【鹿児島】島旅のポイント&基本情報をチェック!
屋久島や種子島からなる大隅諸島、奄美大島を代表に連なる奄美群島は、ダイナミックな自然を舞台に、島人たちの個性豊かな文化が息づく。 とくに屋久島が平成5(1993)年に世界自然遺産に登録され、さらに2...
屋久島は、世界でも数少ないウミガメの産卵地。産卵のために上陸する親ガメや、ふ化したばかりの子ガメたちに影響がおよばないよう、ルールをきちんと守って観察しよう。
ウミガメ保護の重要拠点
永田いなか浜に面して建つウミガメの資料館。ウミガメに関する資料や調査研究結果、パネル、剥製など、ウミガメづくしの展示が見もの。ウミガメの保護活動を展開するNPOの拠点でもあり、親ガメの産卵や子ガメの放流にあたって観察会を実施。
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おすすめの観察スポットは、屋久島北西部に位置する永田浜。アカウミガメの上陸数が日本全体の3〜4割を占めており、保護活動の拠点にもなっている。産卵シーズン中は浜への立ち入りが制限されるので、地元保護団体が実施する観察会に参加しよう。
夕日に映える「永田いなか浜」
アカウミガメやアオウミガメなど、世界で全7種類確認されているウミガメのうち、なんと6種類が国際自然保護連合のレッドリストの対象。捕獲や環境の悪化などにより生息数が減少し、絶滅の危機にさらされている。
●事前に、永田ウミガメ連絡協議会が実施するレクチャーを必ず受けること。
●現地スタッフの案内にしたがって行動すること。
●ウミガメは光や人の気配にとても敏感。懐中電灯や携帯電話など光を発する機器は必ず電源を切ること。
●ウミガメは人の気配に気づくと上陸しないことがある。また、ふ化時期には浜のあちこちに子ガメがいるので、むやみに歩かず、騒がないように注意。
●ウミガメにさわらないこと。
●観察会終了後は浜に立ち入らないこと。
●浜での喫煙、飲酒は禁止。ゴミは必ず持ち帰ること。
<ウミガメ産卵観察会>
親ガメの産卵の様子を見学
開催日時 2022年5月1日〜7月20日
<子ガメ放流会>
保護した子ガメの放流の様子を見学
開催時期 2022年8月1~31日
いずれも「いなか浜駐車場」にて受付・レクチャーを受けたのち、見学。受付・レクチャーは20:00〜20:30、見学は最大23:00まで。
予約人数 先着順で40名/日
観察会参加料 高校生以上2000円、小・中学生500円、幼児無料
予約受付 ネット予約は2022年3月1日0:00〜。電話予約は2022年4月1日13:00〜17:00(当日も可、ただし予約で満席の場合は不可)
●永田ウミガメ連絡協議会
0997-45-2280
2022年4月1日〜8月31日の13:00〜17:00のみ対応可(HPからも受付可)
http://nagata-umigame.com/
5月から7月にかけて、産卵シーズンを迎えるウミガメ。貴重な産卵シーンを見学できる親ガメ産卵観察会の流れを追ってみよう。
卵を産み終えた親ガメは、産卵場所がわからないように砂をならし海へ帰る。
事前予約の上、いなか浜駐車場に設置される受付場所へ。協力金(2000円)の支払いもこちらで。
受付が終わり次第、ウミガメの生態や観察のマナーについてレクチャーを受ける。その後、スタッフの案内で永田浜へ移動。
ウミガメが産卵態勢に入り、観察できる状況になったら見やすい場所へ案内される。親ガメは、波打ち際から20~30mの満潮時に海水に浸らない場所に穴を掘って産卵。1度の産卵で約100個の卵を産む。
永田ウミガメ連絡協議会では例年、永田浜でふ化した子ガメを海に帰す子ガメ放流会も開催している。2022年は8月に行われる予定。詳しくはHPまたは電話で確認を。
美しい環境が守られているからこそ、ウミガメが上陸する永田いなか浜
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