はおはぎにお茶と塩昆布がついた「おはぎセット(495円・税込)」が人気。店の1番人気のメニューは、焼きそばと注文を受けてから作るおはぎがセットになった「こだわりセット」 です。
創業以来の手作りの味を大切に守る現店主
「都電の音がしないとなんだか寂しい」と語る店主が守る、どこか懐かしい味がする大きめのおはぎ。店構えは新しいのですが、昭和の香りを感じさせる、暖かいたたずまいがステキな雰囲気の店です。
店の目の前を走る都電のレトロ感を楽しみながら、おいしいおはぎをいただいてみてください。
※新型コロナウイルス感染対策
入店時のマスクの着用/手指アルコール消毒/検温/換気/従業員のマスク着用/テーブル等のアルコール消毒 など
最近は昭和レトロをコンセプトにして新規開店した、「ネオレトロ」と呼ばれる喫茶店やカフェが増えていますが、下北沢駅から徒歩2分の路地裏にある「喫茶ネグラ」も、そんなネオレトロな雰囲気が人気の店です。
クリームソーダは常時20種類ある
店の看板メニューとなっているのがクリームソーダ(680円〜・税込)で、期間限定フレーバーを含め、常時20種類ほどのカラフルなクリームソーダが揃っています。
最近では若い女性が、自分が応援する「推しアイドル」のカラーと同じ色のクリームソーダを注文し、ぬいぐるみや写真付きのアクリルパネルを持ち込んで、クリームソーダと共に撮影を楽しむ姿も見られるそうです。
隠れ家的で落ち着いた雰囲気の店内
食事、スイーツメニューの種類も多く、スープ・サラダ付きの「ポークジンジャー」や「ナポリタン」(各1,200円・税込)がおすすめ。食パンの上にマシュマロを置いてトーストし、チョコレートやアーモンド、メープルシロップと生クリームをかけた「チョコマシュマロトースト(680円 ・税込)」も人気です。
店のあちらこちらに昭和の香りがする小物が
昔の洋館を思わせるような落ち着いた雰囲気の店内には、いたるところに60〜70年代のレトロな小物が散りばめられています。これらのほとんどが、オーナーのコレクションなのだとか。
クリームソーダ布バック2,750円(税込)
おうち時間を楽しんでもらおうと、喫茶店の味を自宅でも楽しめる、「淡色ソーダ」(1本200ml・380円・税込)を販売するほか、店オリジナルの「クリームソーダ布バッグ」もかわいく、人気を集めていますよ。
今なお商店街が元気な街としても知られる高円寺。東京メトロ丸ノ内線・新高円寺駅前の「ルック商店街」の中ほどに、「七つ森(ななつもり)」というレトロな喫茶店があります。
1978年創業 のこちらのお店は、看板や建物からも、歴史の重みが伝わってくるようです。
アンティークな品々に囲まれた落ち着いた空間
店内は木造の空間が広がり、調度品類は開店当時に集めたものをそのまま大切に使っているのだとか。まるで創業当時から時が止まっているような錯覚に陥ります。
プリン645円・コーヒーとセットで985円(各税込)
店内にはテーブル席の他にカウンター席もあります。フードメニューも豊富で、一番人気は、牛のしぐれ煮を混ぜたご飯の上にオムレツを乗せた 「オムごはん(1,285円・税込)」です。
デザートメニューで人気があるのはプリン。その他にも、イチゴ、モモ、ブドウと季節ごとにフレーバーが変わる「ババロア(645円・税込)」もおすすめです。
コーヒー 545円〜(税込)
コーヒーはペーパーハンドドリップ。注文を受けてから一杯ずつ丁寧に淹れています。アルコール類の提供もありますよ!
フクロウが描かれた大きな看板が客を迎えてくれる
店名の「七つ森」は、宮沢賢治の詩集にもよく出てくる岩手県の小岩井農場の先にある七つ森という地名が由来。 看板に描かれているフクロウも、宮沢賢治の物語によく出てくるもので、店内にはフクロウをモチーフにした小物などを、そこここに見つけることができますよ。
老舗の人気店だけに、週末はランチタイムを中心に行列ができることもあります。比較的ねらい目なのは、夜の時間帯。ステンドグラスの明かりの下で、のんびりとした時間を過ごしてくださいね。
つくばエクスプレス・浅草駅から徒歩10分。かつて遊郭があった 旧吉原 につながる「千束通り商店街」の中にあり、1903年創業の老舗の喫茶店が「デンキヤホール」です。
女将さんの元気な声と笑顔に思わず癒される
「デンキヤホール」という珍しい店名の由来は、創業者自身が経営する 電気屋に 併設する形でお店を 開業したことにちなんでいるそうです。カウンター前に2つのテーブルがあるほか、店の奥にも客席が。清潔感がある店内は、家族経営というアットホームな雰囲気もあり、とても居心地が良い空間が広がっています。
3台のゲーム機のうち2台は現役!
店内奥にあるのが、この店の最大のレトロポイントであるテーブル型のゲーム機!店内にある3台のゲーム機はいずれも1970年頃のものだそうで、そのうち2台は現役で稼働しています。ブラウン管の寿命に影響するため、本当にゲームを楽しみたいという人が来た時にしか電源は入れないようにしているそう。
店の長い歴史を感じさせるオールド・ノリタケの貴重なコレクション
もうひとつ、店内で見逃せないのが、明治・大正・昭和期の貴重な陶器、「オールド・ノリタケ」のコレクション。優雅で上品な食器の数々を見るだけでも、店に足を運ぶ価値がありますよ!
