信州 長野県の季節のイベント&旬の食べ物をチェック!
信州では四季折々、素敵なイベントが盛りだくさん。花や食べ物の旬情報も逃さずチェックして、楽しい旅をさらに充実させよう。...
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更新日: 2024年2月22日
立山黒部アルペンルートをより楽しむなら、大自然を間近で感じられるトレッキングがおすすめ!
初心者でも楽しめるコースから上級者向けの雄山山頂への本格的な登山まで、さまざまなコースがそろっています。
歩きながら四季折々の風景を満喫しましょう。
こんなところ!
室堂平は、雄山、大汝山、富士ノ折立の立山が間近に迫る高原。室堂ターミナルを起点に遊歩道が整備されており、手軽な散策コースから雄山山頂への本格登山まで各種トレッキングが楽しめる。四季折々の風景の中、雲上の別世界を満喫しよう。
<富山県側から>
立山駅から立山ケーブルカー、立山高原バスで約1時間20分、室堂ターミナル下車
<長野県側から>
扇沢駅から関電トンネル電気バス、黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネルトロリーバスで約2時間、室堂ターミナル下車
レベル:初級★
所要時間:約1時間
コースチャート
<START>
①室堂ターミナル
⇩ 20分
②みくりが池展望台
⇩ 10分
③みどりが池
⇩ 15分
④立山室堂
⇩ 20分
⑤立山玉殿の湧水
⇩ すぐ
<GOAL>室堂ターミナル
POINT
石畳の遊歩道が整備されており、トレッキングの特別な装備がなくても気軽に楽しめる。みくりが池の周辺は、階段が多く高低差があるので注意して進もう。
室堂散策や立山登山のスタート地点。身軽に楽しみたいなら、コインロッカーに荷物を預けるのがおすすめ。最終便の時間をチェックするのを忘れずに!
約1万年前の噴火活動でできた火口湖。周囲は630m、水深約15mの比較的小さな湖で、湖畔に茂るハイマツはライチョウの生息エリアとなっている。運が良ければ出会えるかも。
みくりが池の東側にある細長い湖。周囲321m、水深は約1.6mと浅く水が澄んでいるため湖底が見える。条件が揃った晴れの日には、立山が湖面に映しだされることも。
日本最古の木造山小屋。雄山山頂の雄山神社に参拝する人の宿坊として、江戸中期に建築されたと伝えられる。現在、内部には立山信仰や室堂に関する資料が展示されている。
立山トンネル掘削時に発見された破砕した断層から湧き出る水。水温は年間を通して2~5度でトレッキング後の給水にも最適。春先は雪に埋まっているので利用は7月~10月。全国名水100選にも選ばれている。
みくりが池周回コースからひと足延ばせば、まだまだ見どころがいっぱい!時間があればぜひ訪ねてみよう。
佐伯有頼が少年の頃熊を追ってこの洞窟に入ったところ、熊は阿弥陀如来の化身で立山開山を命じられたという伝説が残る。すぐ隣には虚空蔵窟と呼ばれる洞窟もあり、石地蔵や十六羅漢が祭られている。
荒々しい岩肌の間から白煙が立ち上る地獄谷を見下ろす展望台。「地獄谷展望台」とも呼ばれる。みくりが池展望台からも近く、立ち寄りやすい。180度振り返ると、雄山の中腹に日本で初めて氷河地形が発見された谷、山崎カールが見える。
室堂随一の紅葉の名所として知られ、秋には錦の絨毯を広げたような景色が出迎えてくれる雷鳥沢。みくりが池展望台を出発し、エンマ台からりんどう池を回るように整備されている遊歩道を進もう。途中、高台からは血の池なども眺められる。坂道や階段など適度なアップダウンがあるルート。所要時間は約50分。キャンプ場もある。
火山ガスに注意!
