長崎さんぽ途中に寄りたいカフェ!おしゃれ空間に癒される
上り下りの坂道や石段を歩いてめぐる長崎での観光。歩き疲れたら、街なかのカフェに立ち寄って、ひととき足休め。甘いスイーツとくつろぎの空間に、幸せな気分にひたれる。...
長崎新地中華街は日本三大中華街の一つ。点心などの食べ歩きや中国雑貨のショッピングが楽しめる。おなかが満足したら、足をのばして鎖国時代に唯一世界に開かれていた出島を経て、ベイエリアにも行ってみよう。
長崎新地中華街では店先で肉まんや角煮まんなどを販売。ベンチなどはないので、座りたいと思ったときは、歩いてすぐのところにある湊公園が便利。
点心を食べ歩きつつ中国雑貨店をハシゴ
およそ100m四方の十字路に、中国料理店や雑貨屋など約30店舗が軒を連ねる。一軒ずつ店を見てまわって、所要は30分ほど。店先で買った肉まんや中国菓子をほおばりながらめぐろう。
中国福州市から資材を取り寄せて築造した中華門
ライトアップした夜もステキ
日が暮れると、長崎新地中華街のイルミネーションが輝き、いちだんと華やか。とくに旧正月の長崎ランタンフェスティバルの期間中は多くの人でにぎわう。
中国式の建造物が点々と建つ
唐人屋敷跡は、鎖国時代の元禄2(1689)年につくられた中国人居留地。福建会館、土神堂など中国の面影を残す建物が点在する。周辺には民家や市場があり、昔ながらのあたたかい雰囲気。
福建会館【ふっけんかいかん】
明治元(1868)年に福建省泉州出身者が創設。華麗な木彫りがほどこされている
観音堂【かんのんどう】
元文2(1737)年に建立されたとされる。本堂には観音菩薩と関帝を安置している
日本初がたくさん!「ことはじめの地」
寛永13(1636)年に築造されてから幕末まで、西洋との交流拠点となったところ。出島から日本各地へ広がったモノや学問も多く、いわば「ことはじめの地」。当時の様子に思いを馳せながら見学しよう。
19世紀初頭の出島を復元
デートにもおすすめの海辺スポット
飲食店や海鮮市場などが集まる長崎港沿いの複合施設。潮風にあたりながらウッドデッキを散歩するとここちよい。ライトアップされる夜はきらびやか。
長さ150mのボードウオーク沿いに店が並ぶ
スペシャルティコーヒーの専門店で、カプチーノの泡でつくるラテアートの腕前はみごと。繁忙時を除けば、図柄によってはリクエストにもこたえてくれる。フードやスイーツも充実。
天気のよい日はテラスでくつろげる
カフェ カプチーノはsingle410円、largeは453円
新鮮な食材を使ったイタリア料理が楽しめる。スイーツメニューも豊富で、ランチやカフェにおすすめ。
水と緑が癒すシーサイドパークを歩こう
約7.6haの敷地に全長900mの運河をめぐらせたシーサイドパーク。芝生公園、野外劇場、水の庭園、散策路を配し、グッドデザイン賞の金賞を受賞している。園内にはそら豆やコーヒー豆形のベンチが点在。
園内を流れる運河
夏は子供が水遊びする光景も見られる
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