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世界遺産 厳島神社の知っておきたい7つのコト!

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2024年6月7日

世界遺産 厳島神社の知っておきたい7つのコト!

広島が世界に誇る世界遺産、厳島神社。
593年に佐伯鞍職により創建されたのが、嚴島神社のはじまりといいます。
仁安3(1168)年、平清盛が現在の姿に修造。
その比類ない景観美が認められ、平成8(1996)年には世界遺産に登録されました。
厳島神社のすごい!を紐解いてまいりましょう。

厳島神社のココがすごい!7つのポイント

厳島神社のココがすごい!7つのポイント

東廻廊は嚴島神社の中でも指折りのビュースポット

厳島神社のココがすごい!①砂州に立つ神秘の海上社殿

古くから神が宿る島として、島そのものが信仰の対象だった宮島。そのため、陸地に社殿を建てるのは恐れ多いと、遠浅の砂浜に社殿を建立。瀬戸内の海を敷地にした奇想天外な構想は、満潮時にはまるで海に浮いているような姿に。

厳島神社のココがすごい!②6世紀に創建され、12世紀に平清盛が造営

嚴島神社の歴史は古く、1400年以上前に佐伯鞍職により創建されたのがはじまり。海上安全、商売繁盛の神として多くの人の信仰をあつめる。現在の姿に改めたのは、時の権力者・平清盛。平安の雅を今に伝えている。

厳島神社のココがすごい!③全国的に珍しい寝殿造りの社殿

平安貴族の住まい「寝殿造り」を巧みに取り入れた全国的に珍しいスタイル。御本社を寝殿に見立て、東西の社殿を廻廊で連結。御本社前にある平舞台を庭に、その先に広がる瀬戸内海を池に見立て造られている。

厳島神社のココがすごい!④社殿はもちろん、前面の海も背後の山も世界遺産

荘厳華麗な建築美と、目の前に広がる瀬戸内海、そして背後にそびえる弥山の自然美が融合した神秘的な社殿は、世界中の人々を魅了している。その比類ない景観美が認められ、1996年、世界文化遺産に登録された。

厳島神社のココがすごい!⑤境内の見どころの多くが国宝&重要文化財

御本社、東西の廻廊、高舞台など社殿のほとんどが国宝または重要文化財。次から次へと見どころが現れ、見る人を圧倒する。

厳島神社のココがすごい!⑥嚴島神社のシンボル・大鳥居

遠浅の砂浜に立つ嚴島神社の大鳥居。境内からはもちろん、海岸沿いからも眺めることができ、潮が引くとなんと鳥居まで歩いて行くことも!高さ約16mもある大鳥居は、間近で見ると迫力満点。

厳島神社のココがすごい!⑥⑦潮の干潮・満潮で表情を変える

満潮のときには海に浮かんでいるように見え、干潮のときには砂地にどんと鎮座する。時間とともに社殿のさまが変わる粋な計らいも、清盛の考案といわれている。

嚴島神社

住所
広島県廿日市市宮島町1-1
交通
宮島桟橋から徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
6:30~18:00(閉門、時期により異なる)
休業日
無休
料金
神社=大人300円、高校生200円、小・中学生100円/神社・宝物館共通=大人500円、高校生300円、小・中学生150円/(障がい者手帳持参で大人100円、小・中・高校生無料)

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