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【立山黒部アルペンルート】おすすめトレッキングコース!気軽に楽しめる4コースはこれ!

まっぷるマガジン

更新日:2020年8月11日

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【立山黒部アルペンルート】おすすめトレッキングコース!気軽に楽しめる4コースはこれ!

立山黒部アルペンルートをより楽しむなら、大自然を間近で感じられるトレッキングがおすすめ!
初心者でも楽しめるコースから上級者向けの雄山山頂への本格的な登山まで、さまざまなコースがそろっています。
歩きながら四季折々の風景を満喫しましょう。

室堂平・みくりが池周回コース

室堂平・みくりが池周回コース

連なる山々や紺碧の湖面 自然の造形美に感動!

こんなところ!
室堂平は、雄山、大汝山、富士ノ折立の立山が間近に迫る高原。室堂ターミナルを起点に遊歩道が整備されており、手軽な散策コースから雄山山頂への本格登山まで各種トレッキングが楽しめる。四季折々の風景の中、雲上の別世界を満喫しよう。

アクセス

<富山県側から>
立山駅から立山ケーブルカー、立山高原バスで約1時間20分、室堂ターミナル下車

<長野県側から>
扇沢駅から関電トンネル電気バス、黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネルトロリーバスで約2時間、室堂ターミナル下車

トレッキングコース

※拡大できます

レベル:初級★
所要時間:約1時間

コースチャート
<START>
①室堂ターミナル

⇩ 20分

②みくりが池展望台

⇩ 10分

③みどりが池

⇩ 15分

④立山室堂

⇩ 20分

⑤立山玉殿の湧水

⇩ すぐ

<GOAL>室堂ターミナル

POINT
石畳の遊歩道が整備されており、トレッキングの特別な装備がなくても気軽に楽しめる。みくりが池の周辺は、階段が多く高低差があるので注意して進もう。

①室堂ターミナル

室堂散策や立山登山のスタート地点。身軽に楽しみたいなら、コインロッカーに荷物を預けるのがおすすめ。最終便の時間をチェックするのを忘れずに!

①室堂ターミナル

アルペンルートの中で最も標高が高い場所

②みくりが池展望台

約1万年前の噴火活動でできた火口湖。周囲は630m、水深約15mの比較的小さな湖で、湖畔に茂るハイマツはライチョウの生息エリアとなっている。運が良ければ出会えるかも。

③みどりが池

みくりが池の東側にある細長い湖。周囲321m、水深は約1.6mと浅く水が澄んでいるため湖底が見える。条件が揃った晴れの日には、立山が湖面に映しだされることも。

④立山室堂

日本最古の木造山小屋。雄山山頂の雄山神社に参拝する人の宿坊として、江戸中期に建築されたと伝えられる。現在、内部には立山信仰や室堂に関する資料が展示されている。

④立山室堂

国の重要文化財に指定されている

④立山室堂

内部見学の詳細は要問合せ(立山室堂山荘 TEL:076-463-1228)

⑤立山玉殿の湧水

立山トンネル掘削時に発見された破砕した断層から湧き出る水。水温は年間を通して2~5度でトレッキング後の給水にも最適。春先は雪に埋まっているので利用は7月~10月。全国名水100選にも選ばれている。

⑤立山玉殿の湧水

立山の銘入り石碑前は記念写真の撮影スポット

周辺のみどころ

みくりが池周回コースからひと足延ばせば、まだまだ見どころがいっぱい!時間があればぜひ訪ねてみよう。

玉殿の岩屋 <立山室堂から徒歩20分>

佐伯有頼が少年の頃熊を追ってこの洞窟に入ったところ、熊は阿弥陀如来の化身で立山開山を命じられたという伝説が残る。すぐ隣には虚空蔵窟と呼ばれる洞窟もあり、石地蔵や十六羅漢が祭られている。

玉殿の岩屋 <立山室堂から徒歩20分>

かつては立山修験僧の修行の場でもあった

エンマ台 <みくりが池展望台から徒歩5分>

荒々しい岩肌の間から白煙が立ち上る地獄谷を見下ろす展望台。「地獄谷展望台」とも呼ばれる。みくりが池展望台からも近く、立ち寄りやすい。180度振り返ると、雄山の中腹に日本で初めて氷河地形が発見された谷、山崎カールが見える。

