【東京】子供の遊び場30選!子供と行きたいおすすめスポットご紹介
今回は、子供と一緒に行きたい東京のおすすめ遊び場スポットをご紹介! ふだんはお家のなかや近所の公園を遊び場にしている子供たち。 毎日のことなので、いつもの場所でいつもの道具を使った遊びに飽きて...
更新日: 2023年12月18日
今回は、老舗の名店からユニークなあんが人気のお店まで、東京の美味しいたい焼き屋さんをご紹介します。
日本の国民的なおやつともいえるたい焼き。
寒い日に焼きたてアツアツのたい焼きを頬張るのは、格別の美味しさですよね。
ところで、皆さんはたい焼きの焼き方に2種類あるのをご存じですか?
一般的なのは、フードコートなどでよく目にする一度に何匹も焼ける焼型でつくるたい焼きですが、一匹ずつ焼き上げる「一丁焼き」というたい焼きもあるんです。
たい焼きファンの間では、一匹ずつの焼型で焼く一丁焼きを「天然」、数匹が一度に焼ける焼型で焼くたい焼きを「養殖」と呼ぶのだそう。
「天然」は皮が薄くカリッと、「養殖」はもっちりとした焼き上がりになるのが特徴。
たい焼きの焼き方にこだわってお店を選ぶのもおすすめです。
それでは、東京の美味しいたい焼き屋さんを見ていきましょう!
まずは、「東京三大たい焼き」といわれる老舗のたい焼き屋さんをご紹介しましょう。
最初にご紹介するたい焼き屋さんは、麻布十番商店街にある「浪花家総本店」。創業は明治42(1909)年という、東京三大たい焼きの中でも一番の老舗です。
昭和51(1976)年に大ヒットした児童向けの楽曲『およげ!たいやきくん』のモデルになったお店ともいわれています。浪花家総本店は、もともと神戸出身の初代が九段で食堂をスタートし、たい焼きはデザートとして販売していたそうです。
浪花家総本店のたい焼きは、一匹ずつ焼く「一丁焼き」。たい焼きの焼型に生地を薄く流し入れ、あんこをたっぷりのせて、丁寧に直火で焼き上げています。
焼きたてを頬張ると、うっすらと焦げ目のついた薄い皮はサクサクで、口の中でスッと溶けます!中のあんはなめらかで、ちょうどよい甘さ。これぞたい焼き!といった王道の味わいです。
あんは北海道十勝産の小豆を、8時間もかけて炊き上げているのだそうです。薄くてパリッとした皮は、小麦粉の配合にこだわり、美味しさを感じながらも主張しすぎないようにしているのだとか。
創業100年を超えても、超がつくほどの人気店。すぐに買えるかどうかは、店頭ののぼりが目印になっています。「予約が必要です」と書かれたのぼりが出ていたら、店頭で欲しい枚数を伝えると、購入できる時間を教えてくれます。これなら寒空の下で、長時間並ぶ必要はありませんね。
もともと食堂だった浪花家総本店では、現在も店舗の2階がカフェになっていて、やきそばや甘味などが人気。焼きたてのたい焼きも食べられますよ。煎茶とたい焼きのセットもあるので、お散歩の途中にひと休みするのにもおすすめです。
行列必至の人気店ですが、午前中が比較的空いているそう。名店のたい焼きを一度は味わってみてくださいね。
次にご紹介するのは、老舗が多く建ち並ぶ人形町の甘酒横丁にある「柳屋」。大正5(1916)年にこの地で創業したたい焼き屋さんで、「東京三大たい焼き」のひとつに数えられています。
人形町の交差点から甘酒横丁へ向かって角を曲がると見えてくる、「たい焼 柳屋」と書かれた赤いのぼりが目印。お店に近づくと、こんがりとよい香りが漂ってきます。
柳屋のたい焼きも一匹ずつ焼く一丁焼き。店頭で職人さんがリズミカルに焼き上げる様子が見られますよ。
