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福岡観光の基本ガイド!季節の見どころ・おすすめエリア・持ち物まで、まっぷる編集部が教えます

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2025年7月28日

福岡観光の基本ガイド!季節の見どころ・おすすめエリア・持ち物まで、まっぷる編集部が教えます

初めて福岡旅行に行くけれど、 時期はいつがおすすめ?何泊が基本?など、よくある疑問に旅行ガイドブック「まっぷる」編集部がお答えします!

人気の福岡を楽しく旅するためには、事前準備が欠かせません。
エリアごとのおすすめスポットや、季節の見どころにグルメ、アクセス情報まで楽しく予習すれば、初めての福岡旅行も大成功間違いなし。
これから福岡への旅行を検討している方は、まずこの記事を読んで一緒に準備をしていきましょう!

福岡ってどんなところ?観光するなら押さえておきたい基本情報

九州第一の都市がある福岡県は、大都会の洗練さがありながら、昔からのお祭りや伝統を大切にする側面を併せ持っています。太宰府政庁跡や太宰府天満宮、宗像大社などの由緒ある歴史スポットもあり、見どころ満載!

今回は、初めて福岡観光をする方に特におすすめの5エリアをご紹介。

<福岡観光 おすすめ5エリア>
①福岡タウン
②糸島
③小倉・門司港
④大宰府
⑤柳川

それぞれに異なる魅力があるので、何度訪れても新しい発見と驚きに出会えます!

そんな福岡観光の計画、最大のポイントは「旅の拠点を福岡市街地に設定して、行きたいスポットを中心に移動距離と時間をチェックする」ことです。

まずは旅のメイン目的(絶対に行きたい場所)やテーマをしぼってから、計画を立てていきましょう!

福岡担当
福岡担当
福岡タウンの観光だけなら1泊2日でも実現可能ですが、理想をいえば2泊3日。観光の主要エリアには、便利な西鉄バスを利用するのがおすすめです!

福岡観光におすすめな時期は?季節ごとの気温・服装・旬の食材

温暖な気候で、春と秋が特に過ごしやすい福岡県。さまざまな自然風景を見られるのが魅力で、グルメを楽しみたい方は農産物や海産物の旬の季節を狙うのもおすすめです。

福岡旅行のベストシーズンはいつなのか、季節ごとの特徴を見ていきましょう。

春(3月・4月・5月)の福岡旅行の楽しみ方

寒さが和らぎ、日中は10℃を超える日が増えるなど、春の訪れを実感できるのが福岡の3月。桜は3月下旬から咲き始め、4月上旬にかけて見頃を迎えるため、大濠公園、舞鶴公園などのお花見スポットがにぎわいます!薄手の長袖や軽い上着で快適に観光が楽しめる時期。

気温が20℃を超える日が多くなる5月は、新緑の風景とともに博多湾沿いや糸島エリアの自然を満喫できるさわやかな季節。紫外線対策の準備もしておきましょう。

■旬の食材
糸島産ふともずく(3~4月)、あかもく(3~4月)、カツオ(3~5月)

■平均気温
[3月]10.8℃
[4月]15.4℃
[5月]19.9℃

福岡担当
福岡担当
福岡の春は美しい自然とグルメ、祭りや街歩きがすべて楽しめるバランスの取れた季節。晴天の日も多く、屋外のイベントやドライブにもぴったりです!

>>「ゴールデンウィークに福岡に行くなら!知っておきたい福岡の魅力や予算相場、イベントまとめ」はこちら

夏(6月・7月・8月)の福岡旅行の楽しみ方

6月の福岡は梅雨入りとともに雨の日が多く、湿度も高め。ですが、雨に濡れた紫陽花が美しく、筥崎宮や久留米の千光寺など、いわゆる「あじさいの名所」めぐりを楽しめる季節です。蒸し暑いので、吸湿速乾素材の服がおすすめ。

7月に入ると本格的な夏が始まり、博多祇園山笠の熱気が街を包み込みます。8月は海や山の自然を満喫できる絶好のアウトドアシーズン。糸島の海辺や能古島、英彦山などの涼しいエリアも人気です。気温30℃超えの日が続くため、日差し・暑さ対策は必須。UVカット素材の帽子やサングラスを持参しましょう。

■旬の食材
ハモ(6~8月)、アジ(6~8月)、あしやんいか(5~10月)

■平均気温
[6月]23.3℃
[7月]27.4℃
[8月]28.4℃

福岡担当
福岡担当
7月の博多祇園山笠で行われる豪快な「追い山笠」は圧巻です!櫛田神社を中心に街全体が祭ムードに。熱中症対策と休憩をうまく取り入れながら、九州らしい夏を満喫しましょう。

