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【電車で行ける】都内から新幹線で約80分!越後湯沢でストレスフリーな親子アウトドア&グランピング旅

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2025年7月29日

【電車で行ける】都内から新幹線で約80分!越後湯沢でストレスフリーな親子アウトドア&グランピング旅

国内屈指のスキーリゾートとして知られている新潟・越後湯沢。
拠点となるJR越後湯沢駅には上越新幹線でアクセスでき、夏も気軽にアウトドアが楽しめるエリアとして注目を集めています。

今回は、経験豊富なスキー場が運営するアスレチックやホテル併設のグランピング施設など、小さな子連れやワンオペ親子旅でもストレスフリーで楽しめる施設を体験レポートでご紹介。
今年の夏は、少しだけアクティブな1泊2日の旅に出発しませんか?

夏の越後湯沢はこんなところです

夏の越後湯沢はこんなところです
JR越後湯沢駅から送迎バスで20分の場所にある「舞子グランピング」。 山々に囲まれて清々しい夏休みを過ごそう

JR越後湯沢駅がある新潟県の湯沢町は、山々が連なる狭い谷間に位置する町です。駅の標高は、なんと東京タワーよりも高い365m!周囲を見回すと山々との距離の近さにも驚かされます。

豊かな自然が近くにあると同時に、旅先としての快適性も備えているのがこのエリアの魅力。駅ナカにはアウトドアショップを併設するビジターセンターがあり、新潟県内の土産やグルメが集まる「ぽんしゅ館」も楽しいスポットです。

日本酒をテーマにした「ぽんしゅ館」などがあるJR越後湯沢駅の構内

また、湯沢町はコシヒカリの一大産地である南魚沼市に隣接し、本場の土鍋ご飯や新潟ならではの雪国グルメも必食。人気のグランピング施設では、そんな地元グルメ満載のディナーも好評です。

スキー客が一段落したグリーンシーズンは、静かでマイペースに旅を楽しめますよ。

【1泊2日モデルコース】夏の越後湯沢でアウトドア&グランピングを満喫!

さっそく、新潟・越後湯沢への1泊2日グランピング旅へ出発!
親子2人旅のスケジュールはこちらです。参考にしてみてくださいね。

■1日目
07:48 JR東京駅出発 朝は早めに行動がおすすめ!
09:05 JR越後湯沢駅到着。大きな荷物はロッカーに預けて、駅ナカでお弁当を購入
09:54 JR上越線に乗ってJR越後中里駅へ
10:03 JR越後中里駅到着。駅から徒歩7分でフォレストアドベンチャー・湯沢中里に到着
11:00 アスレチック体験(所要2時間)へ。体験後、近くでピクニックランチ
13:57 JR越後中里駅出発
14:16 JR越後湯沢駅到着&駅ナカでひと休み
14:40 舞子グランピングの送迎バスで移動・チェックイン
18:00 舞子グランピングでアウトドアディナーを堪能

■2日目
10:00 チェックアウト。その後は屋内外のアクティビティを体験
13:10 送迎バスでJR越後湯沢駅へ。駅ナカや周辺でランチをしたり、足湯巡りをしたり
16:18 JR越後湯沢駅を出発
※電車の時刻は取材時の情報です。おでかけの際は最新の情報をお確かめください

ここからは、それぞれのスポットでの過ごし方や見どころを詳しくレポートしていきます!

【1日目】「フォレストアドベンチャー」でダイナミックに遊ぼう!

【1日目】「フォレストアドベンチャー」でダイナミックに遊ぼう!
勇気と冒険心で進んでいくアドベンチャー。全国のフォレストアドベンチャーのなかでも湯沢中里は特に足場が高いとか

JR越後湯沢駅でスーツケースなどの大きな荷物を預けたら、駅ナカでお昼ご飯を買って、「フォレストアドベンチャー・湯沢中里」へ。

スキー場の斜面を利用したダイナミックなアスレチックが楽しめます。
冬は雪で覆われてしまうので、体験できるのはグリーンシーズン限定!

