トップ >  東海・北陸 > 北陸 > 砺波・五箇山 > 福光・城端 > 

城端の観光ガイド 美しい伝統が生き続ける文化の街を満喫しよう!

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2024年6月5日

城端の観光ガイド 美しい伝統が生き続ける文化の街を満喫しよう!

越中の小京都とも呼ばれる古い町並みが残る城端(じょうはな)。
こちらの記事では、城端の観光をもっと楽しむための情報を掲載しています!
伝統ある城端絹や、300年以上続く曳山祭りなどこの地で代々受け継がれてきた歴史を見に行きましょう。

城端への行き方

●車
東海北陸道 福光IC→(6分/2km)→城端駅前

●鉄道
JR城端線 高岡駅→(3分)→新高岡駅→(40分)→福光駅→(10分)→城端駅

絹織物で栄えたまち 城端ぶらりさんぽ

小さい町ながら標高差があるため、坂の町として知られる城端。車が通らない情緒ある坂や小路も多いので、徒歩で楽しむのがおすすめ。

城端絹って?
戦国時代からの歴史が伝わる絹織物。江戸時代に加賀藩の庇護で発展、小松(石川県)の製品とともに『加賀絹』として珍重された。往時は五箇山や福光の繭や生糸を使用して作られた。絹の滑らかさと手織りの風合いが美しい。

絹織物で栄えたまち 城端ぶらりさんぽ

蔵造りの建物に挟まれた通称「山田の小路」

美しさに心奪われる城端の曳山「城端曳山会館」

城端曳山祭の曳山や庵屋台などが常時展示されている。職人の集大成とも言える、繊細な彫りと塗りが施された曳山の豪華さは圧巻。【見る】

城端曳山祭 5/4・5
神迎え行列は県内でここだけ!曳山だけでなく獅子舞や神輿、釼鉾などが練り歩く古い神迎え行列の形式をとる。

美しさに心奪われる城端の曳山「城端曳山会館」

館内では祭りの夜を疑似体験できる

城端曳山会館

住所
富山県南砺市城端579-3
交通
JR城端線城端駅から徒歩12分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉館)
休業日
無休(12月29日~翌1月3日休)
料金
入館料(蔵回廊と共通)=大人520円、高・大学生310円、中学生以下無料/(障がい者は半額)

歩いていると突然現れる古刹「城端別院 善徳寺」

真宗大谷派の古刹。随所に各時代の建築様式が見られ、虫干法会では貴重な古文書や宝物を見学できる。【見る】

歩いていると突然現れる古刹「城端別院 善徳寺」

宝物の一部を公開する虫干法会(むしぼしほうえ)もチェック(7月)

城端別院 善徳寺

住所
富山県南砺市城端405
交通
JR城端線城端駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30
休業日
無休
料金
拝観案内料(要予約、10名~)=400円(1人)/

老舗菓子店のカフェでひとやすみ

心なごむ和風カフェ「珈琲茶房 善哉」

創業天保3(1832)年の菓子店・田村萬盛堂が営む。看板メニューは、柔らかな紅白の結び餅が入った食べごたえ満点のぜんざい。

心なごむ和風カフェ「珈琲茶房 善哉」

恋結びぜんざい 680円(コーヒー付き880円)

心なごむ和風カフェ「珈琲茶房 善哉」

料亭より移築したお茶室

珈琲茶房 善哉

住所
富山県南砺市城端175田村萬盛堂 2階
交通
JR城端線城端駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
13:00~16:30(閉店17:00)
休業日
月・木曜不定休、火・水曜(8月10~16日休、12月20日~翌1月1日休)
料金
恋結びぜんざい=680円(コーヒー付はプラス200円)/なんと!ん米ロール(ハニー・竹炭・豆乳)各種=173円/

また食べたくなる新食感スイーツ「ANGO 安居」

創業明治42(1909)年の老舗菓子店。和洋のコラボ菓子「もちフィナンシェ」はくせになる食感。さくら、よもぎなど季節ごとに変わる風味も楽しい。

また食べたくなる新食感スイーツ「ANGO 安居」

もちフィナンシェ 1個180円

ANGO 安居

住所
富山県南砺市城端70
交通
JR城端線城端駅から徒歩8分
営業期間
通年
営業時間
10:00~19:00(閉店)
休業日
月曜
料金
もちフィナンシェ=180円(1個)/

