鎌倉観光はこれでOK!押さえておきたいおすすめ観光スポットと各エリアの特徴
歴史ある寺社を中心にさまざまな見どころが集まる古都・鎌倉。 首都圏から近く、基本的に徒歩で回れる気楽さで人気の観光地です。 こちらの記事では、観光に必要な情報をぎゅぎゅっと集めてみました! ...
更新日: 2022年10月6日
観光地として多くの人が訪れる古都・鎌倉。ジェラートやおまんじゅうなど食べ歩きグルメのイメージがある街ですが、実は隠れたカレーの激戦区でもあります。
今回は、大人気の鎌倉でしか楽しめないカレーをご紹介。非日常の空間で、スパイスたっぷり本格カレーはいかがですか?観光地としての鎌倉とはちょっと違う楽しみ方をぜひお試しください。
まずご紹介するのは、北鎌倉駅から徒歩5分の住宅地の小道を入った所にひっそり佇む「grand K(グランケー)」です。門をくぐると、おとぎ話に出てきそうな素敵なカフェが現れます。
入り口には「K」のモチーフがあり、運が良ければ看板猫のDEN(デン)がお出迎えしてくれますよ。DENは北鎌倉の道をよく知っている地域猫なので、道に迷ったお客さんをお店まで案内してくれたこともあったそう。可愛いだけでなく、とても賢い猫ちゃんです。
店内は2人掛けテーブルが3つのみの小さな空間ですが、天井が高く窓も大きいので、広々としています。窓からは緑たっぷりのお庭が望め、癒されます。休日は満席で入れない場合もありますのでInstagramのメッセージや電話などで予約するのがよいでしょう。
ほっこりする店内でいただくカレーは、エビ、ポーク、ヴィーガンの3種類あります。
中でも人気メニューはエビカレーです。ライスは発酵玄米に小豆が入ったプチプチした食感。カルダモン、クミン、黒胡椒などが入ってスパイシーな風味がありますが、辛さはマイルド。辛いのが得意でない方でも楽しめます。
看板猫のDENやお庭の景色に癒されながら、絶品カレーを楽しんでくださいね。
続いてご紹介するのは、鎌倉駅から徒歩11分の場所にある、築80年以上の古民家「燕カフェ」です。昔ながらの大きな玄関で靴を脱ぎ店内へ入ると、畳の香りや木のぬくもりを感じられる、ノスタルジックな空間が広がります。
こちらのカレーは薬膳カレー。日替わり小鉢も3品ついて、ボリューム満点です。
小鉢は色々変わりますが、この日のメニューはヤングコーン・ベーコンとじゃがいものレモン炒め、自家製ローストビーフ、キドニービーンズ・豆腐・鶏肉のサラダでした。
どれもさっぱりしていながらも素材の味が感じられるので、複雑な風味のカレーにもとても合います。
カレーにはシナモン、チンピ、ハッカクなどをブレンドしたパウダーを使用しており、スパイスの辛味や苦味もある深い味わいです。トッピングされたゴマやクコの実の甘みも感じられ、体の芯から温まるカレーです。
「お気をつけて」の言葉に心も温まる燕CAFEさん。ヘルシーなのに満足感があり、体も心も温まるカレーを召し上がってください。
続いてご紹介するのは、鎌倉駅から徒歩5分のところにある極楽カリーです。
様々なスパイスの瓶が並ぶ店内には、ガネーシャの絵が飾られ、鎌倉にいる事を忘れてしまうような異国の雰囲気を醸し出しています。
さらに店内にはヨガ、アーユルヴェーダ、スパイスやアーユルヴェーダをはじめとする書籍が約500冊あり、オーナーのカレーへの熱量を感じられます。
こちらのカレーはパキスタンで食べられているもの。壁にはカレーに含まれる香辛料や食材の一覧表が。体の不調に効くスパイスや食材が書かれているので、非常に勉強になりますね。
店内のカレーメニューは、1日30食限定チキンカレーセットのみ。水を一滴も使わずに、およそ20種のスパイスと塩と野菜と鶏肉を2晩かけて煮込んだ無水カレーです。
骨まで煮込まれているのが極楽カレーの特徴で、チキンの旨味がぎゅっと凝縮されています。
キャベツ、きゅうり、ニンジン、キクラゲなど、大きめにカットされたサラダはお漬物のように歯応えがあり、野菜の甘みが感じられます。スパイスの効いた濃厚なチャイもカレーによく合います。
カレーの味付けに使用されている塩は、オーナーが世界中を旅して見つけたこだわりのもの。何種類もブレンドされていて、塩だけで味付けされているとは思えないほど、複雑な味わいです。
辛さは感じられないのに、食べ終わると体がポカポカ。チキンや野菜の旨味たっぷりの、元気になれるカレーが食べたい方にオススメです。
