【しまなみ海道ランチ】島食材たっぷりのメニューが自慢の店へ
しまなみ海道ランチは、瀬戸内海で獲れた新鮮魚介の丼や鯛料理など、海鮮がマスト! 刺身から魚介鍋、多国籍料理まで地元の有名店やロケーションのよい店でぜひ味わいたいですね。 島別にオススメの店をピ...
瀬戸内海に浮かぶ6つの島を9本の橋で結ぶ「しまなみ海道」。この記事では、しまなみ海道観光にまつわる基本情報とプランニングにお役立ちの情報をご紹介します。
そもそも、しまなみ海道ってどこにあるの?
行き方は?
観光には何日必要??
そんな疑問はここで解消!しまなみ海道のキホン情報を徹底的に案内します!
広島県尾道市から愛媛県今治市までに浮かぶ瀬戸内の6つの島を9本の橋でつなぐ「しまなみ海道」は、約60㎞におよぶ高速自動車道「西瀬戸自動車道」の愛称です。しまなみ海道でつながる島は、向島(むかいしま)、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)、大三島(おおみしま)、伯方島(はかたじま)、大島(おおしま)。各島へはインターチェンジから降りられ、瀬戸内の絶景を見渡せるビュースポットをはじめ、博物館やアート作品、絶景カフェや島グルメなど個性豊かな魅力が迎えてくれます。サイクリストの聖地としても有名で、島をつなぐ橋の上から眺める絶景は感動もの!
しまなみ海道の玄関口は、広島県尾道と愛媛県今治(いまばり)。尾道&今治から各島へはバスやフェリーでアクセスできますが、島内の移動は自転車または車が断然便利です!
しまなみ海道の玄関口は、本州側のJR尾道駅と、四国側のJR今治駅。JR今治駅へ行く場合は、本州側と四国側の2つのアプローチがあります。尾道駅、今治駅までのアクセスを図にまとめたのでご参考にしてくださいね。
しまなみ海道はサイクリストの聖地でもあるので、自転車を持っていきたい派必見の情報はこちらとなります。
岡山駅~倉敷駅~福山駅~尾道駅を結ぶアートな観光列車。車内には自転車をそのまま置けるサイクルスペースや特産品を扱う売店もあります。
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自転車をそのまま積載でき、週末を中心に運行する列車。松山便(松山駅~今治駅間)と、西条便(波止浜駅~伊予西条駅間)を運行。先着順の事前予約制です。
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鉄道は通っていないため、車での移動が基本ですが、船&バスの公共交通機関でも島へアクセスできるのが、しまなみ海道の特徴です。自転車を積載できる船&バスもあり、島と島を結ぶ航路や路線も多いので、上手に活用すれば、短時間で複数の島に行くことも可能。その他、自転車でアクセスできるのもしまなみ海道ならではの魅力です。
しまなみ海道への移動のキホンは車!しまなみ海道は高速自動車道になっているから、車でのアクセスがとてもスムーズです。各インターチェンジから島へ降りることができ、気軽に島ドライブが楽しめます。
広島側からは西瀬戸尾道ICがスタート、今治側からは今治ICがスタート。ハーフインターチェンジになっている箇所が多いため注意してくださいね。
しまなみ海道へのアクセスで、頼りになるのが船。自転車を積載できる船も多く、自転車×船という組み合わせで、しまなみ海道めぐりの幅がグンと広がります。「せとうちクルーズPass」「島なみホッピングパス」といったお得なパスもあるので、ぜひチェックしておきましょう。
瀬戸内クルージング(旅客船)
尾道~因島~佐木島(ゆめしま海道)~生口島を結び、自転車の積載もOK。1日7~8便運航。JR尾道駅から尾道港は徒歩すぐと好立地。
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渡船(旅客船)
尾道~向島を結ぶ風情ある渡し船は、今も地元民の足として大活躍。5~11分間隔と頻繁に運航し、所要は3~5分ほど。自転車、車の積載載もOK。3社が運航し、航路が異なるので事前に確認しておきましょう。
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大三島ブルーライン(フェリー)
今治~大三島~大崎上島(広島県)を結びます。自転車が積載できる今治港発の船は1日2便なので計画的に利用しましょう。今治駅から今治港までは徒歩20分。
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芸予汽船(快速船)
今治~大島~伯方島~ゆめしま海道の各島~因島を運航。自転車積載不可の便あり。
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高速バス
目的地に早く着ける、しまなみ海道を縦断できる、新幹線のぞみ発着駅や主要バスセンターから出発している、などメリットは多いですが、停車するバス停が限られるので、事前に場所の確認は必要です。
路線バス
島内各所にバス停がある島民の足。本数が限られているので、島内の移動手段として利用する場合は、計画は綿密に。向島・因島・生口島は広島県のバス会社、大三島・伯方島・大島は愛媛県のバス会社が管轄のため、県をまたぐ場合は、高速バス、自転車を利用しましょう。
