【長野・伊那そば】南信州・伊那の美味しいそば屋さん7選をご紹介

まず初めにご紹介したい蕎麦屋は、「行者そば 梅庵（ぎょうじゃそばばいあん）」です。

つゆに焼き味噌と大根おろしのしぼり汁を加えていただく「行者そば」をはじめとし、「田舎そば」、「もりそば」の3種類から選ぶことができます（もりそばのみ細打ち）。

そばは全て中央アルプスの湧水を使用して打たれる十割そば。力強いそばの風味の中に、繊細な味わいが感じられます。

そばにはフランス産の岩塩もついてくるため、シンプルに塩でそばをいただくのもこちらの蕎麦屋おすすめの食べ方です。

入り口付近の様子

蕎麦屋は古民家を改装した風情ある建物で、その素朴な色合いは周囲の森や田畑、渓谷に見事に溶け込んでいます。

廊下の様子

蕎麦屋の近くの森の中を散策したり、店内に飾られた花木をゆったり眺めたりと、そばを待つ時間も飽きさせません。

ハーフサイズの鴨汁（440円・税込）と行者そばの組み合わせ

鴨と季節の野菜の旨味が口いっぱいに広がる「鴨汁」をそばつゆの代わりにして食べるのも、こちらの蕎麦屋人気の食べ方の一つ。

メニュー表には記載されていませんが、そばをハーフサイズでオーダーすることも可能です。

鴨のくわ焼き　1,100円（税込）

「鴨のくわ焼き」は、そばとの相性もさることながら、かかっている甘辛いタレは思わずご飯が欲しくなる味わい。

こちらの蕎麦屋はお昼のみの営業で、休日は非常に混み合うため、「絶対にそばを食べたい！」という方は、開店前から並ぶのが良いかもしれません（2021年12月現在）。

※新型コロナウイルス感染症対策
従業員全員へのマスク着用の徹底、店内の換気・アルコール消毒、取引業者へのマスク・アルコール消毒の徹底、大人数でご利用のお客様への席分け・お子様を含むご来店のお客様へのマスク着用・ソーシャルディスタンスのお願い等

こだわりの信州そばを味わえる「華留運（けるん）」は、「信州そば切りの店」にも認定されている蕎麦屋の名店です。

桜や新そばがとれるシーズンには多くの人で賑わいを見せるメインストリートの一角にこちらの蕎麦屋はあり、桜が有名な高遠城跡の城下に店を構えています。

香り高い信州そばは、平日は地元高遠産「信濃1号」を、主に土日祝は「入野谷在来種」を使用した玄そばを使用。蕎麦屋を訪れるタイミングによって異なる信州そばを味わえます。

薬味

こちらの蕎麦屋一番人気の「高遠そば」には、ネギと焼き味噌がついた辛味大根おろしのしぼり汁と自家製のくるみのつゆの2種類がついてくるので、好みに合わせて信州そばを楽しめます。

くるみのつゆは、しっかりとしたくるみの甘みを感じながらも、決してくどくありません。思わずそのまま飲んでしまいそうになる味わいです。

定番の高遠そばの他に、毎年7月には、週末限定で「暑中信州寒晒蕎麦（しょちゅうしんしゅうかんざらしそば）」という信州そばも提供されます。

とりめし　400円（税込）

信州そばとセットで注文可能な、小ぶりの「とりめし」もぜひお試しください。鶏肉をそばつゆと一緒に炊き上げているため風味豊かに仕上がっており、信州そばとの相性は抜群です。

入り口の様子

かつて城下町として栄えた街並みにマッチした外観。駐車場もお店の隣と向かい側のすぐ近くに2箇所にあります。

内観の様子

新そばや桜のシーズンには、こちらの蕎麦屋の信州そばを求めるお客さんで大変混み合うため、早めの到着がおすすめです。

※新型コロナウイルス感染症対策
従業員全員へのマスク着用の徹底、店内の換気・アルコール消毒、取引業者へのマスク・アルコール消毒の徹底、金銭やカードのトレイでの受け渡し、お子様を含むご来店のお客様へのマスク着用・アルコール消毒・ソーシャルディスタンスのお願い等