エンマ台 <みくりが池展望台から徒歩5分>

ベンチがあり、ランチをとるのにもいい

ひと足のばして

雷鳥沢往復コース

室堂随一の紅葉の名所として知られ、秋には錦の絨毯を広げたような景色が出迎えてくれる雷鳥沢。みくりが池展望台を出発し、エンマ台からりんどう池を回るように整備されている遊歩道を進もう。途中、高台からは血の池なども眺められる。坂道や階段など適度なアップダウンがあるルート。所要時間は約50分。キャンプ場もある。

火山ガスに注意!
現在、通行禁止となっている地獄谷。周囲のトレッキングには問題ないが、日によっては火山ガスの濃度が上がることがあるので、エンマ台や雷鳥沢へ向かう場合はタオルを水で濡らして口に当てるなどして、火山ガスを直接吸い込まないようにしよう。

雷鳥沢往復コース

火山爆発した跡にたまった水が酸化鉄によって赤く見える血の池

上級者には雄山登山コース

上級者には雄山登山コース

神の山立山の頂上へ

富士山、白山と並び、日本三霊山として知られる立山。その名は総称で、一般的には雄山が主峰とされている。古くから信仰の対象として参拝登山が行われた山頂を目指そう。

※拡大できます

レベル:上級★★★
標高:3003m
シーズン:7~9月
所要時間:往復約4時間

POINT
石畳の遊歩道が完備されているが、途中から急勾配の岩場も待ち受ける。山頂は標高3000mを超えるので、防寒具などの準備をしっかりとして出発しよう。

祓堂

室堂ターミナルを出発して約1時間の地点。立山信仰では祓堂から先が神域とされている。

祓堂
祓堂

道しるべ
岩に書かれた矢印は登山の道しるべ。示された方向をたどろう。

雄山山頂 雄山神社峰本社

ついに到着! 頂上広場には社務所があり、お札やお守り、カップ麺や飲み物などを販売している。

雄山山頂 雄山神社峰本社

ハイチーズ!

弥陀ヶ原コース

弥陀ヶ原コース

手つかずの自然が残る広大な湿原を訪れる

こんなところ!
大日連峰を望むなだらかな溶岩台地に広がる湿原。ガキの田と呼ばれる池塘(ちとう)が点在するなど豊かな生態系が守られていることから、2012年7月、ラムサール条約に登録された。ワタスゲやタテヤマリンドウなど多彩な高山植物にも出合える。

アクセス

<富山県側から>
立山駅から立山ケーブルカー、立山高原バスで40分、弥陀ヶ原バス停下車

<長野県側から>
扇沢駅から関電トンネル電気バス、黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネルトロリーバス、立山高原バスで約2時間40分、弥陀ヶ原バス停下車

弥陀ヶ原が登録された、ラムサール条約って?
ラムサール条約とは、国際的に重要な湿地とそこに生息する動植物を保護するための世界的条約。世界170カ国が締結し、日本では52カ所が登録されている。弥陀ヶ原は国内最高所の認定地。

高山植物探し
高山植物の宝庫といわれる弥陀ヶ原。可憐な姿に癒されよう。見ごろは6月下旬〜8月。

弥陀ヶ原コース

<ワタスゲ>
弥陀ヶ原を代表する高山植物。見ごろ時期には、白い綿毛をなびかせる姿が一面に広がり感動的。

弥陀ヶ原コース

<チングルマ>

トレッキングコース

※拡大できます

レベル:初級★
所要時間:約1時間20分(外回りコース)

コースチャート(※外回りコース)
<START>
①弥陀ヶ原バス停

⇩ 15分

②ガキの田広場

⇩ 15分

③一ノ谷分岐点

⇩50分

<GOAL>弥陀ヶ原バス停

POINT
コース全般に木道が整備されており、起伏も穏やかなので初心者でも気軽にトレッキングが楽しめる。約1時間20分の外回り、約40分の内回りコースから、体力に合わせてチョイスを。湿った木道は滑りやすいので、朝夕や雨上がりは注意しよう。

①弥陀ヶ原バス停

立山高原バスの停留所。弥陀ヶ原からの乗車には予約が必要なので、散策前に帰路のバスの予約を忘れずに。

①弥陀ヶ原バス停

ナチュラリストによる自然解説の受け付けも行っている

②ガキの田広場

弥陀ヶ原ホテル脇から木道を進むと大日岳が見えてくる。ここから一ノ谷分岐までは周囲にガキの田と呼ばれる池塘が多く見られるエリア。一帯を見渡す展望広場休憩所もある。

ガキの田って?!
ガキの田の名は、立山信仰に由来するもので、地獄に落ちた餓鬼が飢えをしのぐために耕した田んぼを意味する。

②ガキの田広場

ハート形のガキの田を発見!