毎朝お店で炊くあんは、北海道十勝産の小豆を使用。できたての熱いあんでたい焼きをつくるのが柳屋のこだわりなのだとか。1日に約100kgものあんを炊き上げ、それが全て売り切れてしまうというから、その人気ぶりがわかりますね。
モチモチした薄い皮と、アツアツのあんが絶妙なバランスで美味しい!あんが甘すぎないので、いくつでも食べられそうです。
いつも行列している柳屋ですが、店の外ではなく店内に並ぶスタイルなので、雨や寒い日には助かりますね。回転が速いので、それほど待たずに買うことができますよ。夕方が比較的空いているそうなので、ねらい目です。
また、箱代は別にかかりますが、6個以上買うとレトロな箱に入れてもらうこともできるので、ちょっとした手みやげにもおすすめです。
次にご紹介するたい焼き屋さんは、四谷に店を構える「名代たいやき わかば」。昭和28(1953)年創業の人気店で、こちらも「東京三大たい焼き」のひとつに数えられています。
JR四ツ谷駅から新宿通りを新宿方面へ進み、路地を入ったところにあります。お店に近づくと、たい焼きのいい匂いがしてきますよ。
「わかば」のたい焼きの特徴は、塩味の効いたあん!毎日お店で炊き上げるあんは、甘さの中に塩味が際立ち、ここでしか味わえない美味しさになっています。
生地をしっかりと焼型に流し込み、たっぷりとあんをのせて、一丁焼きで焼き上げます。薄すぎないパリパリの皮に、はみ出そうなほどあんがギッシリ!塩味の効いた個性的なあんは、後を引く美味しさです。
4代目にお話を伺ったところ、皮にもこだわりがあり、小麦粉に水あめを混ぜているのだとか。それにより、薄いけれどしっとりとした皮に仕上がるそうです。
店内にはイートインスペースもあり、焼き立てを食べることもできますよ。
甘すぎないので、男性のお客さんにも人気なのだとか。筆者が訪れた日も、20匹、30匹とまとめて買い求めるサラリーマンの姿を見かけました。差し入れにも喜ばれそうですね。
わかばでは、「あんこ」のみの販売もしています。お餅にのせたり、お汁粉をつくったりするのに人気だそう。トーストにバターを塗って、自慢のあんこをのせれば、絶品あんバタートーストも簡単にできますよ。
ここからは、ちょっと個性的なたい焼き屋さんをご紹介します。
まずは、池袋と代官山に店舗を構える「たい焼き 新宿椿庵」です。2007年に新宿で創業したたい焼き屋さんで、現在、新宿に店舗はありませんが、「新宿」の名は屋号に残しているそうです。
新宿椿庵の名物は、めずらしい厚焼きのたい焼き。いったいどんなたい焼きなのか、ワクワクしながら代官山店を訪ねました。おしゃれなショップが並ぶ代官山のメインストリート、八幡通りから少し路地を入ったところに新宿椿庵はありました。ちょっとした休憩スペースもあり、ほっこりと温かい雰囲気が印象的。
さっそく厚焼きを注文してみました。出てきた厚焼きは、たい焼きというより皮とあんのサンドイッチのようで、見た目のインパクトがスゴイ!ズッシリと重たくて、たい焼きだけで立ってしまうほどです。
焼くまでにかかる時間はなんと30分!これだけの厚みをしっかりと焼くには、時間がかかるんですね。
食べてみると、皮の表面はさっくりとして中はしっとり。まるでパンケーキのような美味しさです!あんは甘さ控えめで、ふっくらやわらか。見た目からは想像できない軽い口当たりのたい焼きで、ペロリと食べてしまいました。
もちろん普通のたい焼き「薄焼き」もありますよ。薄焼きは、香ばしく焼き上げた皮に厚焼きよりも甘めのあんがたっぷり。ほのかに塩味も感じ、コクがあって美味しい!厚焼きと薄焼きであんを変えているんですね!
