「てぬぐいカフェ 一花屋（いちげや）」は、もとはお茶屋として使われていた民家を改装したカフェ。

茶室として使われていた、柱のない広々とした畳の空間に、ちゃぶ台や手作りのテーブル、使い込まれた家具、布を縫い合わせた座布団を置くなど、懐かしさを感じさせる店内からは、庭を楽しむことができます。

「おむすび定食」1650円。デザートまたはドリンク付

ランチメニューは「おむすびのお昼ごはん」や「季節の野菜と酒粕のカレー」などが人気。このほか、スイーツもあり「ビスコッティ」や「酒粕レモンケーキセット」、「ベイクドチーズケーキ」など、散策の休憩としてカフェタイムにも利用できます。

また、店内では約100種類の手ぬぐいや陶器など、趣のある和雑貨も販売しているので、立ち寄った際にはぜひチェックしてみてください。

住宅街の中にあるので見逃さないように気をつけて探しましょう

「しらすや」は湘南のしらす専門網元のひとつ、「勘浜水産」直営のレストラン。

腰越で揚がるものしか出さないというこだわりで、品数は少ないですが確かな品質と味のクオリティの高さで多くのファンを呼んでおり、湘南ランチの人気店としてよく知られています。

看板メニューの「シラスと釜揚げシラスの二色丼」は、弾力のある鮮度の良い生しらすと、軟らかな釜揚げしらすが一度に味わえるお得な丼。

ウッディベースの装飾や調度品に囲まれて落ち着いた雰囲気の店内

また生しらすや釜揚げをはじめ、畳いわし、佃煮、しらすのかき揚げなど、湘南名物の味わいをまるごと楽しめる贅沢なメニュー「シラスづくし定食」もぜひ食べておきたい一品です。

網元だからこその、新鮮な海の幸を満喫できますよ。

※1月～3月上旬は禁漁のため生しらすはありません

腰越漁港の向かいにあり、獲れたてが味わえるのがうれしい

しっとりと静かに大人のランチタイムを楽しむならここ「風の杜」がいちおしです！

創業300年以上の歴史を誇る、葉山の老舗日本料理店「日影茶屋」が監修した話題のカフェで、鎌倉の鶴岡八幡宮境内の平家池の畔にあります。

店内は白を基調とした、モダンな空間

店内は片面が一面ガラス張りの開放的な空間。大きな窓からは手入れが行き届いた平家池の蓮や境内の歴史的な樹木などが並ぶ景観を眺めつつ、老舗の味を堪能できます。

評判の逸品は、老舗仕込みの「鯛茶漬け膳」です。 「鯛茶漬け膳」に使われているのは愛媛県産の「乙女鯛」と新潟産のこしひかり「佐渡米」 。煎りゴマを使った風味豊かな特製だれにからめ、薬味やほうじ茶をかけて一緒にいただきます。うま味が絡み合った上質な味わいを楽しみましょう。

甘味も有名で、寒天の上に、丹波篠山産の黒豆や、あんこ、みかんなどを使用した上品な甘さが特徴の「黒豆かん」がおすすめです。

上品な甘さの「黒豆かん」は食後のデザートに

■風の杜（かぜのもり）
住所：神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 鶴岡八幡宮内
交通：JR鎌倉駅東口から徒歩10分
営業期間：通年
電話番号：0467-61-3106
営業時間：10:30～17:00
休業日：無休
料金：鯛茶漬け膳=2000円/黒豆かん=1000円
カード：利用可能

由比ヶ浜には、鎌倉らしい風景である「江ノ電」を眺めながら食事がいただけるレストラン「AWkitchen GARDEN（エーダブリュキッチンガーデン） 鎌倉」があります。

「畑の伝道師」と呼ばれる渡邉明氏が手がける店で、「ローカル」がコンセプト。店名は“渡邉明の台所”という意味に由来します。

三浦野菜をはじめ、近隣の農家から仕入れる野菜や、三崎直送の魚介をふんだんに使ったパスタやピッツァ、野菜料理が自慢。ランチは前菜、パスタ、ピザなどが選べるコース料理「AW GARDENCOURSE」が人気です。

前菜、パスタなどが選べる「AW GARDENCOURSE」2035円

ガーデンスペースには江ノ電が間近に横切る、広々としたテラス席があり迫力満点。ペット同伴OKで気軽にドリンクや軽食が楽しめますよ。

一軒家レストランのため、併設する開放的な庭は魅力のひとつ

また、ドリンクやサラダ、湘南ビールなどのテイクアウトのショップも併設しているので、街歩きのお供としても利用できます。気軽に楽しめるので、小パーティにもおすすめです。

鎌倉ランチを楽しむときにおすすめしたい、老若男女、幅広い層の年代に合う、多種多彩のとっておき人気ランチスポットを紹介しました。

こだわりのお料理の味わいに安らぎを求めて訪ねる人、喧騒を忘れて雄大な景観にうっとりしながら昼食を楽しむ人…。どんなお店を訪ねるのか、決めるのはその日の気分次第でOKです！

自分にぴったりの鎌倉ランチスポットを探して、楽しんで見てくださいね！