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【東京・神奈川】ユーミンの歌の舞台10選 歌詞に出てくるスポット・聖地ご紹介

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2023年8月3日

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【東京・神奈川】ユーミンの歌の舞台10選 歌詞に出てくるスポット・聖地ご紹介

2020年12月に通算39枚目となるオリジナルアルバム『深海の街』をリリースしたシンガーソングライター、ユーミンこと松任谷由実さん。
同年の紅白歌合戦ではお笑いタレントと共演し、オリジナリティあふれる演出で楽しませてくれました。

時代を経ても色褪せることなく、いつまでも輝き続けるユーミンの名曲たち。
今回は、東京・神奈川にあるユーミン(「荒井由実」時代の曲を含む)の歌の舞台となった10スポットを紹介します。

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『海を見ていた午後』の舞台・カフェ&レストラン ドルフィン(神奈川)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『海を見ていた午後』の舞台・カフェ&レストラン ドルフィン(神奈川)
JR根岸駅からは徒歩7分。急坂なのでバスの利用がオススメ

ユーミンの曲の中には店名や地名など、意外と多くの固有名詞が出てきます。しかし歌としての響きを優先し、描写についてはフィクションを加えていることが多いのも特徴。
荒井由実時代にリリースしたユーミンのセカンドアルバム、『MISSLIM』(ミスリム・1974年)の収録曲、『海をみていた午後』に登場するレストラン「ドルフィン」もそのうちの一つです。

ドルフィンソーダ(800円・税込)

歌詞の中で、レストランは「山手」にあるとありますが、実際には海沿いの町「根岸」にあります。歌の中に登場するソーダ水は、「ドルフィンソーダ」(800円)として実際に味わえます。

歌詞の中では、グラス越しに貨物船が見えるという描写がありますが、ソーダ水の色が濃いため実際には見られず少し残念……。しかし、テラスから見える海の沖合には貨物船が頻繁に航行しており、歌の世界を追体験できますよ!

ユーミン以外にも数多くの著名人のサインが展示されている

レストランの1階には、この店を訪れた著名人がプレートに残したサインが展示されています。ユーミンのサインもしっかりと飾られていました。

■カフェ&レストラン ドルフィン
住所:神奈川県横浜市中区根岸旭台16-1
電話番号:045-681-5796
交通:JR根岸駅から徒歩7分
営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30)
休業日:月曜(祝日に当たる場合は営業)
カード:可(JCB、AMEX、VISA、Master、Diners)
駐車場:有(12台)
>>公式サイトはこちら

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『リフレインが叫んでいる』の舞台・立石駐車場(神奈川)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『リフレインが叫んでいる』の舞台・立石駐車場(神奈川)
立石公園の駐車場

20枚目のオリジナルアルバム『Delight Slight Light KISS』(1988年)に収録されている名曲が、『リフレインが叫んでいる』です。

歌詞の中に「駐車場」というフレーズが出てくるのですが、その駐車場の舞台をめぐっては2つの説があります。1つは神奈川県・葉山町にある「長者ヶ崎駐車場」、もう一つは横須賀市・秋谷にある「県営・立石駐車場」とのこと。

「かながわの景勝50選」にも選ばれている「秋谷の立石」

ユーミンはどちらとも明言していないようですが、当時のファンクラブサイトで「立石駐車場の写真が掲載された」との情報もあり、現在は立石説が有力のようです。

「かながわの景勝50選」にも選ばれている「秋谷の立石」が駐車場に隣接しており、海に突き出た「立石」に波が打ちつける様子を眺めることができます。

■県営 立石駐車場
住所:神奈川県横須賀市秋谷3-5
電話番号:046-853-8800
交通:京急逗子・葉山駅またはJR逗子駅から長井方面行バス「長井行」「市民病院行」で「立石」バス停下車すぐ
営業時間:24時間 7月1日~8月31日は6:00~20:00
休業日:なし
料金:無料
駐車場:普通車62台・二輪車10台(入口が狭いため大型車駐車不可)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『シンデレラ・エクスプレス』の舞台・東京駅(東京)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『シンデレラ・エクスプレス』の舞台・東京駅(東京)
丸の内方面からの東京駅の眺め

『シンデレラ・エクスプレス』は遠距離カップルの姿を追ったドキュメンタリー番組、『シンデレラ・エクスプレス-48時間の恋人たち-』(1985年・TBS)の主題歌として制作された楽曲です。

東京駅の新幹線ホームに立ち寄るとそれだけで旅気分に

この番組に触発されたJR東海が、東京発・新大阪行の新幹線最終便に「シンデレラ・エクスプレス」とキャッチフレーズをつけてCMを制作。このCM曲として、ユーミンの歌がそのまま使用されました。

東京駅の駅舎は現在建設当時の姿に復元され、歌が作られた当時とはその姿を少し変えています。週末の新幹線ホームでは今も別れを惜しむ男女の姿が絶えず、ホームに立つと、歌の世界が目に浮かぶようです。

