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【福島】「会津ぐるっとカード」で紅葉旅! ご当地グルメも満喫のおすすめコース <画像提供:会津鉄道>

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2023年9月19日

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【福島】「会津ぐるっとカード」で紅葉旅! ご当地グルメも満喫のおすすめコース

ここでは都心からのアクセスも良く、大自然もグルメも楽しめる福島県・会津地域の楽しみ方をご紹介。
紅葉のピークをむかえる11月に、お得なフリーパス「会津ぐるっとカード」を使って列車&バス旅を楽しみませんか?

会津観光には最強のフリーパス「会津ぐるっとカード」

会津観光には最強のフリーパス「会津ぐるっとカード」

「会津ぐるっとカード」は、会津エリア内のJR線会津鉄道会津バス磐梯東都バス会津若松の周遊バスが2日間乗り放題になるフリーパス。観光施設や宿泊施設、飲食店などの割引優待サービスを受けることもできる、大変お得なカードです。

JR各駅のみどりの窓口や、主要なコンビニエンスストアの店頭端末で「引換券」を事前に購入。使用したい当日に郡山駅などの指定駅、または裏磐梯レイクリゾートなどの指定宿泊施設で「本券」と引換えます。

※引換券、本券の指定場所 – 会津カード運営協議会
https://www.aizukanko.com/kk/aizucard/buy.htm

今回は浅草から東武鉄道「特急リバティ会津」で向かい、終点の会津田島駅で引換えます 。会津田島駅では事前に電話(0241-62-0065)をしておくと、スムーズに「会津ぐるっとカード」と引き換えができます。

■会津ぐるっとカード
料金:大人2720円、子供1360円
利用期間:通年
有効期限:連続した2日間
公式HP:https://www.aizukanko.com/kk/aizucard/buy.htm

【1日目】6:30浅草 特急リバティ会津で出発

【1日目】6:30浅草 特急リバティ会津で出発
特急リバティ<画像提供:東武鉄道>

旅の始まりは浅草から。6:30に東武鉄道「特急リバティ会津101号」で浅草を出発し、会津田島駅からは会津鉄道「リレー101号」会津若松から「快速あがの」に乗り継いで、喜多方へ向かいます。

11:20喜多方駅着「会津田舎屋」で郷土料理と地酒に舌鼓

11:20喜多方駅着「会津田舎屋」で郷土料理と地酒に舌鼓
<画像提供:会津田舎家>

喜多方駅に到着したら、ちょうどお昼の時間です。

駅から歩くこと約15分、「会津田舎家」でまずは腹ごしらえ。会津田舎家は地域の郷土料理を味わうことができるお店で、地元の食材にこだわった一品料理が自慢です。

馬刺し三種盛 <画像提供:会津田舎家>

オススメは新鮮な桜肉。馬刺しやユッケ、焼き物など、お好きな調理法でいただきます。喜多方の地酒も多数揃っているので、桜肉をつまみに地酒も楽しんでくださいね!

■会津田舎家(アイヅイナカヤ)
住所:福島県喜多方市梅竹7276-2
電話:0241-23-2774
交通:JR磐越西線喜多方駅から徒歩15分
営業期間:通年
営業時間:11:00~14:00(閉店)、17:00~22:00(閉店)
休業日:無休(12月31日休)
料金:道のく膳(山菜か鮭のわっぱ飯)=1250円/会津山塩ラーメン=700円/馬刺し=890円~/郷土料理コース=3000円/馬肉堪能コース=4000円/平均予算(昼):1200円、平均予算(夜):3000~4000円/
カード:利用可能
駐車場:なし
公式HP:https://aizu-inakaya.com/

12:45「大和川酒蔵北方風土館」で歴史ある酒蔵を見学

12:45「大和川酒蔵北方風土館」で歴史ある酒蔵を見学
大和川酒蔵北方風土館の入り口

おなかもいっぱいになったところで、次は「大和川酒蔵北方風土館」を訪れます。ここは1790年(寛政2年)創業の老舗酒蔵の醸造所で、郊外に移転後、一般公開されることとなりました。
会津田舎家から大和川酒蔵北方風土館までは徒歩約10分。蔵の街・喜多方の街並みを散策しながら向かいます。

江戸蔵 <画像提供:大和川酒造>

酒造りに使われていた道具を展示する「江戸蔵」、かつての貯蔵庫で今は製品が陳列されている「大正蔵」や仕込蔵として使われており今はイベントスペースの「昭和蔵」と、3つの蔵を順番にめぐりましょう。イベントが行われていなければ、昭和蔵も見学可能ですよ。