高遠城址公園から徒歩圏内に位置する蕎麦屋「きし野（きしの）」は、高遠そばに惚れ込んだオーナーが大阪より移住して開店した蕎麦屋。

粗く挽いた透明感のあるそばが特徴で、「二八そば」と「十割りそば」の食べ比べをはじめ、様々なメニューが楽しめます。

店内の様子

蕎麦屋店内にはお座敷とテーブルがあり、ゆったり広々と食事を楽しむことができます。お子さんがいる方も安心してそばを楽しめる雰囲気ですよ。

彩りもきれいな薬味

高遠そばに合わせる薬味には、基本となるネギ・焼き味噌・辛味大根おろしに加え、岩塩もついてきます。

そばを使用したパンナコッタ　150円（税込）

そばをいただいたあとのデザートには、そば粉を使ったパンナコッタはいかがでしょう。甘さ控えめで食べやすく、口の中いっぱいにそばの香りが広がります。

入り口の様子

そば粉を使ったデザートにも力を入れるなど、高遠そばの魅力をさまざまな角度から感じることができる蕎麦屋です。ぜひ一度足を運んでみてください！

※新型コロナウイルス感染症対策　
マスク会食、入店時手のアルコール消毒及び体温測定、アルコールによる消毒清掃、客席の換気運転及びアクリル板設置、店内の二酸化濃度リアル測定、店員のマスク着用、会計場の樹脂シート吊り下げ

続いてご紹介する蕎麦屋は、伊那北駅から徒歩8分のそば処「小木曽製粉所 伊那店（おぎそせいふんじょいなてん）」です。

「美味しいそばをおなか一杯食べて欲しい」というキャッチフレーズのもと、長野県を中心として9県にチェーン展開する蕎麦屋（2021年12月現在）。自社で製粉・製麺した上質な二八そばをリーズナブルな価格で提供しています。

信州そばのセットメニューや天ぷらをはじめとするサイドメニューも豊富で、お手軽に信州そばを楽しめます。

山賊焼き（220円・税込）と並盛りのそば（550円・税込）の組み合わせ

信州そばとあわせていただきたい定番の天ぷらの中には、信州発祥の「山賊焼き」もあります。

山賊焼きは食べ応えのある大きめの鶏肉が醤油ベースで味付けされたもので、揚げたては特に衣がサックサク！信州そばとの相性も抜群です。

店内の様子

こちらの蕎麦屋は席数が多く、カウンターや畳の小上がり、テーブル席もあるためおひとり様からご家族連れの方まで幅広い層が利用しやすい空間になっています。

天ぷらなどの一部サイドメニューや、お水、そばつゆ、薬味などはセルフサービスです。

入り口の様子

「チェーンの蕎麦屋ってどうなんだろう‥…」と迷っている方にこそ、是非一度訪れてみてほしい信州そばの蕎麦屋ですよ。

※新型コロナウイルス感染症対策　
従業員出勤前・毎日の検温、体調チェック、体調不良や熱などがある時は勤務しない、適切な手洗いと消毒の実行、マスクの着用、店内客席の定期的なアルコール消毒、会計での飛沫防止シート設定、トングの共有しない、広いテーブルはアクリル板設置、カウンター仕切り設置、テイクアウト販売の推奨、換気、ドアノブなどの定期的消毒

続いては、伊那市駅から徒歩6分の場所にある蕎麦屋「こぶや 本店（こやぶほんてん）」をご紹介します。

創業45年をこえる老舗老舗で、南信州の上伊那地域で生産されたそば粉のみを使用した二八そばを味わえます。

一番人気の「もりそば」、「ざるそば」は、一人前で2枚の信州そばが出てくるためボリュームたっぷり。やや甘めのつゆは、信州そばの風味を引き立たせる良いアクセントとなります。

弾力のあるコシと艶

こちらの蕎麦屋で出されるコシのある二八そばは、噛むほどに、輪郭のはっきりとしたそばの風味が感じられます。

天ぷらと信州そばの相性も抜群で、長年地元の人に愛され、常連客が多いのも納得の蕎麦屋です。

店内の様子

そば打ちを行う部屋はガラス張りで街ゆく人から見えるような構造になっています。蕎麦屋の店内は肩肘の張らない雰囲気で、一人でも入りやすいのがうれしいですね。

入り口の様子

市街地に位置する「こやぶ本店」では二八そばを、支店の「こやぶ竹聲庵（こやぶちくせいあん）」では十割そばを提供しています。

こやぶ竹聲庵へのアクセスには車が必須となりますが、ぜひこちらの信州そばもチェックしてみてくださいね！

※新型コロナウイルス感染症対策
従業員全員へのマスク着用の徹底、店内の換気・アルコール消毒、ご来店のお客様へのマスク着用・アルコール消毒・ソーシャルディスタンスのお願い