「フォレストアドベンチャー」体験後の達成感と心の成長に感動

アドベンチャーコースは全部で1~5のコースがあり、難易度や高さがステップアップしていきます

専用のハーネスを着用して背の高い木立の間を空中移動していく、フランス発祥の「フォレストアドベンチャー」。一般的なアスレチックとの大きな違いは、やはり高度感ではないでしょうか。

身長140㎝かつ小学4年生以上から利用できる「アドベンチャーコース」は、なんと最高所が15m!大人でも足がすくむ高さです。

スタッフさんが地上から見守ってくれ、アドバイスもしてくれるので安心

でも、ハーネスを着用しているので落ちる心配はありません。あとは、一歩踏み出す勇気。「怖い」気持ちを乗り越えた後は、きっと大きな自信が生まれるはずです。

身長110㎝から利用できる「キャノピーコース」もあるので、無理のないコースを選んでみてくださいね。

身長110㎝から体験できるキャノピーコースも楽しいですよ

「フォレストアドベンチャー」体験時の服装や必携アイテムはこちら

貴重品を預けられるロッカーや自販機があるレストハウス

ズボンなどの動きやすい服装&運動靴があれば特に装備は不要ですが、夏場は汗拭きタオルや虫よけスプレーがあると便利です。小さなボディバッグを借りられるので、ドリンクなどは携行できます。

敷地内にカフェや飲食店などはないので、体験時間によっては越後湯沢駅でお弁当や軽食を準備していくのをおすすめします。飲み物は、自販機で購入することもできますよ。

■フォレストアドベンチャー・湯沢中里
⇒料金・予約はこちら

【1日目】ホテルクオリティの「舞子グランピング」に泊まる

【1日目】ホテルクオリティの「舞子グランピング」に泊まる
憧れのドームテントやかわいいベルテントでグランピングを

「フォレストアドベンチャー」からJR越後湯沢駅まで戻ったら、宿泊する「舞子グランピング」へと向かいます。駅から宿の無料送迎バス(夏季は要予約)で20分ほどの距離です。

「舞子グランピング」は、スキー場を併設する舞子高原ホテルの敷地内にあるグランピング施設。広々とした芝生の斜面にドーム型やベル型のテントが並んでいます。滞在中はホテルの施設やサービスを利用できるので、アウトドア初心者でも気軽にグランピングに挑戦できます。

15:00 チェックインをして、いざドームテントへ!

ベッドやソファまであり、思った以上に広々とした空間です

舞子高原ホテルのフロントでチェックインをしたら、グランピングエリアへ移動します。重たい荷物はスタッフさんがカートで運んでくれますよ。テント内はホテル内の客室と同等の設備で、とにかく快適!

ベッドサイドにエアコンや冷蔵庫も完備。傘や持ち運べるベッドランプなど、グランピングならではの小物もそろっています

雪室ショコラと雪室珈琲がお出迎え。テラスのティーポットにはハーブティーも用意されていました

開放的なグランピングサイト。写真中央の茶色の建物がトイレや水場などがあるレストハウスです

レストハウスの内部。アルコールや薪などの販売や、無料の貸し出しおもちゃやソフトドリンクバーもあります

涼しいテント内でおやつを食べてひと休み。荷物を置いて、身軽にテントの周辺探索も楽しんだら、次はお風呂へ向かいます!

16:00 ホテルの大浴場で汗を流そう

弱アルカリ性の舞子温泉(写真は男湯)。タオルやアメニティ類も、もちろん備わっています

お風呂はホテルの男女別大浴場へ。露天風呂やサウナもあって、夜は24時まで朝は5時から利用できます。

ちなみに、大浴場があるのはフロントと同じ1階ロビー。アイスの自販機やソファ席もあるので、母息子や父娘ペアの場合は、入浴後にロビーで待ち合わせもできそうです。

18:00 準備も片付けもお任せのグランピングディナー!

八海山あまさけベーコンなど、こだわりの地元グルメが満載のディナー。写真には写っていませんが、土鍋で炊くコシヒカリのご飯や魚介のスープなども美味!