>>「【福岡】夏におすすめの涼しいスポット28選 夏こそおでかけしよう」はこちら

秋(9月・10月・11月)の福岡旅行の楽しみ方

まだまだ残暑が厳しい9月の福岡。日中は気温30℃近くまで上がる日もありますが、冷房や夜の冷え込みに備えて薄手の羽織りものがあると安心です。

10月に入ると気候は一気に落ち着き、空気がカラッとして観光に最適な季節に。11月になると紅葉が色づきはじめ、秋グルメとともに自然の景色も楽しめるシーズンへと移行していきます!朝晩の気温が下がるので、ニットやコートなど少し厚手の服装での調整しましょう。

■旬の食材
サンマ(9~11月)、里芋(9~11月)、豊前本ガニ(10~12月)

■平均気温
[9月]24.7℃
[10月]19.6℃
[11月]14.2℃

福岡担当
福岡担当
秋の福岡は、気候も安定し、食もイベントも楽しめる充実の季節です。観光地も混雑しすぎず、ゆったりと回れるのが魅力。太宰府天満宮や能古島などでこの時期ならではの風情を感じましょう。

>>「福岡のおすすめ秋デートスポット20選! 絶対に外さない 10・11月のおすすめ秋スポット」はこちら

冬(12月・1月・2月)の福岡旅行の楽しみ方

気温10℃を下回る日が増える12月の福岡。街なかはイルミネーションやクリスマスマーケットで華やかに彩られ、博多駅前や天神エリアでは冬の賑わいが楽しめます。新年を迎えると、太宰府天満宮に多くの参拝客が訪れるのもこの季節の定番。

日中は少しずつ暖かくなる2月。梅の名所・太宰府の「飛梅」や、城南区の梅林寺などで早春を感じる旅もおすすめです。12月〜2月の福岡は、最低気温が0℃前後まで下がることもあり、防寒対策は必須です!コート・ダウンジャケット・マフラー・手袋などをしっかり準備しておきましょう。

■旬の食材
鐘崎天然とらふく(1~3月)、糸島カキ(1~4月)、福岡有明のり(1~4月)

■平均気温
[12月]9.1℃
[1月]6.9℃
[2月]7.8℃

福岡担当
福岡担当
冬の福岡は、人混みが落ち着き、観光もしやすい穴場シーズン。寒さ対策さえ整えておけば、グルメ・初詣・静かな自然など、冬ならではの魅力がしっかり楽しめます!

>>「【福岡】冬のおすすめ観光スポット20選 冬の福岡を遊びつくそう!12月・1月・2月」はこちら

初めての福岡観光なら絶対行きたい!おすすめエリア

冒頭でふれたように、福岡旅行の一番のコツは「旅のメイン目的(絶対に行きたい場所)を決めて、訪れるエリアを絞って計画を立てる」こと。

ここからは、福岡の5つのエリアごとに、初めての旅行にぴったりなおすすめエリアをピックアップしてご紹介していきます!

福岡旅行のおすすめエリア① 福岡タウン(博多、天神、中州)

国内最大規模の駅ビル「JR博多シティ」をはじめ、大型の複合商業施設が隣接しているため、買い物やグルメを楽しめる博多駅周辺エリア。福岡の歴史と伝統を伝える神社、仏閣めぐりも楽しめます。九州一の繁華街・天神エリアは、デパートやファッションビルのほか、路面店が充実しているのが特徴。このエリアでの夜ご飯は、天神または中洲エリアでの屋台グルメがおすすめです!

代表的スポット:JR博多シティ、福岡タワー、東長寺、櫛田神社など
こんな人におすすめ!:ショッピングや流行のカフェ巡りを楽しみたい人、屋台文化や博多ラーメンを味わいたい人

福岡担当
福岡担当
グルメ好きなら、屋台文化が根づく中洲は外せません。とんこつラーメンや焼きラーメン、水炊き、明太子などの名物料理がそろっており、夜のはしごグルメも楽しめます!にぎやかな雰囲気が苦手な方は、天神の路地裏グルメに足を運んでみましょう。

>>福岡のおすすめ観光スポットはこちら

福岡旅行のおすすめエリア② 糸島

糸島は、美しい海を眺めながらのシーサイドドライブが楽しめる人気エリア。海沿いにはおしゃれなカフェが点在しています。眺めのいい場所でランチを楽しんだり、クラフト作家やアーティストによる人気の工房を訪ねてみるプランがおすすめ!