利き酒コーナー

最後はお待ちかねの売店・利き酒コーナー!大正蔵の裏側のスペースにあり、店内には仕込み水がこんこんと湧き出ています。利き酒コーナーではぜひお好みの味を探してみてください。
会津ぐるっとカードを提示すると、1,000円以上の清酒を購入でオリジナルグラスがもらえます。

■大和川酒蔵北方風土館
住所:福島県喜多方市寺町4761
電話:0241-22-2233
交通:JR磐越西線喜多方駅から徒歩15分
営業期間:通年
営業時間:9:00~16:30
休業日:無休(1月1日休)
料金:入館料=無料(いのちと四方四里のみ試飲は有料)/純米辛口弥右衛門=1210円(720ml)/大吟醸=3300円(720ml)/純米大吟醸いのち=8030円(720ml)/純米大吟醸酒星眼回=5500円(1.8リットル)/カスモチ原酒弥右衛門酒=3300円(1.8リットル)/
カード:利用可能
駐車場:あり | 台数:40台、大型バス2台、中型バス4台まで駐車可 | 無料 |
公式HP:http://www.yauemon.co.jp/

14:45「五色沼湖沼群」で紅葉と色とりどりの湖面を探索

14:45「五色沼湖沼群」で紅葉と色とりどりの湖面を探索
毘沙門沼

次は会津でも人気の景勝地「五色沼」に向かいます。五色沼湖沼群は1888年(明治21年)、磐梯山の水蒸気爆発によって形成された湖沼群です。季節や天候によって様々な色を見せることから「五色沼」と呼ばれるようになりました。
大和川酒蔵北方風土館から徒歩3分の場所にある、「寺町角バス停」から13:38発の裏磐梯高原行きのバスに乗りましょう。バスの本数が少なく、この便を逃すと五色沼めぐりができなくなるのでご注意ください。
※2020年10月時点の情報です。必ず最新の時刻表をご確認ください。

■喜多方-裏磐梯/磐梯東都バス時刻表
http://www.totobus.co.jp/bandai/images/Vtimetable2.pdf

喜多方からバスに揺られて 約1時間、今日の宿である裏磐梯レイクリゾートに立ち寄り、散策に不要な荷物を預けます。身軽になったところでいざ、散策へ。

五色沼探索路MAP<画像提供:裏磐梯観光協会>

五色沼自然探勝路の入口は五色沼入口(東側)裏磐梯高原駅口(西側)にあります。スタートした入口から探索路のゴールとなる反対側の入口まで散策後、バスでスタートした入口に戻るとスムーズです。ホテルから裏磐梯高原駅口(西側)までは徒歩約5分の道のりです。
探勝路は全長約3.8kmありますが、アップダウンが少なく、歩きやすい道。探勝路沿いに、8つの湖沼をめぐります。

柳沼

裏磐梯高原駅口(西側)から約4分、最初の沼「柳沼」が見えてきました。風のない日には、湖面に周辺の木々が映り込む美しい沼です。

青沼

柳沼から約18分、2番目の沼が「青沼」です。日が当たると、水底で育ったウカミカマゴケがコバルトブルーに輝き、神秘的な姿を見せてくれます。

瑠璃沼

青沼のすぐそばにあるのが、3番目の沼「瑠璃沼」。名前のとおり湖面は美しい瑠璃色で、快晴時には展望スペースから見える磐梯山が圧巻です。

弁天沼

瑠璃沼から約6分、4番目の沼は「弁天沼」。周囲に草木が生い茂った湖面は、見る場所によって異なる色を放ちます。展望台からは西吾妻山、安達太良山を見渡すことができますよ。

草木で覆われた竜沼

弁天沼から約15分、5番目の沼が「竜沼」です。案内板がありますが、紅葉の時期は草木が沼の周りを覆っているため、残念ながら沼の姿を見ることができません。寒くなり木々が葉を落とす時期には、美しい沼を見ることができるそうです。

みどろ沼

竜沼から約5分、6番目の沼「みどろ沼」。生息する水草、水深、光の照度により、湖面は複数の色で 彩られています。

赤沼

みどろ沼から約15分、7番目の沼「赤沼」です。周辺の草木が鉄錆色に染まり、湖面に赤く映ることからこの名前が名付けられました。

毘沙門沼

赤沼から約5分、最後の沼・毘沙門沼(びしゃもんぬま)。8つの沼で最大の大きさを誇ります。酸性の鉱泉が湧き出ているため湖面はコバルトグリーンに輝き、快晴時には磐梯山の雄姿がみられます。

すべての沼をめぐったら、五色沼入口(東側)に出てきます。スタートした裏磐梯高原口(西側)まで引き返すのは大変なので、ホテルまではバスを使って戻りましょう。
五色沼入口バス停から16:37発喜多方行きバスにのり、裏磐梯レイクリゾートに戻ります。時刻表は事前に確認しておきましょう!