現在、通行禁止となっている地獄谷。周囲のトレッキングには問題ないが、日によっては火山ガスの濃度が上がることがあるので、エンマ台や雷鳥沢へ向かう場合はタオルを水で濡らして口に当てるなどして、火山ガスを直接吸い込まないようにしよう。
富士山、白山と並び、日本三霊山として知られる立山。その名は総称で、一般的には雄山が主峰とされている。古くから信仰の対象として参拝登山が行われた山頂を目指そう。
レベル:上級★★★
標高:3003m
シーズン:7~9月
所要時間:往復約4時間
POINT
石畳の遊歩道が完備されているが、途中から急勾配の岩場も待ち受ける。山頂は標高3000mを超えるので、防寒具などの準備をしっかりとして出発しよう。
室堂ターミナルを出発して約1時間の地点。立山信仰では祓堂から先が神域とされている。
ついに到着! 頂上広場には社務所があり、お札やお守り、カップ麺や飲み物などを販売している。
こんなところ!
大日連峰を望むなだらかな溶岩台地に広がる湿原。ガキの田と呼ばれる池塘(ちとう)が点在するなど豊かな生態系が守られていることから、2012年7月、ラムサール条約に登録された。ワタスゲやタテヤマリンドウなど多彩な高山植物にも出合える。
<富山県側から>
立山駅から立山ケーブルカー、立山高原バスで40分、弥陀ヶ原バス停下車
<長野県側から>
扇沢駅から関電トンネル電気バス、黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネルトロリーバス、立山高原バスで約2時間40分、弥陀ヶ原バス停下車
弥陀ヶ原が登録された、ラムサール条約って?
ラムサール条約とは、国際的に重要な湿地とそこに生息する動植物を保護するための世界的条約。世界170カ国が締結し、日本では52カ所が登録されている。弥陀ヶ原は国内最高所の認定地。
高山植物探し
高山植物の宝庫といわれる弥陀ヶ原。可憐な姿に癒されよう。見ごろは6月下旬〜8月。
レベル:初級★
所要時間:約1時間20分(外回りコース)
コースチャート(※外回りコース)
<START>
①弥陀ヶ原バス停
⇩ 15分
②ガキの田広場
⇩ 15分
③一ノ谷分岐点
⇩50分
<GOAL>弥陀ヶ原バス停
POINT
コース全般に木道が整備されており、起伏も穏やかなので初心者でも気軽にトレッキングが楽しめる。約1時間20分の外回り、約40分の内回りコースから、体力に合わせてチョイスを。湿った木道は滑りやすいので、朝夕や雨上がりは注意しよう。
立山高原バスの停留所。弥陀ヶ原からの乗車には予約が必要なので、散策前に帰路のバスの予約を忘れずに。
弥陀ヶ原ホテル脇から木道を進むと大日岳が見えてくる。ここから一ノ谷分岐までは周囲にガキの田と呼ばれる池塘が多く見られるエリア。一帯を見渡す展望広場休憩所もある。
ガキの田って?!
ガキの田の名は、立山信仰に由来するもので、地獄に落ちた餓鬼が飢えをしのぐために耕した田んぼを意味する。
一ノ谷へ向かう登山道との分岐となるT字路。弥陀ヶ原を一周するならガキの田広場から向かって左に進もう。
ふかしいもや餅、和菓子など、おやつ感覚で食べられるグルメが充実している。
立山の名水で淹れたコーヒーや紅茶、ケーキなどで一服できる。窓の外に広がる湿原の景色も絵になる。
弥陀ヶ原の自然や眺望を楽しめるスポット。時間に余裕があれば、ぜひ訪ねてみよう。
弥陀ヶ原の南側に広がる、10万年以上前の噴火でできたカルデラを一望する展望台。国民宿舎天望立山荘の脇から石畳の登山道を登った先にある。
一ノ谷分岐の先にある追分分岐から南へ進み、立山有料道路を渡ってさらに山道を登った先。立山カルデラを眼下に見渡せる。
こんなところ!