代表的スポット:桜井二見ヶ浦、伊都菜彩、海辺のカフェ、クラフト雑貨の工房など
こんな人におすすめ!:写真映えするスポットを探している人、おしゃれなカフェや雑貨店を楽しみたい人

福岡担当
福岡担当
観光はレンタカーが基本。電車やバスもありますが、各スポットが点在しているため車移動の方が断然効率的です。運転ができれば、海岸線を走る糸島のドライブコースはそれ自体が絶景体験になります!

>>糸島のおすすめ観光スポットはこちら

福岡旅行のおすすめエリア③ 門司港

赤煉瓦造りのモダンな洋館や大正・昭和期の建築物が建ち並ぶ門司港エリア。ノスタルジックな風を感じながらの洋館めぐりは、この港町を旅する最大の楽しみです。ふぐ、焼きカレー、バナナのスイーツなどの名物グルメも揃っています!

代表的スポット:門司港駅、旧門司税関、関門海峡ミュージアム、和布刈神社など
こんな人におすすめ!:ノスタルジックな街並みに惹かれる人、名物グルメを味わいたい人

福岡担当
福岡担当
関門海峡ミュージアムや、展望室から関門橋を一望できる門司港レトロ展望室など、見ごたえのある施設も点在。関門トンネル人道を歩いて本州・山口県側に渡る体験もユニーク!

>>門司港でおすすめの観光&グルメスポットはこちら

福岡旅行のおすすめエリア④ 大宰府

7世紀後半に地方政庁「太宰府」が置かれ、九州全体の統括、外交、軍事、文化の中心地として栄えた太宰府エリアは、福岡を代表する観光地。太宰府天満宮でお参りをした後は、万葉の香りが漂う史跡めぐりへ出かけましょう!

代表的スポット:太宰府天満宮、参道(太宰府天満宮)、九州国立博物館、大宰府政庁跡など
こんな人におすすめ!:静かな環境で心を落ち着けたい人、歴史と自然の中で癒しを求める人

福岡担当
福岡担当
徒歩圏内に、現代建築と自然が調和した九州国立博物館や、縁結びで知られる宝満宮竈門神社など見どころが豊富なエリア。どちらも自然に囲まれた静かな空間で、心がすっと落ち着くような時間が過ごせますよ。

>>太宰府のおすすめ観光スポットはこちら

福岡旅行のおすすめエリア⑤ 柳川

詩人の北原白秋の生誕地であり、古くは立花氏11万石の城下町として栄えた柳川エリア。歴史情緒に富んだ水の都で、お城の掘割をどんこ舟に揺られてのんびりめぐる「お堀めぐり」が有名です。

代表的スポット:柳川藩主立花邸 御花、北原白秋生家・記念館、柳川お堀めぐりなど
こんな人におすすめ!:風情ある水郷の町並みを楽しみたい人、古き良き日本の暮らしや景観に触れたい人

福岡担当
福岡担当
グルメも見逃せません!柳川といえば名物の「うなぎのせいろ蒸し」。老舗のうなぎ屋さんが多数あるので、ランチは早めに並ぶのがベター。地元の食文化に触れる良い機会です。

>>柳川のおすすめ観光スポットはこちら

何泊がおすすめ?福岡観光モデルコース

何泊がおすすめ?福岡観光モデルコース

一度は行ってみたい見どころや、名物グルメが盛りだくさんの福岡。旅の目的や、絶対に行きたい場所を軸に必要な日数を考えてみましょう。

ここでは、1泊2日で楽しめるビギナー向けの王道プランをご紹介!

■ 1泊2日:福岡おすすめ!王道モデルプラン

1日目「太宰府~福岡タウン」
太宰府天満宮で旅の安全を祈願したら参道へ。
梅ヶ枝餅をほおばりながら、西鉄太宰府駅の周辺でランチのお店を探しましょう。
食後は電車に揺られて、西鉄福岡(天神)駅へ。
ホテルのチェックインを済ませたら、福岡タワーの展望台へのぼってその眺望を満喫!
ディナーは名物・もつ鍋で、お腹に余裕があれば屋台グルメをはしごしてみましょう!