江ノ電の長谷駅から徒歩5分のところにある、由比ヶ浜通り沿いにあるカフェのようなカレー専門店「woof curry」も外せません。店内はシンプルかつモダンで、カレー屋さんというよりカフェのよう。カウンターキッチンからは、カレーのいい香りが漂ってきます。
2階へあがると大きな窓から由比ヶ浜通りののんびりした景色も楽しめて、都会では味わえない鎌倉のゆっくりと流れる時間を感じられます。
こちらのカレーは、野菜やフルーツの甘さが感じられる本格的な欧風カレー。スパイシーさは控えめでマイルドな味わいですから、辛いカレーが苦手な方でも食べやすいのです。
メニューはビーフ、チキン、ポークやキノコや豆など豊富ですが、迷ったら「スペシャルカレー」がオススメ!ビーフ、チキン、ポークの中から選べるお肉、野菜、ゆで卵がのった贅沢なカレーです。
ナス、ししとう、ミニトマトなど野菜は大きめで食べ応え抜群。固ゆでのゆでたまごがホクホクしていて、懐かしい気持ちになります。スライスアーモンドやナッツがトッピングされていて、柔らかい野菜とナッツのサクサク感が相性ぴったりです。
最後にご紹介するのは、長谷駅から徒歩3分のところにある「旧ヤム邸かまくら荘」です。大正時代からある古民家を、「文豪の別荘」をテーマにリノベーション。店内には暖炉やアンティーク家具があり、まるで映画セットのよう。物語の主人公になったような気分になれますよ。
2階へ上がると、青い壁紙が特徴的な「青の間」など、世界観のある空間が広がります。店内の家具はオーナーの私物やアンティークショップで買い付けたものでどれも魅力的。
どの席でカレーを食べようか迷ってしまいそうです。
2階にはテラス席も用意されているので、天気の良い日は鎌倉の心地よい風を感じながらカレーをいただくこともできます。
こちらのカレーは大きく分けて3つ。
1つは毎月メニューが変わる「今月のそばちょこカレー」。取材時の11月は「季節の野菜とお茶のさらり香味チキンカリー」でした。
残りの2つは日替わりキーマカレー。取材時は「日替わりa」が和風鶏出汁で作る紅あづまとバナナの黒酢鶏キーマ、「日替わりb」はひよこ豆入り柿と豆腐のSpicyメープルポークキーマ」でした。
その日のメニューはお店のInstagramでも案内されていますので、行く前にチェックすると良いかもしれません。
「今月のそばちょこカレー」は、今月のカレーと日替わりカレーなどから3種類選んで、色々な味わいのカレーをいただくことが可能。ライスも白米、玄米、バスマティライス(+100円)から選べます。
キーマカレーに合うもっちり白米や、そばちょこカレーに合うバスマティライスなど、どれも美味しそうで迷います。穏やかな雰囲気の店長さんを始め、親切なスタッフの方がオススメを教えてくれるので聞いてみてくださいね。
「迷ったらコレ!」とメニューに書かれているのは、今月のカレーと日替わりカレー2種セット(1,600円・税込)。もっちり白米が良く合います。
カレーに使用される揚げ野菜は、全て鎌倉の地元野菜を使用。素材本来の甘さを感じることができます。
そばちょこカレーはチキンの旨味とスパイスのほろ苦さがマッチしたちょっとオトナな風味で、日替わりカレーとは違った美味しさを楽しめます。
2種の日替わりカレーは野菜、果物、豆や豆腐それぞれの甘さや旨味がキーマに合わさり、食べる方向によって味が変わる不思議なカレーです。
付け合わせには、鎌倉名物のシャキシャキ食感と粘り気が病みつきになる海藻アカモクと、さっぱりしたピクルスが付いています。そのまま食べても美味しいですが、より美味しく食べるためのオススメの食べ方も紹介されています。
それぞれのカレーの味を楽しんだら、付け合わせのアカモクやそばちょこカレーを混ぜても、また違った美味しさが発見できますよ。
最後はぜんぶを混ぜて、ごはんと具材がミックス。ひと皿で何度も味が変わる、魔法のような不思議なカレーを味わってみてください!
今回ご紹介したカレーは鎌倉野菜を使用したカレーや、鎌倉らしい古民家で楽しめる薬膳カレーなど、観光客から地元の住民まで楽しめる鎌倉ならではダイバーシティを感じられるのカレーが味わえました。みなさんも休日は鎌倉でカレー巡りの旅を楽しんでみてはいかがですか?
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