お店で炊いているあんは、北海道のえりも小豆という希少な小豆を使い、厚焼き用はあっさり味に、薄焼き用はコクを出すため黒糖を多めに使っているそうです。
厚焼きと薄焼きでは、あんだけでなく、生地に使う小麦粉の配合も変えているのだとか。生地には4~5種類の小麦粉を独自配合し、美味しさを追求しているそうですよ。
新宿椿庵では、小さなたい焼きを揚げた「揚げ小たい焼き」も人気。揚げまんじゅうのようなもっちりとした味わいが楽しめます。
元料理人のオーナーが、他では食べられない唯一無二のたい焼きを目指してつくり上げた「厚焼きたい焼き」、ぜひ食べてみてくださいね。
次にご紹介するたい焼き屋さんは、2007年に神田小川町で創業した「たいやき神田達磨」。羽根付きたい焼きで有名なたい焼き屋さんです。都内に複数の店舗を展開しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
神田達磨の羽根付きたい焼きは、「薄皮だとあんこは美味しいけれど、あんこを食べているみたいに感じる。皮そのものも味わえるたい焼きをつくりたい」という創業者の思いから誕生したのだとか。
あんには、北海道十勝産でも特に質が高いといわれる、帯広地域のえりも小豆のみを使用し、昔ながらの直火銅窯製法で練り上げています。毎日自社工場で、一日に使い切る量だけしか製造しないそうですよ。
モチモチ食感の皮には、国産の小麦粉を独自配合して使用しています。皮もあんも絶妙な食べ応えの羽根付きたい焼きになるよう、あん70gに対して皮50gの割合でつくっているそうです。
香ばしい香りのする焼きたてを頬張ると、羽根の部分がサクサクで美味しい!あんが入っているところの皮はモチモチしていて、薄すぎず厚すぎず、絶妙な存在感です。あんは比較的甘めですが、なめらかでやわらかく、皮とのハーモニーがたまりません。
神田達磨の絶品羽根付きたい焼き。神田小川町本店では、開店直後と17時~18時頃が混み合うそうなので、空いている時間をねらって行ってみてくださいね。
最後にご紹介するたい焼き屋さんは、小田急線の経堂駅からほど近い「経堂小倉庵」。経堂小倉庵は、日替わりあんのたい焼きが人気のお店。あんの種類はなんと70~80種類もあり、毎日1種ずつ日替わりでめずらしいたい焼きが味わえるんです。
日替わりあんを始めたきっかけは、毎日買いに来ても楽しめるようにというオーナーの思いから。ほうじ茶クリーム、さくらミルク、かぼちゃのチーズケーキなど、めずらしいものが多く、常連のお客さんからのリクエストで誕生することもあるんだとか。
クリスマスやバレンタインの日には、年に数回しか登場しないレアな日替わりあんも登場するそうですよ!
筆者が訪ねた日の日替わりあんは、めずらしいジャスミンクリーム。濃厚なカスタードクリームにジャスミン茶の茶葉が混ぜ込まれ、ジャスミンの華やかな香りが口いっぱいに広がります。
経堂小倉庵のたい焼きも羽根のあるタイプ。羽根の部分はサクサクしてとっても軽い!
経堂小倉庵では、特注の焼型で焼き上げることで、「天然たい焼き」にも負けないこんがりとした焼き目を実現しています。生地には独自の配合でブレンドした小麦粉を使用し、あんを堪能できるように、皮は薄くしているそうです。
日替わりあんだけでなく、もちろん定番の小倉あんのたい焼きも人気です。
毎日お店で炊き上げるあんは、北海道産の小豆を使用しふっくらとやわらかく仕上げています。甘さは控えめですがコクのある味わいで、サクサクの皮とよく合います!
経堂小倉庵の店内にはイートインスペースもあるので、焼きたてのたい焼きをその場で食べることもできますよ。たい焼きの隣では、たこ焼きも焼かれているので、粉もの三昧するのもいいですね。
東京の美味しいたい焼き屋さんをご紹介しましたが、いかがでしたか?
あんと皮というシンプルな材料でできているたい焼きですが、「東京三大たい焼き」と呼ばれる老舗の名店から、店主の思いが詰まったこだわりのたい焼きまで、どれも個性的で予想以上に違いがあるのに驚きました。
どのお店も行列必至の人気店ですが予約ができるので、あらかじめ予約しておけばスムーズに購入できますよ。今日はたい焼きが食べたい!と思ったら、電話予約をおすすめします。
名店のたい焼きを食べ比べして、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
ちなみに、持ち帰って冷めてしまったたい焼きは、電子レンジで数秒温めた後に、オーブントースターで焼くと、美味しく温められます。
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