東京駅

住所
東京都千代田区東京都千代田区丸の内1丁目9-1
交通
JR東京駅からすぐ
営業期間
通年
営業時間
始発から終電まで
休業日
情報なし
料金
入場券利用の場合は140円

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『雨のステーション』の舞台・JR線西立川駅、国営昭和記念公園(東京)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『雨のステーション』の舞台・JR線西立川駅、国営昭和記念公園(東京)
当時は米軍基地前の寂しい駅だったとか

『雨のステーション』は、1975年にリリースされたユーミン3枚目のオリジナルアルバム、『COBALT HOUR(コバルト・アワー)』の収録曲。ユーミンの自著『ルージュの伝言』で、この歌の舞台が西立川駅であることを明かしています。

当時はここに米軍基地がありましたが、現在は返還され、その一部が「国営昭和記念公園」になっています。西立川駅もその後駅舎の改修が入り、歌の舞台となった当時とはその姿を変えています。

国営昭和記念公園にある『雨のステーション』の歌碑  写真提供:国営昭和記念公園管理センター

そこで駅舎改修の際に、歌の舞台となった当時の西立川駅の原風景を残そうと2002年に制作されたのが『雨のステーション』の歌碑です。

現在この歌碑は、西立川駅の公園口から国営昭和記念公園に入ってすぐの場所にあります。今は季節ごとに花が咲き揃い、インスタ映えスポットとして、また都会のオアシスとして多くの人に愛される公園ですが、歌碑のある周囲はとても静かで西立川駅を眺めることもできます。雨の日にこそ訪ねて、歌碑を眺めながらユーミンの歌の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

国営昭和記念公園

住所
東京都立川市東京都立川市緑町3173
交通
JR中央線・南武線立川駅より立川口まで徒歩約15分 / JR青梅線・西立川駅より西立川口から徒歩約2分 / 西武拝島線・武蔵砂川駅より砂川口から徒歩約20分
営業期間
通年
営業時間
9:30~17:00(閉園時間は時期に異なる)
休業日
年末年始、1月の第4月曜日とその翌日
料金
15歳以上=450円、15歳以下=無料、65歳以上=210円/

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『手のひらの東京タワー』の舞台・東京タワー(東京)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『手のひらの東京タワー』の舞台・東京タワー(東京)
今も東京のシンボルとして健在!

『手のひらの東京タワー』は、1981年にリリースされたユーミンの12枚目のオリジナルアルバム『昨晩お会いしましょう』の収録曲です。

イルミネーションのバリエーションも当時より豊富に

この曲に出てくる東京タワーは、土産物として当時販売されていた金色の東京タワー型の鉛筆削りのこと。東京タワーの展望台から眼下に見下ろせば、高層ビルや周囲の街並みがまるでおもちゃのように感じられます。
歌の中で描写されているように、世界を手に入れたような気分になれますよ!

東京タワー

住所
東京都港区芝公園4丁目2-8
交通
地下鉄赤羽橋駅から徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
9:00~22:30(閉館23:00)
休業日
無休
料金
メインデッキ=大人1200円、高校生1000円、小・中学生700円、4歳以上500円/(障がい者と同伴者1名半額)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『中央フリーウェイ』の舞台・中央高速道路府中スマートIC付近(東京)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『中央フリーウェイ』の舞台・中央高速道路府中スマートIC付近(東京)
この歌は東京から八王子方面に向かう景色の流れを歌ったもの

『中央フリーウェイ』は、1976年にリリースされた、ユーミンの4枚目のアルバム『14番目の月』の収録曲です。

ソニー損害保険が2019年に発表した「初めてのドライブデートでかけたい曲」で、堂々1位を獲得したほどの名曲。東京方面からユーミンの故郷である八王子方面に向けて走ると、府中スマートIC付近で歌に出てくる風景(右に競馬場、左にビール工場)を見ることができます。

リリースから45年。ドライブ中のBGMとして愛されるこの曲を流しながら、パートナーや家族でドライブしてみてはいかがでしょうか。若いころの甘酸っぱい思い出がよみがえってくるかもしれませんね!

■中央高速道路府中スマートインターチェンジ
住所:東京都府中市是政2丁目
電話番号:0120-922-229(NEXCO中日本お客様センター)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『埠頭を渡る風』の舞台・晴海客船ターミナル(東京)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『埠頭を渡る風』の舞台・晴海客船ターミナル(東京)
現在は新型コロナの影響で施設は閉鎖中

『埠頭を渡る風』は通算12枚目のシングル(1978年)で、オリジナルアルバム『流線形’80』にも収録されています。

歌のタイトルになっている「埠頭」は、晴海埠頭(現:晴海客船ターミナル)が舞台。実はこの晴海客船ターミナル、2021年には解体が予定されています。

晴海客船ターミナルは、お台場やレインボーブリッジの夜景が美しい場所として今でも人気のデートスポットです。移り行く東京の街並みを眺めに、そして埠頭を渡る風に吹かれに、ぜひ足を運んでみてください。

※現在は新型コロナの影響で施設閉鎖中

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