しまなみライナー(高速バス)
しまなみ海道の全島を縦断するバスはコレ!福山駅(または広島バスセンター)~しまなみ海道の各島~今治駅を運行(JR尾道駅には停車しない。乗車または降車用のバス停あり)。台数制限はあるが輪行バッグがあれば自転車の積載もOK。
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フラワーライナー(高速バス)
広島バスセンター~尾道駅~向島~因島間を運行。自転車の積載は4台までOK。輪行バッグ推奨。
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おのみちバス(路線バス)
尾道市内を運行し、尾道駅~向島~因島~生口島の広島県側の3島を運行。自転車の積載は不可。
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せとうちバス(路線バス)
松山市駅~今治駅~大島~伯方島~大三島を運行する「特急便」。便によっては、今治止まりのものも。自転車の積載は不可。
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瀬戸内海交通(路線バス)
今治駅~大島~伯方島~大三島を運行する「急行便」。停車バス停は「せとうちバス 特急便」と同じ。自転車の積載は不可。
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しまなみ海道には、新尾道大橋を除くすべての橋にサイクリングロードが併設され、レンタサイクル施設も大充実! 初心者でも気軽に楽しめる環境が整っているのです。
しまなみ海道にはグルメあり、アートあり、サイクリングありとお楽しみが盛りだくさん!しまなみ海道を旅するならハズせない5つのキーワードで、その魅力をチェックしましょう。
波穏やかな瀬戸内海に大小の島が集まり、その美しさから「多島美(たとうび)」と称されるしまなみ海道。絶景を見渡す展望台をはじめ、島をキャンバスに見立てたアート作品、まるで外国のようなスポットなど、しまなみ海道ならではの絶景がたくさん!
日本で初めて海峡を自転車で縦断できる橋上サイクリングロードが整備されているしまなみ海道は、世界のサイクリストが憧れる聖地です。瀬戸内海の上を爽快に自転車で走るのは最高に気持ちがいい♪ ライトトレッキングで見晴らす絶景も圧倒的なパノラマ感です。
瀬戸内海に囲まれたしまなみ海道では、新鮮な魚介を主役にした海鮮グルメが楽しめます。定番の丼はもちろん、鍋料理、多国籍料理、海鮮BBQといった多彩な味わい方も魅力のひとつ。特に鯛やタコが有名です。
しまなみ海道めぐりの休憩にぜひ訪れたいのが、瀬戸内の絶景を目の前に望むカフェ。高台に建つロケーション抜群のカフェ、すぐそこに海が広がるシーサイドカフェなど、各島に魅力的なカフェが点在しています。
穏やかな瀬戸内式気候に恵まれたしまなみ海道は、全国有数の柑橘の産地です。因島ははっさく発祥地、生口島は国産レモンの発祥地、各島で温州みかんが栽培され、柑橘を使った逸品は、しまなみ海道の定番みやげです。
しまなみ海道旅のプランニングに必要な知識ともいえる、「周遊の拠点」「必要な日数」「移動手段」「宿」「ベストシーズン」の5つのポイントを解説します。ざっくり知識としてもっておけば、より充実した旅プランが立てられますよ!
しまなみ海道へのアクセスは、尾道市か今治市に拠点を置くのがおすすめ。電車や車でのアクセスも便利で、島に比べると宿泊施設や遅くまで営業している飲食店も充実しています。
訪れる島の数を1~2に厳選して、かけ足でめぐるなら1日でめぐることもできますが、せっかくしまなみ海道に行くのなら、最低でも1泊2日はみておきたいところです。車があれば移動もスムーズ。公共交通機関や自転車でめぐることもできますが、その場合は綿密な計画が成功のカギ。
しまなみ海道の各島は広くて見どころも点在しているため、島内の移動手段は車か自転車が断然おすすめ!自転車でめぐる場合、バスや船の公共交通機関と組み合わせることで、 移動の幅も広がりますよ。
旅館、民宿、温泉宿、ゲストハウス、サイクリスト向けの宿など、バリエーション豊かに宿があります。しまなみ海道の中間地点にあたる生口島と大三島には宿も多く、拠点にするには最適です。
温暖な瀬戸内式気候のため、いつ訪れてもOKなのがしまなみ海道の魅力。初めてのサイクリングならば、春や秋など穏やかな気候の頃がおすすめです。
しまなみ海道、6つの島をそれぞれ紹介します。各島の観光スポットをおさえて、旅行プランをぜひ立ててみてくださいね。
幅200~400mの尾道水道を挟んで、尾道と向かい合うようにして浮かぶ向島。所要3~5分の渡船で行き来することができるため、日帰りで島旅を楽しめる場所です。最近では、カフェやショップなどおしゃれな店が続々と誕生し、注目を集めています。
瀬戸内海に面して立つ岩子島厳島神社は、世界遺産に登録されている広島県宮島にある嚴島神社の分社です。境内一帯は砂浜になっており、波打ち際には神社のシンボルである朱塗りの鳥居が立ち、潮の満ち引きで鳥居の姿が一変し、とても神秘的!