ディナーはテントに併設するテラスでいただきます。時間になるとスタッフさんがやってきて、手際よく食材や料理をテーブルに並べ、グリルの使い方などをレクチャーしてくれます。

テラスのグリルで特選サーロインステーキなどを焼きます。グリルの操作も簡単で、子どもも率先してお手伝い!

食後はテラスでたき火を眺めたりマシュマロを焼いたり。元気をチャージしたら、また斜面を走り回ったりと大満足

アウトドアディナーと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、調理も後片付けも本当に簡単で、むしろ普段よりもゆっくりと食事を楽しめるような気がします!

20:00 星空観察をしたり花火をしたり

星空を間近に感じられるスキー場でのひと時

視界の開けたスキー場ならではの楽しみが星空観察。宿泊者限定の夜空観察ツアーが開催される日もあるので、ぜひ参加を。売店で花火を買って楽しむのもおすすめです。楽しんだ後はふかふかのベッドで就寝できるのも、グランピングの魅力です。

■舞子グランピング
⇒料金・予約はこちら

【2日目】「舞子グランピング」チェックアウト後のおすすめの過ごし方

宿泊した翌日も、たっぷりと舞子高原を楽しみましょう。チェックアウト後もキッズと一緒に楽しめるアクティビティがいろいろあります。

7:00 朝食はホテルのブッフェでのんびり

南魚沼産コシヒカリのご飯やおかゆ、新潟ラーメンや甘酒ドリンクなどもあります

朝食はホテルのレストランにて。地元グルメから焼きたてパンまで種類豊富に用意されたブッフェを楽しめます。子どもたちには自分で焼くワッフルが人気です。

10:00 チェックアウト後は舞子高原で遊んで帰路へ

フリスビーのような感覚で小さい子でも楽しめるディスクゴルフ

チェックアウト後はフロントに荷物を預けて、グラウンド・ゴルフやディスクゴルフなどの屋外アクティビティやクラフト体験を楽しんで。ホテル館内を巡る謎解きラリーも子どもたちに人気がありますよ。

ネイチャークラフトやハーバリウム、UVレジン小物、アロマネイルオイルなど種類豊富なクラフト体験

たっぷりと滞在を満喫したら、送迎バスに乗ってJR越後湯沢駅へと戻りましょう。新幹線の時間に余裕があれば、越後湯沢駅周辺でもお土産探しや足湯など、もうひと遊びできそうです。

 

車や連泊でもっと満喫!越後湯沢のおすすめ立ち寄りスポット

越後湯沢は関越自動車道の湯沢ICからほど近く、車でもアクセスしやすい地域です。

車で訪れるなら、SUPやカヤックが体験できる「大源太キャニオン」にもぜひ立ち寄ってみて。雪解け水や湧き水が流れ込む湖でのアクティビティが、夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。

秘境のような雰囲気の大源太キャニオンでSUPやカヤックを体験。水着やラッシュガード、ウォーターシューズを着て参加しましょう

また、越後湯沢周辺は見どころが多いので連泊もおすすめ。SNSで話題の「清津峡渓谷トンネル」や八海醸造が運営する「魚沼の里」、地元のレストランなどを巡ってはいかがでしょうか。越後湯沢は温泉地でもあるので、日帰り入浴を楽しんでから帰るのもいいですね。

大源太キャニオンにある「農家レストラン 縁」。森の入口に佇み、まるで絵本の世界のような雰囲気。地元で採れた山菜や旬の野菜を使った郷土料理を味わえます

■農家レストラン 縁
⇒詳細はこちら

アウトドアと観光のどちらもほどよく楽しめる、越後湯沢ならではのレジャー旅を楽しんでくださいね!

 

この夏は越後湯沢で、思い出に残る親子旅を

東京から新幹線で約80分とアクセス抜群の越後湯沢。夏は、豊かな自然のなかで気軽にアウトドアやグランピングが楽しめる絶好のシーズンです。

本格的なアスレチックや、ホテルクオリティの快適なグランピング施設は、アウトドア初心者や小さな子ども連れのファミリーにもぴったり!

この夏は少し足をのばして、アクティブな思い出をたくさん作ってみませんか?

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