②ガキの田広場

形も大きさもまちまちのガキの田が点在している

②ガキの田広場

展望広場休憩所は大日岳を眺めるにも最適

③一ノ谷分岐点

一ノ谷へ向かう登山道との分岐となるT字路。弥陀ヶ原を一周するならガキの田広場から向かって左に進もう。

③一ノ谷分岐点

一ノ谷や天狗平へ向かうなら分岐を北へ進む

③一ノ谷分岐点

分岐ごとに設置されている案内板で進路を確認

③一ノ谷分岐点

一ノ谷分岐点から先は笹の葉が多く見られるようになる

ここでひと休み

レストラン大日

ふかしいもや餅、和菓子など、おやつ感覚で食べられるグルメが充実している。

レストラン大日

雲海丼定食 2100円
白エビやホタルイカなど新鮮な富山の海鮮を一度に満喫できる贅沢な内容

レストラン大日

白海老入りふわふわ定食 2100円
白海老をムース状にやわらかく揚げたもの。ふわっふわの食感がたまらない

弥陀ヶ原ホテルロビーラウンジ

立山の名水で淹れたコーヒーや紅茶、ケーキなどで一服できる。窓の外に広がる湿原の景色も絵になる。

弥陀ヶ原ホテルロビーラウンジ

雲海コーヒー 750円
弥陀ヶ原の湧水を使用したブレンドコーヒー。スイーツとともに

弥陀ヶ原ホテルロビーラウンジ

チーズケーキ 750円
口当たりがよく、あと味はさっぱりとしたベイクドタイプ

弥陀ヶ原ホテルロビーラウンジ

クレームブリュレ 750円
表面はパリッ、中はとろりと濃厚。甘さが歩き疲れた体に心地いい

ひと足のばして

弥陀ヶ原の自然や眺望を楽しめるスポット。時間に余裕があれば、ぜひ訪ねてみよう。

立山カルデラ展望台 <弥陀ヶ原バス停から徒歩20分>

弥陀ヶ原の南側に広がる、10万年以上前の噴火でできたカルデラを一望する展望台。国民宿舎天望立山荘の脇から石畳の登山道を登った先にある。

松尾峠展望台 <一ノ谷分岐点から徒歩約1時間>

一ノ谷分岐の先にある追分分岐から南へ進み、立山有料道路を渡ってさらに山道を登った先。立山カルデラを眼下に見渡せる。

美女平コース

美女平コース

野鳥のさえずりを聞きながらタテヤマスギの森で深呼吸

こんなところ!
ブナやトチの原生林と、樹齢100年を超すものも珍しくないタテヤマスギの巨木を一度に見られる貴重なエリア。野鳥の宝庫としても知られ、森林浴のほかバードウォッチングも楽しめる。散策には所要1時間から2時間30分まで3つのコースが用意されている。

アクセス

<富山県側から>
立山駅から立山ケーブルカーで7分、美女平駅下車

<長野県側から>
扇沢駅から関電トンネル電気バス、黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネルトロリーバス、立山高原バスで約3時間10分、美女平駅下車

トレッキングコース

※拡大できます

レベル:初級★
所要時間:約2時間(中回りコース)

コースチャート(※中回りコース)
<START>
①美女平駅・美女杉

⇩ すぐ

②出迎え杉

⇩ すぐ

③美女平遊歩道

⇩ 1時間50分

<GOAL>美女平駅

POINT
美女平の遊歩道は、むき出しになった木の根が続く山道。トレッキングシューズや底の厚いスニーカーを履き、荷物はリュックに入れて両手を確保するなど山歩きの装備を万全に。

