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北海道が誇る絶景「オロロンライン」 穴場スポットを訪ねる旅

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2021年10月25日

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北海道が誇る絶景「オロロンライン」 穴場スポットを訪ねる旅

「オロロンライン」とは、北海道の道央エリアと道北エリアを日本海沿いに結ぶ、幹線道路の総称。オロロンラインからは美しい日本海と北海道らしい広大な風景が楽しめ、絶景ドライブウェイとして人気を集めています。

今回は、ガイドブックに載らない景色を眺められる、オロロンラインの穴場スポットをご紹介します。

コロナ禍で新しい生活様式が浸透し始めた昨今、「3密を避けつつ旅行をしたい!」という方も多いことでしょう。オロロンラインエリアは少しアクセスしづらいのですが、その分人混みも避けられ、日本の美を再発見できますよ!

これぞ北海道!雄大な自然や景色を楽しめるオロロンライン

これぞ北海道!雄大な自然や景色を楽しめるオロロンライン
オロロンラインの風景

オロロンラインの通るエリアは鉄道がほとんど走っておらず、北海道の玄関口である新千歳空港からも遠いため、アクセスが良いとは言えません。北海道の中でも比較的知名度が低く、有名な観光地もあまりありません。その分、隠れスポットや絶景を楽しめる穴場スポットがたくさんあるのです!

オロロンラインは一般的に、石狩市から稚内市までの区間を指すことが多く、その総距離はなんと約300km!全行程を走破するのも1日がかりですが、その達成感から、特にバイクに乗るライダーの間では「おすすめのドライブ先」として有名です。

今回は「長距離の運転はちょっと……」という方のために、オロロンライン北部エリアの絶景ポイント・穴場スポットを厳選してご紹介します!

これぞ北海道!雄大な自然や景色を楽しめるオロロンライン
画像提供:羽幌町観光協会

白黒の美しいからだが特徴のオロロン鳥(ウミガラス)

オロロンラインの名前にもなっている「オロロン」とは、「ウミガラス」というペンギンに似た海鳥の鳴き声に由来しています。かつては羽幌(はぼろ)町にある天売島(てうりとう)が代表的な繁殖地でしたが、近年ではかなり個体数が減少し、羽幌町では積極的に保護活動を行っています。

今回は海鳥の街として知られる羽幌町と、星空や絶景が楽しめる初山別(しょさんべつ)村を中心に、穴場スポットをご紹介します!

オロロンラインまでのアクセス

オロロンラインまでのアクセス

オロロンラインへは、新千歳空港からのアクセスがおすすめです。
新千歳空港でレンタカーを借りたら、道央自動車道・深川留萌自動車道を経由して留萌(るもい)市へ。オロロンラインに到達したら北へ進み、羽幌町・初山別村エリアに向かいます。

オロロンラインは沿岸バスでも楽しめる

オロロンラインは沿岸バスでも楽しめる
画像提供:沿岸バス 冬の北海道初山別村を走る沿岸バス

車でなく、公共交通機関「沿岸バス」でもオロロンラインを楽しむことができます。
沿岸バスは留萌市を中心に、日本海側や旭川方面へ路線バスを展開。札幌とオロロンラインを結ぶ高速バスもあります。

沿岸バス幌延留萌線は、1987年に廃止された「国鉄羽幌線」に沿ってできたバスルート。留萌市から日本海側を北上し、小平町・苫前町・羽幌町・初山別村・遠別町・天塩町を経由して、幌延町までを結ぶ日本有数の長距離路線バスです。

今回ご紹介する羽幌町や初山別村といったエリアの周遊には、沿岸バスが乗り放題となる「絶景領域・萌えっ子フリーきっぷ 」が便利です。
1日券は2,500円、2日券は3,500円。JR留萌本線留萌駅からJR宗谷本線幌延駅まで乗り通すだけでも2,720円ととてもお得なパスですので、利用しない手はありません!

国鉄羽幌線の廃線遺構が点在しているほか、日本海を眺めつつ、アップダウンの多い丘陵地帯を駆け抜ける沿岸バスは「絶景路線」としても有名です。長距離のドライブで疲れることもありませんし、旅先で地酒を味わうこともできるのはうれしいですね!