ブナやトチの原生林と、樹齢100年を超すものも珍しくないタテヤマスギの巨木を一度に見られる貴重なエリア。野鳥の宝庫としても知られ、森林浴のほかバードウォッチングも楽しめる。散策には所要1時間から2時間30分まで3つのコースが用意されている。
<富山県側から>
立山駅から立山ケーブルカーで7分、美女平駅下車
<長野県側から>
扇沢駅から関電トンネル電気バス、黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネルトロリーバス、立山高原バスで約3時間10分、美女平駅下車
レベル:初級★
所要時間:約2時間(中回りコース)
コースチャート(※中回りコース)
<START>
①美女平駅・美女杉
⇩ すぐ
②出迎え杉
⇩ すぐ
③美女平遊歩道
⇩ 1時間50分
<GOAL>美女平駅
POINT
美女平の遊歩道は、むき出しになった木の根が続く山道。トレッキングシューズや底の厚いスニーカーを履き、荷物はリュックに入れて両手を確保するなど山歩きの装備を万全に。
駅前にそびえる、地名の由来となったタテヤマスギ。昔、立山を開山した佐伯有頼の許嫁がこの杉に祈り、2人はめでたく結ばれたという伝説が残る。
遊歩道の入口に立つ大きなタテヤマスギで、幹周り484㎝、高さ28mもある。ここから散策コースが始まる。
数々のタテヤマスギの巨木に出会える内回りコース(約2km)、空洞がハートの形になっている火炎杉を巡る中回りコース(約3km)、そしてブナ坂を通り、原生林を散策できる外回りコース(約4km)の全3コース。植物や動物たちの息吹を感じにいこう。
美女平の森では、約60種もの鳥が確認されている。鳴き声に耳を澄ませて木々をよく見れば、かわいい野鳥の姿を観察できる。おすすめは早朝で、双眼鏡を持っていくと便利。
こんなところ!
立山連峰から流れ出た水が一気に流れ落ちる称名滝。落差は350mと日本一で雪解け時期などにはハンノキ滝も出現。2本の滝がV字を描く迫力ある光景が見られる。アルペンルートから少し外れた場所にあり、最寄りバス停までは立山駅からバスか車でアクセスする。
立山駅から称名滝探勝バスで15分、称名滝下車。車の場合は立山駅から駐車場まで約7㎞。ゲートは7~18時(7~8月は6~19時)通行可。冬期閉鎖。称名平駐車場247台。バスの運行は4月下旬~11月上旬予定。
【問い合わせ】立山駅総合案内センター (TEL:076-481-1500)
ハンノキ滝って?
雪解け水の豊富な春だけ現れる、幻の滝。落差は500mと、称名滝をはるかに上回るが、常に存在しないので一般的には日本一とされていない。姿を見せている時期は、国内1位と2位を誇る落差の滝を一度に観賞できることになる。
レベル:初級★
所要時間:約1時間
コースチャート
<START>
①称名滝バス停・称名滝展示室
⇩ 40分
②称名橋
⇩ 5分
③滝見台園地
⇩ 30分
④レストハウス称名
⇩ すぐ
<GOAL>称名滝バス停
POINT
称名川沿いの遊歩道「称名滝探勝路」は、舗装された歩きやすい道。渓谷美を楽しみながら進むと称名橋があり、橋を渡って石段を登ると、滝の迫力を体感できる滝見台園地に。
称名滝バス停前にある無料休憩所の2階。立体模型やビデオで称名滝の成り立ちなどを解説。散策前に見ると、滝見学がいっそう楽しめる。
称名川に架かる橋で、春の雪解け時期など水量が多い時だけ現れるハンノキ滝を見るにも絶好の場所。
称名滝に最接近できるポイント。4段に折れて落ちる水の流れを確認できる。
ビーフカレーやざるそばといった軽食が揃うレストラン。売店ではみやげなどを販売。
『山と高原地図』シリーズは、1965年より毎年発行、登山を楽しむ方に長く親しまれ続けているロングセラー登山地図です。谷や尾根、等高線や登山道を綿密に描き、実踏調査に基づいた登山ルート・コースタイムなどを掲載、全国の名山約1,500を紹介したもので、ラインアップは全61点にのぼります。
『山と高原地図』アプリは、この慣れ親しんでいる地図をお手持ちのスマートフォンでも見られるだけでなく、GPSを使って地図上で現在地を確認したり、自分が登ったルートの記録をする、といった機能により 登山・ハイキングがますます楽しくなるアプリになっています。記録したルートをメールで送信して、PCで登山記録を管理したり、登山コミュニティサイトに投稿して記録を共有することもできるので、活用方法は無限に広がります。地図データは全てスマートフォン本体に格納しますので、携帯電話の電波が届かない山中でも安心して使用することができます。
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
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