おんせん県大分の【温泉を極める】6つのテーマ
源泉総数がダントツ日本一の大分県。名実ともに「おんせん県」である大分には、どんな温泉があるのか? どんな特徴があるのか?をテーマ別にわかりやすく紹介。自分の目的に合わせて行きたい温泉を決めよう!...
山水画のような美しさに漢学者頼山陽が魅了されたという耶馬溪と深耶馬溪。紅葉シーズンはとくに美しく、奇岩やダム湖など、いたるところで紅葉との共演が見られる名所めぐりへ。
まずはダイジェスト動画でチェック!
大分自動車道
玖珠IC
↓ 11㎞
1.深耶馬溪・一目八景
↓ 10㎞
2.耶馬溪ダム
↓ すぐ
3.耶馬溪ダム記念公園溪石園
↓ 11㎞
4.羅漢寺
↓ 3.5km
5.青の洞門・競秀峰
↓ 13㎞
GOAL
東九州自動車道
中津IC
風光明媚と称される八つの奇岩
耶馬溪のなかでももっとも風光明媚と称されるところ。とりわけ山移川沿いの景勝地は、一目で八つの奇岩を眺めることから一目八景の名で呼ばれる。樹木の間から見える荒い岩肌は、ダイナミックで圧倒されるような迫力。
秋の見どころ
一目八景展望台から景色を堪能できる。川の向こうに遊歩道もあり、展望台からの眺めと違った一目八景が見える。
雄々しい岩肌を見せる一目八景
湖面に樹木の紅葉を投影する
耶馬溪ドライブのほぼ中間地点にある堤高62m、堤頂長313mの重力式ダム。夏期には、ダム湖に設置された噴水が吹き上がることもある。
秋の見どころ
周囲を耶馬溪特有の岩に囲まれ、若葉もみじや錦もみじとの共演が美しい。
鮮やかな紅葉で囲まれたダム湖
ダム湖の中央では噴水が高く吹き上がる
耶馬溪ダムの完成を記念して造られた庭園
耶馬溪ダム完成を記念してつくられた日本庭園。耶馬溪の石を12万個使い、なかには高さ6mの巨石も見られる。園内には男滝、女滝、ロックガーデンがある。
秋の見どころ
100種3万1000本以上の樹木の紅葉と庭園が見事な調和を見せる。園内に食事処も併設している。
鯉が泳ぐ池を配する庭園
巨岩の洞窟に並ぶ幾体もの石像
大化元(645)年にインドの僧、法道仙人が開基したといわれる。羅漢山の中腹に建つ境内には五百羅漢、千体地蔵などの石仏を安置している。
秋の見どころ
五百羅漢のある羅漢寺のほかに、青の洞門を掘った禅海和尚の遺品を納めた禅海堂や紅葉が美しい庭園がある。
駐車場から羅漢寺駅までリフトで往復700円
悩みを取り除いてくれるご利益あやかり全国からの参詣者が絶えない
ノミの痕跡が残る洞門
難所で遭難者が絶えなかったこの地に、江戸時代、僧禅海がノミと槌だけで岩壁を掘り、30年の歳月をかけて貫通させたといわれる。現在のトンネルは新しく機械掘りしたものだが、一部にノミ跡を見ることができる。洞門上方にそびえる競秀峰は、耶馬溪を代表する景勝地のひとつ。
秋の見どころ
例年11月中旬にイチョウなどの木々が色づき、紅葉のピーク時には赤や黄に染まる山々を望める。
競秀峰は山国川に沿って約1㎞にわたって連なる岩峰
菊池寛の短編小説「恩讐の彼方に」で有名に。当時のノミの跡が残る
名勝の景色とマッチした美しい橋
116mにおよぶ8連のアーチは日本最多で最長の長さを誇る石橋。別名オランダ橋ともいわれる。
青の洞門下流500mに位置する
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