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和歌山の玄関口でもあるこのエリアは、紀の川、有田川、日高川の流域にあたり、史跡や古社など、古くから栄えた歴史が感じられる。温暖な気候で、果樹園も広がっている。...
和歌山市中心部から30分ほどの位置にある、和歌の浦。
市街地からひと足延ばすだけで、はるか昔から人々を魅了してきた心安らぐ海辺の景色が広がります。
ゆったりと散策しながら、歌に詠まれた時代に思いを馳せるのも楽しいですよ。
和歌川の河口に広がる干潟を中心に、熊野古道・藤白坂から雑賀崎あたりまでを指す。潮の満ち引きによってさまざまな表情を見せる干潟の美しさは、万葉集や新古今和歌集にも詠まれている。
紀州10代藩主徳川治宝が建造した不老橋は、和歌の浦の象徴でもある
和歌浦天満宮の楼門から見下ろす風景はSNSでも人気
紀州徳川家の初代藩主頼宣公が父・家康公を祀るため、元和7(1621)年に建立。極彩色の彫刻を施した権現造の社殿や左甚五郎の彫刻などは必見。
1時間に1度、神職や巫女が社殿の彫刻や壁画について説明しながら案内してくれる(15分)
織田信長に抵抗した雑賀党衆の拠点と伝わる場所。近年では、雑賀崎漁港に面した断崖に家々が密集して並ぶ独特の景観の美しさが話題となっている。
雑賀崎漁港の集落の風景は、イタリアのアマルフィ海岸のようだともいわれる
岬の高台にある雑賀埼灯台。紀伊水道を一望できる展望広場も完成した
古民家を改装したカフェで、フランス菓子を中心にオリジナルレシピのケーキが楽しめる。アンティークを配した店内は、ヨーロッパ調でまとめられている。
(手前)サンマルク 495円
(奥)チーズケーキ 440円
異国情緒あふれる店内のほか、海の見えるテラス席もある
大胆に描かれた壁画が目印。奥にある階段を上って店へ
大浦湾に臨む徳川末期を代表する大名庭園。池泉回遊式の庭園で、池は海水を取り入れた汐入式の独特のもの。カキツバタの咲く5月が特に美しい。
約1100本の松は、下から上に持ち上げるように仕立てられている
「番所の鼻」と呼ばれる特徴的な地形で、江戸時代には海の防備見張りの番所が設置されていた。ペリー来航の際にも黒船を見張っていたという。
園内には芝生広場が広がり、バーべキューも楽しめる
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