【茨城ドライブナビ】春夏秋冬のおでかけを満喫!
茨城が誇る魅力的なドライブコースを季節に分けてご紹介。色とりどりの景色を存分に楽しもう !...
筑西からちょっと足を延ばしてちょい旅!江戸時代初期の町割りが残る桜川市の真壁町は、多くの建物が登録有形文化財に指定されている。古風な町並みを散策してみよう。
真壁の歴史を伝え続ける
伝承館は江戸時代の真壁陣屋跡に建ち、桜川市内の歴史や町並みを後世に伝える役目を担っている。資料館や図書館、観光PRコーナーもあり、町歩きマップも配っている。
2012年に日本建築学会賞(作品)を受賞
真壁の町並みをより楽しみながら、ガイドさんと一緒に歩いてみよう。歴史や重伝建築の町並みについて説明してくれる。
0296-23-8521(真壁伝承館)
桜川市真壁町真壁198
ミュージアムのような町並みが続く
タイムスリップしたような感覚を味わえる町並み
つくばエクスプレスつくば駅からつくばス筑波山口行きで46分、終点で桜川市バス真壁庁舎前行きに乗り換えて19分、下宿下車すぐ
通りの歴史的景観を演出する 見世蔵 大正中期築
昭和12(1937)年まで、8代目が酒造業を営んでいた旧家。現当主は9代目で、見世蔵の中には今も帳場の面影が残る。
少し離れて見ると全体像がわかる
そびえ立つ煙突が目印 脇蔵 明治35年以前築
初代は近江の出身であり、17世紀後半に北関東に進出した近江商人のひとり。脇蔵は貯蔵庫として使われていた。
煙突の高さは22mにも達する
近代の蔵造り商家 見世蔵 大正初期築
4代前に履物店を構えたといわれる。正面の片側に戸袋を設けた近代的な商家の造りになっている。
切妻・土蔵造りが特徴
長屋門は豪農だったというあかし 長屋門 江戸末期築
代々農業を営んでいる。立派な長屋門は笠間藩の陣屋に金を納めて建設したとの言い伝えもある。
立派な門構えに誰もが圧倒される
古風な町内には、懐かしい郷土の味を扱ったお店もいろいろ。疲れたときは気軽に立ち寄ろう。
さめてもおいしいおふくろの味
鶏胸肉を醤油で煮て、煮汁と一緒にご飯に混ぜる。ぎっしりと握られているので満腹間違いなし。人気のため、閉店前に売り切れることも。
肉入りおにぎり 130円
さつまいものあんがほっくり
地元の小学生たちが考案したものを商品化。求肥をさつまいもあんで包んで焼き上げたお菓子。上にアクセントのくるみがのる。
真壁っこ ゆめまん 135円
外はサクサク中はしっとりなめらか
真壁平四郎伝説から名をとった手作り最中。甘さひかえめで上品な味。名にあやかってこの最中を食べると出世するとの言い伝えもある。
平四郎最中 150円
毎朝揚げる素朴なドーナツ
生地を作るとき水分をほとんど使わないのでカリカリの食感に。中にはこしあんが入り、とろけるような味わい。リーズナブルなねだんも◎。
あんどーなつ 70円
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