創業時からの名物メニュー「ゆであずき」550円(税込)
メニューも歴史あるものが多く、創業時からの看板メニューという「ゆであずき」は、大納言を使用して仕込みに3日をかける手の込んだ一品。食べると品の良い甘味が口の中に広がり、寒い季節にいただくと、体の芯まで暖めてくれます。
焼きそばを卵で包んだオムマキ700円(税込)
「ゆであずき」と並ぶ店の看板メニューが「元祖・オムマキ」。創業者である現店主の祖父が、屋台で見かけた焼きそばを卵で巻いたら美味しいのではないかという発想から考案した、オリジナルメニューだそうです。
老舗の味と下町の人情に触れられるレトロな喫茶店は、浅草散策の途中に立ち寄るにピッタリです。
谷中銀座商店街にある名物階段「夕やけだんだん」を昇り、JR・京成線日暮里駅に向かう途中には、佃煮屋や惣菜パンを扱う店など、昭和の面影を残した店が点在しています。
昭和レトロファンならこのディスプレイを見ただけで感涙もの!
「あづま家」もその中の一軒で、店の入口横にあるメニューのディスプレイを見るだけでも、レトロ好きなら胸が高鳴るはず!
ネオレトロな雰囲気の店内
店内はリモデルされていてネオレトロな雰囲気。「 これぞ由緒正しき昭和レトロな喫茶店」というメニューが並んでいます。
スパゲティナポリタン820円(税込)
喫茶店の定番メニュー「ナポリタン」があるかと思えば、親子丼、さらには中華丼もあり、世界各国の料理が並ぶ、日本の家庭の食卓そのもの。店のイチオシは、ラーメン餃子セット(1,130円・税込)です。
ソフトクリームあんみつ720円(税込)
そして店の看板メニューとなっているのが「ソフトクリームあんみつ」。ミカンなどのフルーツにこしあん、求肥などが入った昔ながらの素朴な味を楽しめます。
喫茶でも食事でも、いつ訪れても満足できるレトロな喫茶店です。
古い映画に出てきそうなレトロなムードが漂うタンゴ喫茶。炭火焙煎のコーヒーと世界のビールが楽しめます。タンゴの名盤レコードを目当てに訪れる年輩客も多いですよ。
東京大学の近くにある喫茶店。評判のセイロン風カレーライスセットは、大きなポークが入っていてピリッと辛めの味。オーナーは50年以上、変わらぬ味を提供し続けています。
神保町で長年愛されつづけている老舗喫茶店。レンガ造りの懐かしい雰囲気の店内で名物のウインナーコーヒーを楽しめます。ランチセットも評判ですよ。夕方からはバーとしてくつろげます。
ヨーロッパで買い付けたアンティーク家具を配するレトロでモダンなカフェ。高い天井と大きな窓のある広々とした空間は開放感がありリラックスできます。手間を惜しまず、素材にこだわった料理を味わえますよ。
開店から17年目を迎えた老舗のガレットレストラン。フランスマダム直伝本場の味と他にはない異国情緒あふれる空間で、ヘルシーなそば粉生地のガレット、小麦粉生地のクレープ、前菜、ボリュームのあるおすすめのコースセットまで豊富なメニューが楽しめます。
創業45年のレトロな雰囲気の喫茶店。歌舞伎座が近いことから、歴代の有名な歌舞伎役者なども通っています。オムライスやナポリタンなどの昔ながらの洋食が人気。
古い民家の風情を残した居心地の良い空間に、レトロな椅子やテーブルが並んでいます。看板メニューは米粉も配合したパンケーキ。全部で8種類あり、ふんわりモチモチの食感が人気です。
昭和13(1938)年の開店以来、町のシンボルとして親しまれていた喫茶店。一度閉店しましたが、周囲の協力により平成21年に復活しました。時代を超越したレトロな空間で、心豊かな憩いのひとときを。
昭和レトロなヨーロッパスタイルのカフェを35年以上守り続ける上山オーナーの店。ていねいにドリップするブレンドがこだわりです。
下北沢で35年以上続く老舗喫茶。落ち着いた照明が灯る店内にはジャズが流れ、古い雑誌やレトロなインテリアが時を忘れさせます。コーヒーはコクテル堂のオールドビーンズをブレンドし、ネルドリップで抽出しています。
昭和30年(1955年)創業の老舗喫茶店。店内にはマジシャンとしても名を馳せたご主人のトロフィーや、カメラマン時代に集めた骨董品や絵画が配され、店自体がひとつのアンティークのよう。
赤羽に本店を構えるレトロ喫茶の浅草店。モーニングは定番のトーストから焼き魚、カレーまで種類豊富。レトロなインテリアや本に囲まれて、ゆったりとしたひとときを過ごせます。
昭和52(1977)年に開店した喫茶店。骨なしチキンがゴロゴロと入ったカレーは、じわじわと辛みが押し寄せ、カレー好きをとりこに。昼はカフェ、夜はバーとして営業しています。
昭和30(1955)年創業という神保町きっての老舗。店内は半地下、中2階と区切られているためゆったりと落ち着けます。こだわりのネルドリップ・コーヒーのほか、軽食類も人気がありますよ。
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