ありふれた日常のなかに息づく美の原点に触れるひととき

現代日本画の専門美術館。美麗な大型作品が見る者を圧倒する

2012年3月に開館した、桜の季節に大勢の花見客で賑わう目黒川の畔に位置する美術館。毎回テーマを設けて構成されるコレクション展を中心に、年に4、5回の展覧会を開催しています。全4室の展示室では、毎回40点余りの繊細な日本画の作品が親密な空間で楽しめるように展示されています。また「満開の桜を日本画で楽しんで頂く」というコンセプトに基づき、桜がモチーフの作品を集めた常設の展示室「桜百景」も設けられています。

国宝5件、重要文化財50件を含む5000件の美術品を所蔵

絵画、書跡、茶道具・陶磁器、古鏡、刀剣、文房具など国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件の美術品を所蔵。国宝「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」は定期的に公開しています。

町子の美的感性で集められた美術品と創作の世界にひたれる

東洋文化財の宝庫

国宝7点を含む約6500点の東洋古美術品を収蔵。年4～5回の展覧会では、学芸員による列品解説もあるのでより深く作品を鑑賞できます。世界に3点のみ現存する国宝、「曜変天目茶碗」が有名です。

世界で評価される作品を見よう

ウォーホールやパイクなど、1960年代以降の海外作品を中心に年4回程度の現代美術の企画展を開催。多彩な企画展は評価が高く、1階、地下1階には洋書専門店や文具店もあります。

北斎や広重など約14000点の浮世絵を所蔵

葛飾北斎や歌川広重をはじめ、約14000点におよぶ浮世絵を所蔵しています。展示作品は毎月入れ替えており、さまざまな企画展を通して浮世絵の多彩な魅力を紹介しています。