【山口】絶景・美景!フォトジェニックスポット!
日本海に面した山口県北西部の海岸は起伏に富んだ海岸線と緩やかな砂浜が入り混じった美しい景観で、北長門海岸国定公園に指定されている。透き通った海に架かる角島大橋や赤い鳥居と青い海が印象的な元乃隅稲成神社...
秋吉台の地下にある、暗闇に包まれた鍾乳洞秋芳洞。石灰分を含む一滴一滴の雫により形成された多彩な形の鍾乳石は、まるで暗い洞内を彩る、美しい調度品のよう。
秋吉台・秋芳洞の観光サイトでは、秋芳洞・秋吉台自然動物公園サファリランドがセットになった入場割引券を発行中。通常大人3600円を3100円で楽しめる。詳しくはhttp://www.karusuto.com/にアクセス。
暖かい海でサンゴ礁などの遺骸が積もったものが石灰岩の塊となる。地殻変動で地上へと盛り上がった石灰岩に注ぐ雨水や地下水で溶食され、空洞ができる。そこに鍾乳石などが形成された洞窟を鍾乳洞と呼ぶ。
足元はとても滑りやすいのでスニーカーがおすすめ
用意しておくと便利なアイテム…スニーカー、懐中電灯、ハンドタオル
洞内は暗いので足元に気を付けよう!
岩の裂け目に架かる橋を渡って洞内へ。洞窟の湿度は一年中、驚きの99〜100%。入って最初に現れるのが身代観音像。
夏場は洞内と外の気温差で周囲はミストが漂う
身代観音像。冒険前にごあいさつ
轟々と音を立てて洞窟内を流れる水
岩肌に残る浸食の痕跡
長さ70m、幅6m、深さ1mの巨大な淵でオレンジ色に見える部分は、50年以上前の水位の跡。かつては小舟で鍾乳洞見学を行っていた。
昭和26(1951)年に現在の通路が造られた
自然が生み出す造形美秋芳洞のハイライト
洞内一の見どころで、水に溶けた石灰成分が蓄積した石灰華段丘。皿は大小合わせて500枚を超え、世界でも稀にみるスケール。
直径が4mに達するものもある
ライトに照らされたお皿の水がキラキラ輝いて、とっても神秘的
洞内最大の空間にそびえる巨大石筍
ドーム型になった広々とした空間。周囲には高さ約5mの洞内富士や南瓜岩などの石筍があり、これらは天井からのしずくが堆積し形成された。
6〜7月頃にはコウモリの飛ぶ姿を見られる
数万年という歳月をかけ盛り上がった洞内富士
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