■五色沼入口⇔裏磐梯高原駅/磐梯東都バス時刻表
http://www.totobus.co.jp/bandai/images/timetable2_2.pdf

※2020年10月時点の情報です。必ず最新の時刻表をご確認ください。

■五色沼湖沼群(ゴシキヌマコショウグン)
住所:福島県北塩原村桧原
電話:0241-32-2349
交通:JR磐越西線猪苗代駅から磐梯東都バス裏磐梯高原駅行きで25分、五色沼入口下車、徒歩10分
営業期間:通年
駐車場:あり| 台数:100台 | 無料 |
公式HP:https://www.urabandai-inf.com/?page_id=141|(裏磐梯観光協会)

16:45「裏磐梯レイクリゾート」でゆったりとしたひとときを

16:45「裏磐梯レイクリゾート」でゆったりとしたひとときを
裏磐梯レイクリゾート <画像提供:裏磐梯レイクリゾート>

裏磐梯レイクリゾートは桧原湖のほとりに佇む高原リゾートホテル。五色沼自然探勝路の西側入口から程近く、散策に便利な宿泊施設です。

<画像提供:裏磐梯レイクリゾート>

客室は広々として、落ち着いた雰囲気。各種アメニティはもちろん、温泉バッグも用意されています。温泉で他人のスリッパと間違えないよう、部屋番号つきのクリップも用意されており、細やかな心配りが嬉しいですね。

桧原湖が見渡せる露天風呂 <画像提供:裏磐梯レイクリゾート>

自慢の温泉は源泉かけ流しの天然温泉。広い浴室は内風呂と露天風呂があり、どちらも桧原湖(ひばらこ)の眺望を楽しむことができます。

※現在は新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、外来入浴時間が13:30~17:00に短縮されています。

■裏磐梯レイクリゾート(ウラバンダイレイクリゾート)
住所:福島県北塩原村桧原湯平山1171‐1
電話:0241-37-1111
交通:JR磐越西線猪苗代駅から磐梯東都バス裏磐梯高原駅行きで30分、裏磐梯レイクリゾート下車すぐ
営業期間:通年
営業時間:イン15:00、アウト11:00/ランチ利用11:30~14:00、カフェ利用10:00~16:00
休業日:無休(点検期間休あり)
料金:1泊2食付=14800~26800円/外来入浴(9:00~11:00、13:30~21:00、タオル・バスタオル付)=大人1200円、小人(4歳~小学生)=800円/レストラン利用=1200円~/
カード:利用可能
駐車場:あり| 台数:350台 | 無料 |
公式HP:https://www.lakeresort.jp/

【2日目】7:50喜多方駅着 喜多方名物「朝ラー」を櫻井食堂で

【2日目】7:50喜多方駅着 喜多方名物「朝ラー」を櫻井食堂で

ホテルで朝食をいただくのもよいですが、せっかくなので喜多方名物の「朝ラー」を体験しましょう。
「裏磐梯レイクリゾート」をチェックアウトし、6:53発喜多方駅行きのバスに乗って約1時間。終点で下車し、徒歩3分の場所にある「櫻井食堂」へ!
少し早起きにはなりますが、この便を逃すと2時間後までバスがないので注意が必要です。
この食堂は朝8:00から営業しており、喜多方駅から近いので電車の待ち時間にも最適ですよ。

支那そば

朝からでも食べやすいあっさり味の「支那そば」は喜多方ラーメンの王道!しっかりと食べたい人はお店イチオシの「元祖蔵ラーメン」などを試してみてください!
会津ぐるっとカードを提示すると、麺類が50円引きになります。

■櫻井食堂(サクライショクドウ)
住所:福島県喜多方市町田8279‐1
電話:0241-22-0615
交通:JR磐越西線喜多方駅から徒歩2分
営業期間:通年
営業時間:8:00~19:00
休業日:不定休
料金:元祖蔵ラーメン(しょうゆ味・みそ味)=800円/支那そば=600円/
駐車場:あり | 台数:10台 | 無料 |
公式HP:http://www.ramenkai.com/ (喜多方老麺会)

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