①美女杉

駅前にそびえる、地名の由来となったタテヤマスギ。昔、立山を開山した佐伯有頼の許嫁がこの杉に祈り、2人はめでたく結ばれたという伝説が残る。

①美女杉

恋愛成就のご利益があるかも

②出迎え杉

遊歩道の入口に立つ大きなタテヤマスギで、幹周り484㎝、高さ28mもある。ここから散策コースが始まる。

②出迎え杉

美女平を代表する巨木の一つ

②出迎え杉

駅前ロータリーの脇に散策コースの案内板が設置されている

③美女平遊歩道

数々のタテヤマスギの巨木に出会える内回りコース(約2km)、空洞がハートの形になっている火炎杉を巡る中回りコース(約3km)、そしてブナ坂を通り、原生林を散策できる外回りコース(約4km)の全3コース。植物や動物たちの息吹を感じにいこう。

③美女平遊歩道

樹齢百年超のタテヤマスギが点在

美女平でバードウォッチング

美女平の森では、約60種もの鳥が確認されている。鳴き声に耳を澄ませて木々をよく見れば、かわいい野鳥の姿を観察できる。おすすめは早朝で、双眼鏡を持っていくと便利。

美女平でバードウォッチング

<オオルリ>
ウグイスやコマドリと並ぶ美しい鳴き声を持つ

美女平でバードウォッチング

<アカゲラ>
キツツキの仲間。赤い羽根が名前の由来

美女平でバードウォッチング

<キビタキ>
雄の羽根は黄、黒、白の組み合わせでとてもきれい

称名滝コース

称名滝コース

4段で計350m!日本一の落差を誇る名瀑の迫力を間近で体感!

こんなところ!
立山連峰から流れ出た水が一気に流れ落ちる称名滝。落差は350mと日本一で雪解け時期などにはハンノキ滝も出現。2本の滝がV字を描く迫力ある光景が見られる。アルペンルートから少し外れた場所にあり、最寄りバス停までは立山駅からバスか車でアクセスする。

アクセス

立山駅から称名滝探勝バスで15分、称名滝下車。車の場合は立山駅から駐車場まで約7㎞。ゲートは7~18時(7~8月は6~19時)通行可。冬期閉鎖。称名平駐車場247台。バスの運行は4月下旬~11月上旬予定。
【問い合わせ】立山駅総合案内センター (TEL:076-481-1500)

ハンノキ滝って?
雪解け水の豊富な春だけ現れる、幻の滝。落差は500mと、称名滝をはるかに上回るが、常に存在しないので一般的には日本一とされていない。姿を見せている時期は、国内1位と2位を誇る落差の滝を一度に観賞できることになる。

トレッキングコース

※拡大できます

レベル:初級★
所要時間:約1時間

コースチャート
<START>
①称名滝バス停・称名滝展示室

⇩ 40分

②称名橋

⇩ 5分

③滝見台園地

⇩ 30分

④レストハウス称名

⇩ すぐ

<GOAL>称名滝バス停

POINT
称名川沿いの遊歩道「称名滝探勝路」は、舗装された歩きやすい道。渓谷美を楽しみながら進むと称名橋があり、橋を渡って石段を登ると、滝の迫力を体感できる滝見台園地に。

①称名滝展示室

称名滝バス停前にある無料休憩所の2階。立体模型やビデオで称名滝の成り立ちなどを解説。散策前に見ると、滝見学がいっそう楽しめる。

①称名滝展示室

何段にも分かれている滝の構成も解説している

②称名橋

称名川に架かる橋で、春の雪解け時期など水量が多い時だけ現れるハンノキ滝を見るにも絶好の場所。

②称名橋

水しぶきが飛んでくるほどの近距離。水量の多い時期は注意

③滝見台園地

称名滝に最接近できるポイント。4段に折れて落ちる水の流れを確認できる。

③滝見台園地

称名滝を正面から眺められる絶好のビュースポット

ここでひと休み!
④レストハウス称名

ビーフカレー(800円)やざるそば(700円)といった軽食が揃うレストラン。売店ではみやげなどを販売。

ここでひと休み!④レストハウス称名

らーめん 700円
富山らしい、黒いスープのラーメン。お店のイチオシメニュー

ここでひと休み!④レストハウス称名

ソフトクリーム 300円
バニラとラベンダーの2種類から選べる

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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