【佐賀】甘〜い伝統の味!シュガーロードの銘菓!
江戸時代、砂糖が運ばれた長崎街道の中心にあった佐賀。街道沿いでは華やかな菓子文化が花開き、伝統の味は今に受け継がれている。佐賀を代表する銘菓を一挙に紹介。贈り物にも喜ばれること請け合い。...
更新日: 2024年2月20日
JR佐賀駅から電車で20分の小城は、かつて鍋島藩の城下町として栄えた町。名物の小城羊羹をはじめ、武家屋敷を活用したカフェ、地産地消のご当地グルメなどの魅力を紹介。
伝統製法で作る羊羹は、外は氷菓子のようにシャリシャリ、中はしっとりとした独特の食感。小城市内には20軒以上の羊羹屋が集まる。
シャリシャリ食感で上品な甘さの羊羹
創業明治32(1989)年、「小城羊羹」の名を商標登録した老舗。羊羹の種類によって豆や砂糖などの材料を変え、昔ながらの製法でつくる。羊羹以外の和菓子も充実。
小城羊羹のルーツを知る羊羹資料館へ
昭和16(1941)年に砂糖蔵として建てられた建物を利用。小城羊羹に関する資料を展示する資料館で、羊羹の歴史や製法、材料などを知ることができる。見学客は、羊羹の試食と抹茶の無料サービスがある。
ネーミングは、方言の「混ぜんば」(混ぜて)から。麺、1種類以上の小城産の食材、特製マジェンバのタレを使い、それらをよく混ぜて食べる。麺は中華麺や豆乳麺など店によってさまざま。小城市内の飲食店や佐賀空港などで食べることができる。
麺、具、タレをよ~く混ぜていただきます!
旬の産物を生かした和食と仕出しの店で、手ごろな値段で食べられる定食や会席料理がある。この店のマジェンバは、野菜や卵など20種類以上が入って具だくさん。
城下町として栄えた面影を感じる建物をカフェとして活用。観光スポットとしてはもちろん、地元の人たちのコミュニティーの場になっている。
鍋島藩の武家屋敷でヘルシーランチ
小城鍋島藩の分家で、剣術の流派の一つである柳生新陰流を伝えた西小路鍋島家の住居を改装。敷地内の畑でとれた野菜を使ったランチのほか、九州に1台しかない焙煎機で焙煎したオリジナルブレンドのコーヒーが味わえる。夜は要事前予約。
小城藩初代藩主の鍋島元茂と二代藩主直能が造営した庭園。敷地内には池や児童遊園地、神社があり、およそ3000本の桜が咲く春は花見客でにぎわう。
祇園川の北側、かつて千葉城が置かれていた山の上に鎮座。麓にある一の鳥居から本殿までの参道は153段の石段になっている。境内からは小城の町並みを一望する。
全国名水百選に選ばれている高さ75m、幅13mの滝。「珠簾の滝」とも呼ばれ、清流が垂直に流れ落ちる。滝の周辺には、清流にさらされた鯉を使った料理を出す店が集まる。
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