

更新日: 2026年2月20日
黒石観光の決定版!中町こみせ通り散策と名物「つゆやきそば」徹底ガイド
青森県黒石市のノスタルジックな街並みを楽しめる「中町こみせ通り」。
江戸時代の面影を残すアーケードは、歩くだけでタイムスリップしたような情緒に溢れています。
本記事では、この歴史情緒ある散策スポットの魅力に加え、黒石が誇る唯一無二のご当地グルメ「つゆやきそば」の名店を徹底解説!
伝統の風景と、甘辛いソースがスープに溶け出す不思議な絶品麺。
黒石観光を120%満喫するための決定版ガイドをお届けします。
※掲載の情報は取材時のものです。お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
目次
中町こみせ通りについて知ろう!
中町こみせ通りとは?
黒石市の中心部に位置する中町こみせ通りは、江戸時代(藩政時代)から今に続く、全国的にも極めて珍しい木造のアーケード状通路です。
1. 暮らしの知恵が生んだ「こみせ」の構造
「こみせ(小見世)」とは、自分の敷地内にひさしを長く張り出し、その下を公衆の通路として開放したものを指します。これは、厳しい北国の冬に吹き荒れる猛吹雪や、夏の日差しを避けるために考案された先人たちの知恵の結晶です。
現代のアーケードのルーツとも言えるこの構造は、単なる通路としてだけでなく、商人たちが商品を並べたり、近所の人々が立ち話をしたりする、地域コミュニティの温かな交流の場としても機能してきました。
2. 伝統的建造物が並ぶ歴史的景観
この通りには、江戸時代から続く伝統的な商家が軒を連ねています。高橋家住宅は、国指定重要文化財。藩政時代の趣をそのままに残す、通りのシンボル的存在です。また、歴史ある酒蔵が並び、杉玉が下がる景観は、城下町の情緒をより一層引き立てています。
3. 高い評価を受ける景観美
木造の柱が整然と並ぶその美しい街並みは、昭和61年に「日本の道100選」に選定されました。また、平成17年には周囲の建物を含め、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。

銘酒の味と風格ある建物に注目「菊乃井 鳴海醸造店」
文化3(1806)年創業の老舗酒蔵で、銘酒「菊乃井」の醸造元。敷地内から汲み上げる南八甲田の伏流水と周辺の田園で丹精された米で仕込む酒は、まろやかさに定評がある。

市の有形文化財指定の家屋は藩政時代の建築
庭園は津軽地方で独自に発展した「大石武学流」で、大きい石がダイナミックに配されているのが特徴

常時6種類以上の日本酒を試飲することができる
菊乃井 鳴海醸造店
- 住所
- 青森県黒石市中町1-1
- 交通
- 弘南鉄道弘南線黒石駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30
- 休業日
- 不定休(1月1日~3日休)
- 料金
- 純米吟醸津軽の吟=1750円(720ml)/特別純米酒津軽三味線=1400円(720ml)/大吟醸稲村屋文四郎=1500円(300ml)/
気軽に入れるやきそば専門店「黒石やきそば専門店 すずのや」
マスターが昔通った元祖「美満寿」の味を思い出して再現したつゆやきそばは、あっさりしていて最後まで飲み干せるほど。一味唐辛子やソースを加えながら味の変化を楽しむ客も。

くろいしつゆやきそば750円

店内には黒石観光のパンフレットも設置
豪商の家屋を見学したあとは甘味を「高橋家住宅」
黒石藩の御用商人を務めていた豪商で、屋根が低めの建物は江戸時代中期の建築。黒光りする重厚な柱、精巧な設えはいずれも見事だ。屋内には抹茶やおしるこが味わえる甘味処を併設。

国の重要文化財に指定されている

土間の一角と中庭に喫茶スペースがあり、ほっとひと息つける
高橋家住宅
- 住所
- 青森県黒石市中町38-1
- 交通
- 弘南鉄道弘南線黒石駅から徒歩8分
- 営業期間
- 4月下旬~11月(住宅見学は通年)
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉店、12~翌4月中旬の住宅見学は要予約)
- 休業日
- 期間中不定休
- 料金
- あんみつ=600円/お汁粉=600円/冷たい白玉ぜんざい=500円/赤じそジュース=300円/コーヒー=500円/
津軽三味線の生演奏を鑑賞「津軽黒石こみせ駅」
地元の特産品を集めた売店があるほか、毎日(冬季は土・日曜、祝日)11時と14時の2回、津軽三味線の実演を行なっている。三味線体験も実施しているので参加してみよう。

中町こみせ通りになじむレトロな外観
津軽黒石こみせ駅
- 住所
- 青森県黒石市中町5
- 交通
- 弘南鉄道弘南線黒石駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉店、時期により異なる)
- 休業日
- 無休(1月1日休)
- 料金
- こみせ味噌まんじゅう=108円(1個)/米粉焼きドーナツ=160円(1個)/津軽こみせ米=3600円(10kg)/つゆやきそばキット=615円(2食入)/
こみせ通りを眺めながら和食を「レストラン御幸」
そば、うどんから本格的な会席が味わえる和食処として地元でも有名。なかでも天ぷらや刺身など、数々の料理を彩り良く盛り込んだ御膳メニューが人気。

目でも楽しめる花かご御膳2200円
レストラン御幸
- 住所
- 青森県黒石市中町36
- 交通
- 弘南鉄道弘南線黒石駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:30(L.O.)、17:00~20:00(閉店20:30)、金・土曜の夜は~20:30(閉店21:00)、2階宴会場は~21:30(閉店)
- 休業日
- 不定休
- 料金
- 花かご御膳=1630円/天ぷら御膳=1480円/なでしこセット=1730円/
銭湯跡にできたふれあい拠点「松の湯交流館」
銭湯を再生したおしゃれな観光コミュニティ施設。観光情報を提供する案内所や無料の休憩所のほか、カフェも併設している。散策のスタートやひと休みにもおすすめ。

建物の中から突き出した松の木がシンボル

元女湯だった場所は情報検索スペースに
松の湯交流館
- 住所
- 青森県黒石市中町33
- 交通
- 弘南鉄道弘南線黒石駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~18:00
- 休業日
- 無休、12~翌3月は月曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
- 料金
- 入館料=無料/占用貸館=100円~(1時間)、860円~(1日)/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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