南砺の特産品とおむすびの店「ヨッテカーレ城端」

東海北陸自動車道城端ハイウェイオアシス内にあり、「地場」にこだわった南砺のみやげ物・農産品を販売。地元のお米を使ったおむすびと地ビールの城端麦酒がおすすめ。【城端】【買う】

南砺の特産品とおむすびの店「ヨッテカーレ城端」

城端麦酒楓

南砺の特産品とおむすびの店「ヨッテカーレ城端」

麦やエール

南砺の特産品とおむすびの店「ヨッテカーレ城端」

はかまエール

南砺の特産品とおむすびの店「ヨッテカーレ城端」

ドライブのちょっとした休憩にもぴったり

ヨッテカーレ城端

住所
富山県南砺市立野原東1508
交通
JR城端線福野駅から南砺市営バス桜ヶ池クアガーデン行きで13分、終点下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
8:00~19:00(時期により異なる)、軽食は9:00~18:00、土・日曜、祝日は8:00~19:00(時期により異なる)
休業日
無休(2月中旬は点検期間休)
料金
おにぎり(銀シャリ)=110円~/おにぎり(えび天)=210円~/

昭和の銭湯を利用した雑貨店「手づくりの店 桂湯」

かつての銭湯をそのまま利用したユニークな店内。色鮮やかな布製の和風小物や、パッチワークがかわいい雑貨がずらりと並んでいる。【城端】【買う】

昭和の銭湯を利用した雑貨店「手づくりの店 桂湯」

おみやげにもぴったりのかわいい和雑貨

昭和の銭湯を利用した雑貨店「手づくりの店 桂湯」

レトロな外観もそのまま残されている

手づくりの店 桂湯

住所
富山県南砺市城端590
交通
JR城端線城端駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
10:00~16:00
休業日
不定休
料金
要問合せ

古民家で石臼挽きの手打ち蕎麦を堪能「手打ちそば 萱笑」

古民家を再生した店内には棟方志功の作品が飾られている。色白で細くコシのあるそばは、地元産を含む国産玄そばを石臼挽きで製粉し、毎朝丹念に手打ちしたもの。【福光】【食べる】

予算:昼1500円、夜2000円

古民家で石臼挽きの手打ち蕎麦を堪能「手打ちそば 萱笑」

天然大えび天ぷらそば 1680円

手打ちそば 萱笑

住所
富山県南砺市福光6771街中にぎわい弐号館
交通
JR城端線福光駅から徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
11:30~14:30(閉店)、17:00~21:00(閉店)
休業日
火曜、祝日の場合は営業(月1回月曜臨時休)
料金
萱笑御膳=1920円/天然大えび天ぷらそば=1440円/

民藝を介して棟方志功と交流「光徳寺」

文明3(1471)年に建設され500年以上の歴史をもつ。棟方志功が戦時中疎開して創作活動を行ったことから多くの名作を所蔵展示している。【福光】【見る】

民藝を介して棟方志功と交流「光徳寺」

棟方の書とアフリカの民芸品が違和感なく並ぶ

光徳寺

住所
富山県南砺市法林寺308
交通
JR城端線福光駅からタクシーで10分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(最終入場)
休業日
木曜(年末年始休)
料金
500円

不世出の板画家・棟方志功を知る「南砺市立福光美術館」

棟方志功が愛した桑山のふもと、閑静な森の中にある「世界のムナカタがわかる美術館」。棟方作品をメインに、日本画家の石崎光瑤ら地元ゆかりの作家の作品を常時展示する。【福光】【見る】

不世出の板画家・棟方志功を知る「南砺市立福光美術館」

ゆったりとした空間で棟方の作品が楽しめる

南砺市立福光美術館

住所
富山県南砺市法林寺2010
交通
JR城端線福光駅からタクシーで8分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉館17:00)
休業日
火曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月3日休)
料金
入館料(常設展)=300円、企画展は別料金/(障がい者手帳持参で本人とその介護者1名入館料無料(常設展))
1 2

北陸の新着記事

記事の一覧を見る

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。