日光東照宮を徹底ガイド!参拝ルートからトリビアまで参拝準備はこれでOK
日本が誇る世界遺産「日光東照宮」。江戸初期の名工たちが集結し作り上げた職人技と美の結晶です。御祭神として祀られるのは、徳川初代将軍の徳川家康公で、おもな社殿は3代将軍家光公が建て替えたもの。国宝8棟、...
日光信仰の始まりとなった神社で、ご神体は二荒山(現在の男体山)。縁結びの神「大己貴命」を主祭神として祀り、良縁・開運祈願スポットとしても人気だ。ユニークな運試しができる、神苑エリアもぜひ見学したい。
無料&有料エリアぐるっとめぐって40分
【良縁祈願】
杉+ナラの「好きなら」効果で良い縁に恵まれますように!
神社入口の大鳥居をくぐると、杉の木にナラの木が重なった、大きな縁結びの木が現れる。「杉(好き)ナラ(なら)一緒」と意味をかけ、良縁を運ぶといわれている。
縁結びの木は、神門の外にある
親子杉
3本の幹が根を一つにして成長。親子の姿をイメージさせ、家庭円満の祈願にぴったり
夫婦杉
一つの根から2本の巨木が生え、仲の良い夫婦を連想させる。夫婦円満を願おう
二荒山神社の絵馬は、なんとピンクのハートマーク付き。片思いの人も、両思いの人も、幸せな未来を夢見て願い事を書こう。
ハートの絵馬は1枚500円
御神木の前に、ずらりと並ぶ姿は壮観!
【重文】
華美な彫刻のない、シンプルなたたずまいは日光の社寺としては珍しい。拝殿奥の本殿は、元和5(1619)年に徳川2代将軍秀忠公が造り上げたもので、安土桃山様式の色鮮やかな建物。
本殿は2021年まで修復工事中。参拝は可能だ
狛犬の足元には、「良」と「縁」のマーク
神苑
境内奥にある神苑には、神社やご利益スポット、運試しが盛りだくさん。神様のテーマパークさながらの面白さだ。
【重文】
江戸時代、神社を警護する武士が、化物と間違えて切りつけたという逸話があることから、この名がついた。
近くで見ると、無数の刀傷が!
【良縁祈願】
縁結びの笹
「良縁笹の結び札」(200円)に願いを書いて結ぼう
【重文】
主祭神「大己貴命(おおなむちのみこと)」は別名が「大国様」。幸福を招く神として、七福神の大黒天と同一視され、大国殿に祀られた。招き大国の板絵や太刀などが納められる。
【開運祈願】
金の小槌を振って、ご利益を手に入れよう
【重文】
学問と知恵の神様「少名彦名命(すくなひこなのみこと)」を祀る朋友神社。隣には「縁結びの笹」があり、男女、仕事、人などあらゆる縁を結ぶといわれる。
御祭神は学問や知恵の神様である、少名彦名命(すくなひこなのみこと)
【若返り祈願】
恒例山からの湧き水「薬師の霊水」と、瀬尾神社の「酒の泉」を引いて合わせた。眼病予防やアンチエイジングのご利益がある。
造り酒屋の信仰も厚い
専用ペットボトルで水を持ち帰ろう
ちょっと一息♪
二荒霊泉の隣にある茶店でひと休み。霊泉の水で淹れる抹茶やトコロテンを味わってみて。
抹茶400円。お菓子と一緒にどうぞ
離れた場所からご神体を拝むための場所。男体山、女峰山、太郎山のミニチュアがあり、自由に参拝できる。
遥拝所に刺さる「良い縁の剣」。太陽光を反射する姿を写真に撮ると、良いことがある?
運試し輪投げ
3回中1回でも成功すれば運気良好に!
お菓子占いルーレット
まんじゅうは良縁充実、ケーキは悪縁注意など、お菓子で縁を占える
御神木胎内くぐり
樹齢550年の御神木の中を、願いを込めてくぐり抜けて
良い縁ハート投げ
ハート板に願いを書いて、ご縁柱に投げ当てよう。1枚200円
【重文】
神門から徒歩13分
日光山内の入口にある、朱塗りの橋「神橋」は二荒山神社の建造物。長さは28m、水面からの高さは10.6m。かつては神事や将軍社参の際などに使われたが、現在は誰でも渡橋できる。拝観料300円。
毎年9月中旬〜11月に行なわれるイベントで、拝殿前に「笹の輪くぐり」が登場する。指示どおりに輪をくぐったら、縁結び札を書いて良縁祈願を。恋愛、仕事、金運などあらゆる縁を祈ろう。
1回目はくぐって左へ、2回目は右へ、最後は正面に抜けてお参りを
良い縁結ぶ守は1000円。通常は水色だが、まつり期間限定でピンクも登場
良い縁結び札は200円。願いを書いて、輪くぐりの笹に結ぼう
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