鹿児島2泊3日旅行で大満足!おすすめプランはコレ!
鹿児島タウン、霧島、指宿など訪ねてみたい観光地が点在する鹿児島県。自然、食べ物、温泉など旅心を刺激する魅力が満載だ。限りある時間のなか、めいっぱい鹿児島のよさを知りたい、そんな思いをかなえる2泊3日の...
自然の中でのびのびと育った地鶏を使った料理は、霧島の名物グルメ。温泉の噴気を利用した丸蒸しや炭火焼きで味わうことができる。緑濃い木々が目を休めてくれる眺めのよいカフェは、観光途中のブレイクスポットとしてもおすすめ。
名物「鶏の丸蒸し」を味わう
栗野岳山中の一軒宿で、西郷隆盛が1か月逗留したといわれる由緒ある温泉地。「蒸し湯」「桜湯」「竹の湯」の風呂があり、それぞれ効能の異なる温泉が湧く。入浴後は、ぜひ名物「鶏の丸蒸し」を味わいたい。温泉の噴気で約3時間かけて蒸し上げる。食事利用は、2、3日前に予約のこと。持ち帰りの場合も2、3日前に要予約。
【コレが名物】鶏の丸蒸し(要予約) 1羽1750円
骨離れ、風味がよく、しっとりとした舌ざわり。事前予約でテイクアウトもできる
創業当初からの浴槽が味わい深い「竹の湯」。湯はグレーがかった酸性の泥湯
客室はひなびた風情の外観とは異なって現代的。天井が高く広々とした造りで、ゆったりとくつろげる。2食付き1万880円から。
写真は標準的な和室
森の中のテラスで味わう地鶏料理
霧島山の別荘地にある地鶏料理の店。朝じめの地鶏を使った炭火焼きが看板料理で、霧島山の森に囲まれたテラス席で味わうことができる。地鶏は鮮度が高いためミディアムくらいの焼き加減がおいしい。特製の味噌ダレはごはんとの相性が抜群だ。ほう葉焼きもおすすめで、地鶏、黒豚ともに各1200円。
【コレが名物】地鶏炭火焼セット 1350円
野菜などのほとんどは自家農場で収穫したもの。小鉢数品とごはん、味噌汁が付く
アカマツの原生林が茂る600坪の敷地には、ハンモックやブランコを下げていて食事客は自由に遊べる
一日15人限定、大パノラマが望める絶景カフェ
高千穂カントリー倶楽部を手前に、霧島の山々を一望するカフェ。白い壁にダークな床材の店内には、不ぞろい、色違いのチェアやソファを置いていてスタイリッシュ。絶景が望めるテラスは、その奥にある。メニューは、予約制で一日15人限定のおまかせランチのみ。前菜からデザート、ドリンクまで付いた和洋折衷の料理が並ぶ。小学生未満は利用不可。
【コレが名物】おまかせランチ 1300~1500円
一日15人限定のランチは、女性を中心に人気。値段は内容によって変動する
シンプルでおしゃれな店内。奥の窓ガラスを空けたテラス席が特等席
テラスは休憩のみ、食事での利用は不可
高原のすがすがしい空気を吸い込んで、精気を養いたい
山間の天降川を見下ろすカフェ
国道223号沿いに建つ日帰り温泉施設「日の出温泉きのこの里」に併設のカフェ。窓際は、天降川の流れを真下にする眺望で、周囲の木々は四季折々の表情を見せ、そこにいるだけでヒーリング効果を感じる。霧島山の湧水でいれたコーヒーで、ゆっくりと流れる時間を楽しみたい。
【コレが名物】アイスカフェオレ 500円
金属のフィルターで濾すフレンチプレス式でいれたコーヒーは、コーヒー豆の香りがふくよか
川のせせらぎをBGMにカフェタイム
浴場には熱湯とぬる湯の内風呂とテラスに水風呂がある
入湯料はこちらへどうぞ
焼酎蔵見学とチェコの文化が楽しめる
種麹のシェア日本一の河内源一郎商店グループが手がける、鹿児島とチェコ、2つの地域の食や文化などを紹介するテーマパーク。敷地内には工場見学ができる焼酎蔵、麹料理レストラン、みやげもの店のほか、ピルスナービールやチェコ料理が味わえるチェコ村がある。
霧島のよかもんが集まるフラッグショップ
店名は「きりしまのお茶とよかもん」という、コンセプトからネーミング。しっとりと落ち着きを見せる古民家には、特産の霧島茶に、地元のおばあちゃんたちがつくる味噌、郷土菓子の黒棒、手仕事で仕上げた雑貨などが並ぶ。アンティークの机やガラスケースを埋めるように商品が並ぶ様子は、まるで駄菓子屋のよう。杉川さんご夫婦からのお茶のもてなしを受けながら、ゆっくりお気に入りのものを探したい。
お客さんが来ると、霧島のおいしいもんはもちろん、自然や人情など、この地のよさを熱心に教えてくれる店主の杉川さん
妻壁に「きりん商店」の「き」を掲げた古民家の店
霧島茶をどうぞ
試飲にいれてくれる霧島茶のほか、いろいろな試飲、試食でもてなしてくれる
いっぷく抹茶 各216円
めずらしい有機栽培の抹茶。1袋2g使い切り。パッケージがかわいい
きりしま ふたつのお抹茶あめ(2種×8個入) 702円
霧島産有機栽培抹茶を練り込んだ抹茶黒糖あめ、抹茶ミルクあめの2種が味わえる
「PANYA.くらぶ」の焼きあんぱん 162円
焼いて食べると、さらにおいしい焼きあんぱん。
きりん商店では、これ用に夏でも店内に火鉢を置いている
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