最後にご紹介する蕎麦屋は、伊那北駅から徒歩3分と駅近でアクセスの良い「角八（かくはち）」です。

明治時代より続く老舗の蕎麦屋で、提供される信州そばは全て手打ちにこだわり、そば粉は地元上伊那産の玄そばを使用しています。

お昼は街の定食屋さん、夜は居酒屋さんと、宴会・飲みの場としても利用できる便利な蕎麦屋。お好みのシーンに合わせて信州そばを堪能することができます。

店内の様子

明治時代から続く蕎麦屋の店内はどこか懐かしい雰囲気。常連客のキープボトルがたくさん並んでいることからも、地元の人に愛されている蕎麦屋だということが見てとれます。

蕎麦屋の2階には宴会場として使われる大広間もあります。

肉厚なソースカツ丼とそばのセット　1,120円（税込）

丼ものと信州そばのセットも種類豊富で、ボリュームも満点。中でも肉厚なソースカツ丼と信州そばセットは人気が高く、こちらの蕎麦屋おすすめの逸品です。

丼ものは、好みに応じて信州そばと自由に組み合わせられます。

居酒屋メニューの白子ポン酢（700円・税込）とお通しの漬物

夜になると、地酒と信州そばを楽しみに蕎麦屋に来るお客さんで賑わいます。1人でしっぽり飲みながらもよし、友人と一緒に語り合いながらもよし。

入り口の様子

ローカルな蕎麦居酒屋さんで、地元客に混ざりながら地酒と打ちたての信州そばをいただくなんて楽しみ方もいいですよね。

※新型コロナウイルス感染症対策　
従業員全員へのマスク着用の徹底、店内の換気・アルコール消毒、トレイのアルコール消毒、取引業者へのマスク・アルコール消毒の徹底、金銭やカードのトレイでの受け渡し、パーテーションの設置、お子様を含むご来店のお客様へのマスク着用・アルコール消毒

続いては、中央アルプスに位置する駒ヶ岳のふもとに店を構える蕎麦屋「丸富（まるとみ）」をご紹介します。

御嶽山の火山灰からくるミネラル豊富な土壌で育った、地元産のそば粉を中心に使用。こちらの蕎麦屋で行われる調理には、超軟水質の「甘露水」とも呼ばれる駒ヶ岳の伏流水が使用されています。

定番の信州そばは中太うちで力強い味わいを醸し出す粗挽きの二八そばで、細うちの十割そばは信州のそば粉をはじめ、季節ごとに日本各地の在来種を使い分けています。

信州そばの他に地野菜を使ったサイドメニューも楽しめます。サイドメニューはその時の野菜の状態により、日々内容を変えているというこだわりぶりです。

地鶏の陶板焼き　2,300円（税込）

「地鶏の陶板焼き」は、地鶏を陶板で焼き、そこから出た旨味たっぷりの油で地野菜を炒めた逸品。料理に使われる地鶏は地鶏のコンテストで最優秀賞を受賞した「信州黄金しゃも」。信州のブランド鶏は歯ごたえ、旨味、風味、いずれも高く評価されています。

陶板焼き自体はシンプルな味付け。信州そばとセットで頼むがおすすめです。

入り口付近の様子

駐車場から木組みされた歩道に沿って下っていくと蕎麦屋の入り口があり、周囲の景観含め、蕎麦屋一帯からはまるでジブリにも似たような世界感を感じられます。

店内の様子

こだわりの信州そばやサイドメニュー、蕎麦屋の雰囲気まで余すところなく楽しんでください。

※新型コロナウイルス感染症対策
メニュー表の定期的な消毒、従業員全員へのマスク着用の徹底、店内の換気・アルコール消毒、取引業者へのマスク・アルコール消毒の徹底、大人数でご利用のお客様への席分け・お子様を含むご来店のお客様へのマスク着用・ソーシャルディスタンスのお願い等