日光東照宮の見どころを徹底ガイド!参拝ルートからトリビアまで参拝準備はこれでOK
日本が誇る世界遺産「日光東照宮」。江戸初期の名工たちが集結し作り上げた職人技と美の結晶です。御祭神として祀られるのは、徳川初代将軍の徳川家康公で、おもな社殿は3代将軍家光公が建て替えたもの。国宝8棟、...
平成11(1999)年、「日光の社寺」として世界遺産に登録された「日光山輪王寺」。
奈良時代の創建以来、一大霊場として栄えた輪王寺には、黄金に輝く3体の御本尊など、貴重な文化財の数々が今に残されています。なかでも徳川家3代将軍・家光公の廟所である「大猷院」は必見。東照宮よりも後に建てられたとあって、建築技術やそれぞれの彫刻の技法の違いなどをうかがい知ることができます。
そんな見どころいっぱいの輪王寺の注目ポイントをご紹介しますので、参拝の参考にしてみてくださいね。
開創1250年を超える古刹で、天台宗の三本山のひとつ。天平神護2(766)年に勝道上人が日光山を開き、四本龍寺を建てたのが始まり。平安時代に空海など高僧の来山が伝えられ、関東の一大霊場として栄えた。大猷院や慈眼堂、常行堂のほか、数多くの支院を持ち、全体を総称して輪王寺と呼ぶ。本堂の三仏堂は2019年に修理が完了、昔の技術を残しながら、漆を塗り直して美しい姿を取り戻した。
拝観所要時間:ぐるっとめぐって60分
【重文】
日光最大の木造建築に3体の御本尊がそろう
全国でも珍しい天台密教形式の御堂であり、日光山の総本堂。日光山内最大の木造建築だ。日光三社権現本地仏の御本尊が祀られる。日光山内最大の木造建築で、50年振りの大修理が2019年に終了。
琵琶湖を模した形の池を有する「池泉回遊式」の庭園で、江戸時代に小堀遠州が手がけたといわれる。春はシャクナゲ、秋は紅葉など、四季を通じて情緒豊かな自然美を堪能できる場所だ。
秋のライトアップ
毎年10月25日から11月15日まで、「逍遥園ライトアップ」を開催。色づいた紅葉と光のコラボレーションを楽しめる(大人500円、昼夜入替制)
東照宮の建て替えを遂行した家光公の墓所は、「祖父を凌いではならない」という家光公の意向を踏まえたひかえめな造り。本殿へ続く道には多くの門が用意され、派手さはなくとも華麗な装飾は見ごたえがある。
拝観所要時間:ぐるっとめぐって40分
【重文】
大猷院に入るための最初の門で、切妻造り、銅葺きの八脚門。門の左右を守る仁王像の口が、それぞれ「阿(あ)」「吽(うん)」の形をしている。
【重文】
日光の社寺の中で最大の門。持国天、広目天の二天を安置することから二天門と呼ばれる。色鮮やかな八脚入母屋造りが特徴。
【重文】
夜叉に守られた門を美しい牡丹が彩る
切妻造りの楼門で、表面、背面の左右に4体の夜叉像が納められ、霊廟を鎮護している。あちこちに牡丹の唐草彫刻が施され、「牡丹門」という別名を持つ。
【重文】
高さ3m、間口1.8mと大猷院の中で一番小さな門。色鮮やかな彩色と精緻な彫刻を備え、上品なたたずまい。
【国宝】
大猷院の中心で、建築時のままの姿を残す。多くの金彩が使われ、「金閣殿」との呼び名も持つ。内部では、狩野探幽の描いた唐獅子、天井を覆う140枚の竜の絵などが見られる。
【重文】
奥に家光公の墓所(非公開)がある。中国・明朝の建築様式「竜宮造り」を採用し、「竜宮門」とも呼ばれる。
「ことりっぷ御朱印帖」はコンパクトな大きさなので、旅にもっていくときもバックの中にすっぽりおさまるうれしいサイズです。
表紙柄は寺社めぐりしたくなる「金沢」と「松江・出雲」をイメージしたデザイン。(現在発売中のことりっぷ書籍の表紙とはデザインが異なります)
お寺をめぐるときは「金沢」柄、神社をめぐるときは「松江・出雲」柄と使い分けをするのもいいですね。
また御朱印帖として使用する以外に、旅先のスタンプ、チケットや写真を貼るなど「思い出ノート」として使うのもおすすめです。
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
静岡や伊豆、日光、栃木、岐阜エリアの旅行ガイドブックの編集から取材執筆、撮影などに携わっている、静岡を拠点とする編集プロダクションです。
代表の志水は、静岡のローカル情報番組のコメンテーターを歴任するなど、20年以上にわたり旅と暮らしに関わり続けています。乗り鉄&呑み鉄旅が好き。日本各地の手ぬぐい収集癖がある一方、引っ込み思案。
その他にも多彩で個性的なライター陣により、現場の空気感を拾い上げたレポートをお伝えしていきます。