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【高知県立牧野植物園】グリーンの世界を覗いてみよう!

by mapple

更新日:2018年12月22日

高知市街の東にあり、こんもりと緑に覆われた五台山。頂上付近に広がるのは、世界的な植物学者牧野富太郎博士の偉業を後世に継ぐために造られた植物園。約3000種類の草花や樹木が、まるでそこに自生しているかのように植えられている。博士が生涯愛してやまなかったグリーンの世界をのぞいてみよう。

牧野富太郎博士はこんな人

日本の植物分類学の父
日本で初めて植物の新種を発表したのが牧野博士。1500種類以上の植物の名付け親であり、「日本の植物分類学の父」といわれる。

植物の本を多数執筆
約40万枚の植物標本や観察記録、そして今でもファンをもつ代表作『牧野日本植物図鑑』をはじめ、多数の著書を残している。

我は草木の精
博士はみずからを「草木の精」と呼び、植物をこよなく愛した。人が人を好きになることに理屈がないのと同じで、なぜこんなに植物が好きなのか自分でも説明がつかなかったそう。

牧野富太郎

1862(文久2)年、坂本龍馬脱藩の年に高知県佐川町に生まれる。1957(昭和32)年に亡くなるまでの94年間は、植物への情熱に満ちあふれたものだった。

こんなエピソードも
植物採集に行く博士は、いつもカッターシャツに蝶ネクタイの正装。「植物採集は、愛しい人に会いに行くのと同じ。だからめいっぱいオシャレして行くのです」というのが博士のこだわりだったという。

展示館にある博士の蝋人形

高知県立牧野植物園

自然と人間の共生を考えて設計された本館

南門の扉に博士考案の「くるくるまきの」を発見

温室

まるでジャングルを探検している気分
ガラス張りの温室は高さ約17m。熱帯乾燥地ゾーンや滝が流れるジャングルゾーンなど7つのゾーンがあり、さまざまな熱帯の植物が生い茂る。みどりの塔は中央部にシダ植物、外壁面にアコウを植栽。展望デッキからは高い位置から温室内が見渡せる。

ジャングルゾーンでは大自然を感じることができる

温室は南園側にあり、雄大な自然に囲まれるように建つ

展望デッキから見下ろしたジャングルゾーン

バナナやヤシなどが生い茂る

温室で見られる植物

アリストロキア・サルバドレンシス

ヒスイカズラ

牧野富太郎記念館 展示館

生涯、研究に没頭したようすを再現
博士の生涯を年代別に紹介。直筆の植物図や博士の当時の写真など、展示品はどれも興味深い。中庭では、博士が植物図に描いたり命名したゆかりの植物が観賞できる。

展示館内の常設展示コーナー「植物の世界」

約250種類の植物が生い茂る中庭

展示館中庭で見られる植物

バイカオウレン 見頃1月中旬~2月下旬

キバナノセッコク 見頃7月上旬~中旬

牧野富太郎記念館 本館

開放的な半屋外空間を取り入れた建物
映像ホールや五台山ロビー、図書室などのほか、ミュージアムショップやレストランがある。入園チケットはここと南門入り口で販売。

美しいアールを描く空間

土佐の植物生態園

高知の自然が体感できるエリア
正門を入ってすぐ。四国山地から室戸や足摺などの海岸まで、変化に富んだ高知の植生を4つのゾーンに分けて紹介している。

じっくりと植物観察を

50周年 記念庭園

季節の花々が彩る美しい庭園
春は、博士ゆかりのヤマザクラの園芸品種であるセンダイヤをはじめ、約40種類の桜が咲く。ほかにもツツジやヤマアジサイなど身近な園芸植物が四季折々に園地を彩る。

センダイヤが満開を迎えた春の風景

ココにも立ち寄ろう!

【レストラン】アルブル

ランチメニュー 980円〜
季節によってメニューが変わる

【ミュージアムショップ】バイカオウレン

Flora Bag 3000円
長さのちがう取っ手を交差して使う風呂敷バッグ

稲垣さんのほのぼのレターセット 800円
植物園の名物解説員・稲垣さん画のイラスト入り

【ガーデンショップ】nonoca

MAKINOオリジナル紅茶(ヌワラエリア) 680円
厳選された茶葉を使ったオリジナル紅茶

マグカップ 990円
電子レンジOKで使い勝手抜群の花柄マグカップ

知っているともっと楽しめる!

博士ゆかりのバイカオウレン

博士ゆかりのバイカオウレン博士が幼少時代よりとくに愛した花がバイカオウレン。園内では冬に展示館の中庭や、本館と展示館を結ぶ回廊沿いで小さな白い花が観察できる。葉は植物園のロゴマークになっている。

展示館にあるバイカオウレンの標本

精密な植物スケッチ

植物分類学では、その植物の特徴を正確に知ることが大切。博士は植物をすみずみまで観察し、細かく描きとっている。その精密なタッチに驚かされるばかり。

展示館では博士が描いた数々の植物図が見られる

博士写本の『植学啓原訳文』。こちらも展示館にて

植物の写真や図が満載の『牧野富太郎の本』

高知県が生んだ日本植物分類学の父・牧野富太郎の業績と人生を、多数の写真や植物図とともに分かりやすくまとめた牧野富太郎入門書としておすすめの1冊。『牧野富太郎の本』540円は、2017年夏頃から園内ショップで販売予定。

写真手前は牧野富太郎博士

筆者:mapple

まっぷる高知 四万十 足摺・室戸

発売日:2017年06月23日

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この記事の出典元は「まっぷる高知 四万十 足摺・室戸」です。掲載した内容は、2016年11月~2017年4月の取材・調査によるものです。飲食店メニューや商品内容、料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。また消費税の見直しにより各種料金が変更される場合があります。そのため施設により税別で料金を表示している場合があります。ご利用の際には改めて事前にご確認ください。

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