沿岸バス公式HPはこちら

沿岸バスフリーパス 「絶景領域・萌えっ子フリーきっぷ」の情報はこちら

オロロンライン穴場スポット1.日本海に沈む夕日が絶景のスポット「みさき台公園」

オロロンライン穴場スポット1.日本海に沈む夕日が絶景のスポット「みさき台公園」
みさき台公園からの絶景

まずはオロロンラインの北部に位置するみさき台公園に立ち寄ります。
みさき台公園は、日本海に面した人口1,000人余りの小さな村「初山別村」にある公園で、豊岬(とよさき)の先端部に位置しています。公園全体が道の駅「☆ロマン街道しょさんべつ」となっており、村を代表するレジャースポットです。

みさき台公園の最大の見どころは、まっすぐに伸びる海岸線。条件が整えば、遠くに利尻島を望むこともできます。

北海道の広い空がきもちいい道を走る

海岸には砂浜部分がほとんどなく、丘陵地帯が続きます。内陸部はぼこぼことした丘が断続的に続き、断崖絶壁も見られます。
北海道のスケールの大きさを体感できるみさき台公園からの眺めは、一見の価値ありですよ!

金比羅岬に浮かぶ鳥居

みさき台公園は高台にありますが、階段が設置されていて海岸まで下りていくことができます。
豊岬の先端部にあたる「金比羅(こんぴら)岬」には金比羅岬神社 があり、海には赤い鳥居が。青い海と赤い鳥居のコントラストがとてもフォトジェニック!美しい風景を切り取ることのできるおすすめの撮影スポットで、インスタ映え間違いありません。

夕暮れ時のみさき台公園

オロロンラインは北海道の西側にあるため、日本海に沈む夕日を楽しめるスポットはたくさんありますが、灯台を有するみさき台公園のサンセットはとてもロマンチック。
ゆっくり沈む太陽を眺めていると、自然と肩の力が抜けていくような心地になります。晴れ渡る日本海に沈む夕日はとても雄大で、感動的ですよ!

みさき台公園にはキャンプサイトも整備されていますので、美しい景色と夕日を眺めながらのキャンピングもよいですね。

オロロンライン穴場スポット1.日本海に沈む夕日が絶景のスポット「みさき台公園」
画像提供:初山別村

みさき台公園の天文台と満天の星空

オロロンライン穴場スポット1.日本海に沈む夕日が絶景のスポット「みさき台公園」
画像提供:初山別村

金比羅岬に浮かぶ月

みさき台公園には天文台もあり、晴れた夜には満点の星空を観察することができます。また、公園内は夜間、星が見えやすいように照明を必要最低限に抑えています。

都市部では見ることのできない小さな星まで眺めることができるので、夜空に浮かぶ星の多さに感動すること間違いなしです!

みさき台公園キャンプ場

住所
北海道苫前郡初山別村豊岬
交通
深川留萌自動車道留萌大和田ICから国道233号・232号で初山別村へ。初山別村役場から3km先の交差点を左折し現地へ。留萌大和田ICから83km
料金
サイト使用料=要問合せ/宿泊施設=バンガロー(ログハウス型)5200円/

「しょさんべつ温泉ホテル 岬の湯」の絶景露天風呂でひとやすみ

「しょさんべつ温泉ホテル 岬の湯」の絶景露天風呂でひとやすみ
しょさんべつ温泉ホテル 岬の湯

みさき台公園内にある「しょさんべつ温泉ホテル岬の湯」もおすすめ。ナトリウム塩化物泉の泉質は殺菌効果が期待でき、外傷治癒などに良いと言われています。初山別村が誇る絶景を堪能できる露天風呂は必見です。

宿泊もできますが、旅の途中で体を休める日帰り入浴としても大人気!みさき台公園を散策した後は、疲れを癒すために立ち寄ってみてください。

しょさんべつ温泉からの眺め

上記画像は休憩スペースからの眺め。露天風呂からも同じ景色が見えるのですが、休憩スペースからの景色と比べて遮るものが少なく、海がより広く一望できる特等席。時間を忘れて、つい長湯してしまいそうですね。

しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯

住所
北海道苫前郡初山別村豊岬153みさき台公園内
交通
JR留萌本線留萌駅から沿岸バス羽幌・豊富方面行きで2時間、岬センター前下車すぐ
料金
入浴料=大人500円、小学生以下250円/貸切風呂=750円(1時間)/

