【伊勢神宮周辺】御守りやお参り記念グッズをチェック!お土産にもおすすめ♪
伊勢神宮のおまいりの記念に持ち帰りたい縁起のいいグッズがたくさん。 また、伊勢志摩には神話由来の社寺が多く、ご利益や伝わっている逸話もさまざま。 旅の道行きも楽しみながら足をのばしてみよう。...
更新日: 2018年10月16日
年間800万人が訪れる伊勢神宮。江戸時代に信仰が広がり「人生一度は伊勢まいり」といわれ人々の崇敬を集めてきた。古くから現在まで続く人々の憧れ「お伊勢さん」のいまさら聞けないあれこれをご紹介。
A 日本人の大御祖神である天照大御神を祀る神社。約2000年の歴史をもち、全国の神社の本宗として仰がれている聖地でもある。内宮や外宮をはじめとする125社が所属する。正式名称は「神宮」。
別宮って?
内宮・外宮の正宮の「わけみや」のこと。正宮に続いて尊い宮とされ、全部で14宮ある。内宮・外宮の宮域内や伊勢市内の少し離れた域内などにある。
A 『日本書紀』によると、第11代垂仁天皇の御代に永遠の地を探し、天照大御神が皇女倭姫命とともに諸国をめぐり、最後に伊勢にたどり着いた。「常世の波が押し寄せる美しい国。この国にいることにしよう」との天照大御神の言葉のとおりに、五十鈴川の川上に鎮座されたことが内宮の起源とされている。
A 樹齢100年を超す大木があるなど、伊勢神宮は自然も見どころのひとつ。特に3月下旬から4月上旬にかけての宇治橋周辺の桜は見事。1月下旬〜2月上旬にかけて内宮・子安神社周辺で寒桜も咲く。冬の雪景色もおすすめだ。
宇治橋の日の出
11月下旬〜1月下旬にかけて、内宮宇治橋の大鳥居から日の出を望むことができる。
A 毎日2回、神様へのお供えを準備する日別朝夕大御饌祭など多くの祭りが行なわれている。なかでも豊穣を感謝する10月の神嘗祭、6月・12月の月次祭は重要な祭りで「三節祭」と呼ばれる。
春と秋に行われる神楽祭では、内宮神苑に設けられる特設舞台で雅楽や舞楽が一般公開される(雨天の場合は参集殿の能舞台での公開)。
A 20年に1度、社殿を建て替え、神様を新たな宮にお遷り願う神宮最大の祭りで1300年以上の歴史がある。信仰や伝統、技術を次世代に受け継ぎ、変わらぬ姿を維持することにより常若の精神を伝えている。
A 出雲大社の大社造りと並んで日本で最も古い建築様式のひとつといわれる、伊勢神宮の「唯一神明造」の社殿を見てみよう。
切妻造の屋根のふきおろした方向を平(ひら)といい、平側に入り口が造られる形式を平入という。
屋根を棟から両側へふきおろし、両端は棟と直角に切られている。本を半分開いて伏せたような形をしている。
弥生時代に穀物倉の建築で発達した造り。ネズミなどの食害を防ぎ、風通しを良くすることで湿気を防いだ。
地面に穴を掘り礎石を使わずに穴の底にじかに柱を立てている。
屋根の上に並んでいる鰹木。内宮は偶数で10本、外宮は奇数で9本と決まっているため、鰹木を見ればどちらの所管かがわかる。
屋根を貫く千木屋根を貫く二本の木。千木の先端が水平なのが内削、垂直なのが外削という。
外宮はJR/近鉄・伊勢市駅から徒歩5分の場所にありアクセスしやすい。内宮は外宮から5㎞ほど離れており、バスで10~20分ほどで行くことができる。
路線バス
外宮から内宮まで約10~20分で結ぶ。1時間に1〜2便。
周遊バス
伊勢、二見、鳥羽をめぐる「CANばす」は1日6便運行している。
観光タクシー
「美し国観光タクシー」があり、伊勢市、鳥羽市、志摩市内を効率よく観光できる。
車
外宮周辺に3か所、内宮周辺に8か所の専用駐車場がある。
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