2日目「福岡タウン~柳川」
2日目は、西鉄電車の特急に乗って福岡エリアから柳川エリアへ。
どんこ舟に揺られてお堀めぐりを楽しんだら、柳川の歴史を語る柳川藩主立花邸 御花を見学。
お昼は、名物うなぎのせいろ蒸しがおすすめです。
午後は北原白秋生家・記念館で白秋の偉業にふれ、北原みやげ店でおみやげをチェック!
買い物を楽しんだら福岡空港へ向かいましょう。

福岡担当
福岡担当
編集部おすすめの福岡モデルコースは、下記記事や「まっぷる 福岡」も参考にしてみてくださいね!すぐに使えるモデルコースをたくさん掲載しています。

>>福岡県の観光はこれで完璧【地図付き】人気スポット30選 モデルコースも紹介!

福岡へのアクセス方法(空港や駅)

福岡へのアクセス方法(空港や駅)
画像:Canva

飛行機の場合

飛行機で福岡を目指す方は、日程が決まったら早めの予約がおすすめ!早割や各社のセールを上手に活用すれば、移動費を大幅に抑えることが可能です。ただし、格安航空券の中には変更やキャンセルができないものもあるため、予約時には利用条件をよく確認しておきましょう。

福岡空港は市街地に非常に近く、地下鉄で博多駅までわずか約5分というアクセスの良さが魅力です。九州観光の拠点として非常に便利!また、北九州空港や佐賀空港も周辺にあり、目的地によってはそちらを利用するのも一案ですよ。

【福岡空港(博多駅から地下鉄で約5分)】

  • 東京(羽田)から:約1時間45分〜2時間
  • 大阪(伊丹・関西)から:約1時間10分
  • 名古屋(中部)から:約1時間20分
  • 札幌(新千歳)から:約2時間30分
  • 那覇から:約1時間40分

新幹線の場合

  • 東京駅 → 博多駅:約5時間(東海道・山陽新幹線「のぞみ」)
  • 新大阪駅 → 博多駅:約2時間30分(山陽新幹線「のぞみ」)
  • 鹿児島中央駅 → 博多駅:約1時間20分(九州新幹線「みずほ」)
  • 熊本駅 → 博多駅:約40分(九州新幹線「つばめ」)
福岡担当
福岡担当
博多駅は山陽・九州新幹線の主要な終着駅のひとつで、東は新大阪・名古屋・東京、西は熊本・鹿児島中央まで直通運転が行われています。快適な車内で移動できるので、荷物が多い場合や飛行機が苦手な方にもおすすめです!

福岡内 各エリアへのアクセス(主要空港・駅から)

福岡内 各エリアへのアクセス(主要空港・駅から)

続いて、福岡の主要エリアへのアクセスと、福岡タウンと各エリア間の移動にかかる所要時間をご紹介します。

福岡タウン(博多、天神、中州):福岡空港から地下鉄で5〜11分/車で15〜25分
糸島:福岡空港から車で45分/JR筑肥線で1時間(筑前前原駅)
門司港:北九州空港から車で40分/JRで1時間(小倉駅乗換)
大宰府:福岡空港から車で30分/西鉄電車で35分(西鉄福岡駅〜太宰府駅)
柳川:福岡空港から車で1時間10分/西鉄電車で1時間20分(西鉄福岡駅〜西鉄柳川駅)

 

福岡担当
福岡担当
福岡市内は地下鉄や西鉄電車が充実していて移動がスムーズ。郊外の観光地へは鉄道+バスまたはレンタカーの組み合わせが便利です。時間に余裕を持って、ゆったりと九州らしい風景や文化を楽しみましょう!

編集部直伝!福岡観光におすすめの持ち物リスト

福岡旅行を快適に過ごすためには、持ち物選びも重要。都市観光・グルメ・自然と、幅広く楽しめる福岡ならではのアイテムをチェックしていきましょう。

□歩きやすい靴(スニーカーやローヒール)
□薄手の羽織もの(カーディガン・ストールなど)
□交通系ICカード(アプリも可)
□モバイルバッテリー
□食べ歩き用ウェットティッシュ
□胃薬

福岡担当
福岡担当
都市と自然のバランスが取れた福岡は、軽装で動きやすいスタイルが基本。食と街歩きの両方を存分に楽しめる準備をしていきましょう。名物のこってり系グルメに備えておくのもお忘れなく!

>>旅行の持ち物&パッキングのコツはこちら

初めての福岡旅行も基本情報をおさえて楽しく計画しよう!

福岡旅行を充実させるためには、エリア選び、旅程の計画、持ち物の準備が大切。季節ごとの楽しみ方や移動手段も考えながら、自分にぴったりの旅行プランを立てましょう!

行きたいスポットや食べたいものをもっとチェックしたい方は、「まっぷる 福岡」を参考にしてみてくださいね♪

「まっぷる 福岡」はこちら

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