【沖縄旅行】絶対行きたい定番名所をおさえた2泊3日おすすめプラン!
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素朴で温かな島の焼物、やちむん。日々の暮らしに彩りを添え、心和む時間を与えてくれる器やマグカップを探しに、おでかけしてみませんか?
のどかな風景が広がり穏やかな時間が流れるやちむんの里には、迫力の登り窯をはじめ工房やショップが点在しています。
やちむんの歴史に触れながら、お気に入りの器との出会いを求めて、里内をゆっくりと散策しましょう。
やちむんの里を象徴する大きな登り窯や共同売店をはじめ、独立し営業する19の工房が建ち並び、各工房では壺屋焼や読谷山焼などの技法を継ぐ、さまざまなやちむんが作陶されています。沖縄の暮らしのなかで愛用される素朴なやちむんは、近年、国内はもちろん海外からも広く注目を集めています。
①1~2時間で里内をめぐる
ショップを2、3軒めぐるなら1時間ほど。里内をゆっくり見て楽しむなら2時間は必要。
②午前中の時間がおすすめ
午前中は比較的空いていて狙い目。午前9時オープンのショップもある。
③里内は車移動もOK
入口近くに駐車場があるほかショップ付近にも駐車可能。里内では歩行者に気をつけながら徐行運転を心がけて。
④工場見学も楽しめる
見学ができる工房もあるので事前にチェックしておこう。
沖縄の言葉で「焼物」のことで、琉球王国の時代から人々の暮らしに深く根づいた歴史ある工芸品。近年は伝統的なものから独創的なものまでバラエティに富んだ作品が作られていて、旅行のおみやげとしても人気。
陶磁器を焼成する窯の名称。傾斜地を利用して階段状にいくつもの窯室が連なり、下の窯に火をつけると上の窯へと炎が上がる構造になっている。薪を燃やして一気に焚き上げる窯焚きの作業は圧巻である。
青空に映える赤瓦屋根の巨大な登り窯
読谷壺屋焼窯元・島袋常秀さんのギャラリー。壺屋焼の伝統紋様を大切にしつつ独自にアレンジした作風で、現代の暮らしになじむ温かみのある作品が人気を集める。
5寸皿重ね焼 1430円
菊唐草の紋様が目をひく
5寸皿一枚焼 1650円
愛らしい巻唐草の一枚焼き
チューカー 1万1000円
深い青色に呉須蝋抜きの紋様が鈴のよう
人間国宝の祖父・金城次郎氏の技法を継承しつつ、女性らしい華やかな作風が魅力。伝統の魚紋をはじめウミガメやクジラなど海の生き物をモチーフとした作品にも注目。
7寸皿 4000円
中央に描かれたウミガメがかわいい
角皿(中) 3500円
赤絵の菊紋が鮮やか
里はずれにある工房の軒先に置かれたやちむんは、深く美しい色彩とおおらかな絵付け、ぬくもりのある風合いが魅力。伝統的でありながらも独創性を感じる作品を作る注目の窯元。
マグカップ 1980円
やや大きめで持ちやすい
3寸皿 660円
緑と飴色の三彩点打の豆皿
北窯の松田共司さん、松田米司さん、宮城正享さん、與那原正守さんが手がけた器を共同販売する。4人4様の個性あふれるやちむんは、作家別に見比べてみるのも楽しい。
4寸マカイ(松田米司さん) 各 1100円
種類も豊富な愛らしい碗
茶托セット(與那原正守さん) 3850円
ペルシャブルーの色合いがすてき
チーズ入れ(與那原正守さん) 1980円
個性的な形で使い方もいろいろ
読谷村で工房を構える陶工のやちむんを多く取り扱うセレクトショップ。人気が高まる若手作家の器にも注目です。
読谷村で活動する工房を中心に県内で作陶された器を販売。伝統的なものから目新しいものまでバラエティに富んだやちむんを取り扱う。
眞正陶房(安里貴美枝さん)スープカップ 3000円(税別)
nagaremo(森本美晴さん)フリーカップ 2000円(税別)
工房 双子堂(折尾あやさん)色絵付けフリーカップ 1800円(税別)
読谷村の住宅街にある店には所狭しとたくさんの器が並ぶ
読谷村内に工房を構える作家の作品を取り扱う販売所。種類も豊富なやちむんをはじめ、ほかにも琉球ガラスや読谷山花織の小物などがそろう。
陶器工房 壹(壹岐幸二さん)プレート 2750円
ei-bou(北川稔さん)ひし形小鉢 1980円
土工房陶糸(糸数裕樹さん)吊り下げ鉢 1200円
やちむんの里からも近い国道58号沿いに建つ赤瓦屋根の施設
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