岩子島厳島神社(いわしじまいつくしまじんじゃ)
戦国時代に勢力をふるった村上海賊の史跡が残る歴史ロマンあふれる島。また造船が盛んなことから「造船の島」としても知られています。はっさく発祥の地でもあり、はっさくを使ったスイーツは島の定番みやげとして人気を呼んでいます。
昭和58(1983)年に築城された、全国的にも珍しい城の型を模した資料館。小高い丘に建つ本丸には、村上海賊の貴重な武具や遺品などを数多く展示しています。城のふもとに建つ金蓮寺には、村上海賊代々の墓があります。
国産レモン発祥地として知られる生口島。レモン畑をはじめ、博物館、美術館、屋外アート作品、海水浴場など、多彩な見どころが訪れる人を迎えてくれます。瀬戸田港の近くにあるレトロな「しおまち商店街」は、ここ最近、新たな施設が誕生している注目エリアです。
耕三寺耕三が母の菩提寺として建立した浄土真宗本願寺派の寺。堂塔のうち15棟が登録有形文化財となっています。なかでも多くの人が訪れる場所が、約5000㎡の広大な敷地を埋め尽くす大理石庭園「未来心の丘」です。まるでエーゲ海に浮かぶサントリーニ島のようと話題!
しまなみ海道の中ではもっとも大きい大三島は、大山祇神社があることから、「神の島」とも呼ばれています。建築、彫刻作品、現代アートなど、多彩なジャンルの美術館が集まり、観光もしっかり楽しめます。宿泊施設も多く、しまなみ海道の拠点に最適。
全国1万社余りの大山積神(天照大神の兄神)を祀る神社の総本山。海の神、山の神、武人の神として信仰され、大三島が別名「神の島」とも呼ばれる由縁の神社です。境内には樹齢2600年の大楠があり、大山祇神社の御神木とも言われています。全国で国宝・重要文化財に指定されている武具のうち8割が大山祇神社の宝物館に!こちらもぜひ鑑賞くださいね。
しまなみ海道で一番小さな伯方島は、「伯方の塩」で知られる製塩業が盛んな島。ラーメンや大福など、塩を使ったグルメが楽しめます。イルカとふれあえる施設や島々を見渡す桜の名所など、観光スポットも点在しています。
標高149mの開山の山頂に広がる公園。頂上の展望台からは、大三島橋、伯方・大島大橋、多々羅大橋の3つの橋を望むことができます。桜の名所としても有名で、春になるとソメイヨシノを中心に約1000本の桜が咲き誇り、山全体を淡いピンク色に染めていきます。初夏に彩りを添えるツツジもお見逃しなく。
しまなみ海道最大の長さを誇る来島海峡大橋が架かかる、四国にもっとも近い島。日帰りで島旅が楽しめる場所で、自転車で来島海峡大橋を渡る開放感は格別。展望台が点在し、多島美の絶景が楽しめるのも魅力のひとつ。村上海賊ゆかりの施設も要チェックです。
大島の南端に位置する標高307.8mの亀老山の山頂にある亀老山展望公園は、青いパノラマの世界が広がるしまなみ海道屈指の絶景スポット。今治と大島を結ぶ世界初の3連吊り橋「来島海峡大橋」の人工美と瀬戸内の島々の自然美、さらには自然に溶け込むように設計された隈研吾氏による建築美が織り成す唯一無二の絶景が広がります。
しまなみ海道の本州側の玄関口となるのが、広島県尾道市。海と山に囲まれた箱庭的景観が魅力的な広島を代表する観光名所です。JR尾道駅を起点に、徒歩圏内に観光名所や飲食店が充実し、ホテルや旅館はもちろん、サイクリスト向けの宿も集まります。JR尾道駅の前にはバス停、徒歩圏内には尾道港、車で5㎞の西瀬戸尾道ICがあり、しまなみ海道へのアクセスも良好。
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旅行ガイドブックまっぷる&ことりっぷの瀬戸内エリアを担当。島旅やサイクリングといった瀬戸内らしい旅ネタはもちろん、雑貨や民藝などの手仕事ネタ、パンやカフェといったグルメネタまで、取材で見つけた素敵なモノ・コトを発信します。