

更新日: 2025年10月30日
金沢おでんが美味い店!日本一の「おでん県」でその味を堪能しよう
石川県は、人口あたりのおでん屋の軒数が日本一の“おでん県”。
車麩や加賀野菜、旬の魚介など金沢ならではのタネと地酒の組み合わせが格別です。
今回は、なかでも人気の7店をピックアップしました。
一年中おいしい、金沢おでんの味を楽しんでみましょう。
※掲載の情報は取材時のものです。お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
目次
【金沢×金沢おでん】若葉
のれんの先は湯気が香るコの字カウンター
1935(昭和10)年に創業し、現在は3代目が切り盛りする金沢おでんの老舗。店に入るとおでん鍋を囲む大きなコの字カウンターが自慢のだしの湯気に包まれている。金沢ならではの味を、この店の積み重ねた時間を感じながら味わえるのも魅力だ。【石引】

タネは約30種。だしは薄味でもしっかりした味で、だしだけをお替わりする人がいるほど

分厚い大根に特製の白みそをたっぷりつけて

一番人気のいわしのつみれ。その大きさと口に入れたときのふわふわ感に驚く

どて焼はプリプリの豚バラ串に白みそとネギがたっぷり。お酒に合う!

のれんにある「茶めし」も自慢の味。締めで食べる常連さんも多い
【金沢×金沢おでん】笠舞おでん つぼみ
おでん、サイドメニュー、居心地の3拍子がそろう
地元の人から絶大な支持を得ているおでん屋。定番の大根や金沢ならではの車麩、バイ貝など、さっぱりとしただしなのでいくらでも食べてしまいそう。サイドメニューも充実し、地酒とともに地元の味を堪能できる。【笠舞】

25種ほどそろうタネのなかで8時間以上かけて煮込む大根が一番人気

金沢おでんの定番、車麩などが入った盛り合わせ

香箱カニにだしをかけた、こちらも金沢おでんの代表、かに面。冬季限定

これもおすすめ!
充実したサイドメニューのひとつ、すじ煮込み。手羽先も絶品!

居心地抜群でアットホームな店内。全席禁煙というのもうれしい

笠舞おでん つぼみ
- 住所
- 石川県金沢市笠舞本町1丁目1-1
- 交通
- JR金沢駅から北鉄バス東部車庫行きで20分、笠舞1丁目下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 17:00~22:30(閉店23:00)、日曜、祝日は~22:00(閉店22:30)
- 休業日
- 水曜、祝日の場合は翌日休
- 料金
- 車麩=200円/かに面(冬季限定)=1800円/すじ煮込み=580円/
【金沢×金沢おでん】おでん居酒屋 三幸
素材のうまみを引き出すコクがある絶品ダシ
創業から50年受け継がれてきただしは、コクがあるのにさっぱりしているのが特徴。おでんダネは種類豊富で、季節に応じて提供する変わりダネも人気。【片町】

懐かしい雰囲気の店内で定番の車麩などがぐつぐつ煮込まれている

毎日手作りしている、いわしのつみれ。素材のうまみを堪能できる
おでん居酒屋 三幸本店
- 住所
- 石川県金沢市片町1丁目10-3
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道片町方面行きバスで9分、片町下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 16:00~21:30(L.O.、おでん品切れ次第閉店)
- 休業日
- 日曜、祝日、第2月曜(GW休、盆時期休、年末年始休)
- 料金
- おでんダネ各種=180~600円/
【金沢×金沢おでん】赤玉本店
タネぎっしりの鍋の大きさは老舗人気店の証
創業昭和2年の老舗で、代々受け継ぐ秘伝のだしが自慢。夏は、そのだしを冷たいジュレ状にした「夏おでん」でさっぱりと。2階にカップルにおすすめの庭が見える掘りごたつ席がある(予約可)。【片町】

老舗を物語る、ほかにはない大きな鍋で約40種のタネをじっくり煮込む

店オリジナルのタネ、赤玉。パプリカで色付けした練り物の中にうずらの玉子が入る

車麩。口に入れた時に広がる、たっぷり含んだだしがたまらない
赤玉本店
- 住所
- 石川県金沢市片町2丁目21-2
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道バス片町方面行きで11分、片町下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 1階は12:00~21:30(閉店22:00)、日曜、祝日は~20:30(閉店21:00)、土・日曜、祝日の15:00~16:00は仕込のため休み、2階は17:00~21:30(閉店22:00)、日曜、祝日は~20:30(閉店21:00)、完売次第閉店の可能性あり
- 休業日
- 月曜、祝前日の場合は営業、祝日の場合は翌日休(GW・盆時期は営業、12月31日~翌1月2日休)
- 料金
- 牛すじ煮込み=580円/おでん=110円~/おでん定食=1300円/おでん宴会コース=4000円~・6000円(飲み放題付)/
【金沢×金沢おでん】おでん高砂
金沢では珍しい関東風ダシと心意気がタネに沁みる
1936(昭和11)年に創業し、片町でずっと変わらず続く老舗。バイ貝や車麩、冬限定のかに面など金沢おでんの定番はもちろん、どて焼きやカレーおでんなど、ここでしか味わえないメニューも評判だ。金沢でも珍しい関東風ダシは創業から継ぎ足されてきたもので、この味は唯一無二。【片町】

タネは約30種類。コクのある関東風ダシにしっかり浸かり味わい深い

魚のすり身をふかした金沢の伝統食「ふかし」も入る盛り合わせ

金沢では「ひろず」と呼ばれるがんもどき。中には具がいっぱいで食べ応え抜群

これもおすすめ!
シメの定番。金沢カレーにおでんダシを合わせた少し辛口のカレーおでん

まるで昭和にタイムスリップしたかのような外観も魅力

【金沢×金沢おでん】あまつぼ 柿木畠本店
創業半世紀の技が作る地元食材おでんが名物
近江町市場直送の厳選した食材を使う加賀の伝統料理を地酒とともに。これが半世紀もの間、地元の人気店であり続けている理由。おでんには車麩や梅貝など、金沢ならではのタネがそろう。【柿木畠】

金沢おでん
タネは約20種。昆布のうまみがきいただしをたっぷり吸った深い味わい

加賀鴨治部煮
金沢の郷土料理、治部煮。ワサビをアクセントに鴨肉のうまみを味わう
【金沢×金沢おでん】能加万菜 市 クロスゲート金沢店
厳選したタネにコクのあるだしが染み込む
能加万菜グループに所属する認定唎酒師が厳選した、石川の酒蔵全35蔵の地酒が楽しめ、料理の味付けも地酒に合うようこだわっている。秘伝のダシで作られるおでんと地酒の相性も抜群!【金沢駅周辺】

金澤おでん盛り合わせ
おでんを盛る九谷焼の皿が、味をさらに引き立てている。

白い暖簾とサイネージが目印
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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