オロロンライン穴場スポット2.豊かな自然と羊の島「焼尻島」

オロロンライン穴場スポット2.豊かな自然と羊の島「焼尻島」
画像提供:羽幌町観光協会 広々とした牧草地で過ごす羊

次にご紹介する絶景スポットは、羽幌町の西約25kmの位置に浮かぶ小さな島、焼尻島(やぎしりとう)。みさき台公園を出たらオロロンラインを南へ約25km進み、羽幌港からフェリーで約55分、高速船で約35分の道のりです。

羽幌沿海フェリーの情報はこちら

オロロンライン穴場スポット2.豊かな自然と羊の島「焼尻島」
画像提供:羽幌町観光協会

羊を眺めながら草原に伸びる一本道をお散歩

焼尻島の名物は羊!島の中央部には牧草地が広がっていて、羊がすくすくと育っています。

焼尻島の魅力は、牧草地や森林の広がる牧歌的な雰囲気。日本海の荒波や強風と対馬海流の流入による北海道らしい気候に、温暖さが組み合わさり、ここでしか見られない植生を楽しむことができます。

例えば「イチイ(現地ではオンコと呼ばれる)」という植物。通常であれば15mを超える大樹になりますが、焼尻島では強い風に耐え切れず、高さ1mほどの扁平に成長します。

オロロンライン穴場スポット3.国内有数の海鳥繁殖地「天売島」

オロロンライン穴場スポット3.国内有数の海鳥繁殖地「天売島」
画像提供:羽幌町観光協会 天売島・海鳥観察舎

またフェリーに乗り込んで、「天売島(てうりとう)」にも行ってみましょう。
天売島は焼尻島よりもさらに少し沖合いにある島で、焼尻島からフェリーで約30分、高速船で約15分の位置にあります。

天売島の見どころはなんといっても海鳥。ウミスズメ科のウトウの繁殖においては、なんと世界一の規模を誇ります。高台に作られた海鳥観察舎には無料の望遠鏡が設置されていて、海鳥たちの暮らしや子育てを間近に観察することができます。

オロロンライン穴場スポット3.国内有数の海鳥繁殖地「天売島」
画像提供:羽幌町観光協会

天売島フットパス

天売島の中央部にはフットパスも整備されており、バードウォッチングにも最適な遊歩道。北海道の自然を肌で体感することができますね。

島の一周は12kmほどで、歩いて回るには少し時間が必要です。効率よく天売島を満喫するためには、レンタサイクルがおすすめ。天売島の船着き場近くにレンタルサイクル店があり、とても便利です。なお天売島はアップダウンが厳しいので、体力に自信のない方は電動自転車をレンタルするといいでしょう。

レンタルサイクル店は不定期で休業することがあります。利用予定の方は事前に確認することをおすすめします。

■おろろんレンタル
電話:01648-3-5125(兼 自宅)または、090-8633-3906(天売ふる里館 )
営業期間:4月下旬〜9月 8:00〜16:00

国内唯一の海鳥専門施設「北海道海鳥センター」

国内唯一の海鳥専門施設「北海道海鳥センター」
北海道海鳥センター

「北海道海鳥センター」は日本で唯一存在する、海鳥に関する資料館です。天売島で繁殖している海鳥を紹介するととともに、海鳥の調査・研究や、個体数が減少しているウミガラスの保護活動の拠点としても機能しています。

北海道海鳥センターの館内

展示エリアは海鳥の模型でいっぱい!まるで本物かのようなリアルさです。
天売島に住む海鳥に関する映像や、海鳥のことを深く知ることのできるパネル展示なども充実しています。ぜひ訪れてほしいスポットです。

北海道海鳥センター

住所
北海道苫前郡羽幌町北六条1丁目
交通
深川留萌自動車道留萌大和田ICから国道233・232号、一般道を羽幌町方面へ車で56km
料金
無料

穴場スポットの宝庫・オロロンラインで新しい魅力を発見する旅を

穴場スポットの宝庫・オロロンラインで新しい魅力を発見する旅を
金毘羅岬の鳥居

オロロンラインには「知る人ぞ知る」穴場スポットがたくさんあります。人混みを避けて観光するにはぴったりの旅行先といえるでしょう。

北海道は季節によっても大きく景色が変わります。大自然が相手なので、次の日には全く別の光景が広がっているなんてことも。お気に入りの瞬間を見つける旅を楽しんでみてください!

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