東京観光の基本ガイド！マストスポットやモデルコース・持ち物まで、まっぷる編集部が教えます

東京観光では、SNSやメディアで注目の最旬スポットや、話題のグルメを楽しむことができます。

今回は、初めて東京観光をする方に特におすすめの7エリアをご紹介します！

＜東京観光 おすすめ７エリア＞
①渋谷
②原宿・表参道
③浅草・上野・蔵前
④東京駅・丸の内・銀座・日本橋
⑤お台場・豊洲
⑥新宿・新大久保・池袋
⑦六本木・麻布台

それぞれに異なる魅力があるので、何度訪れても新しい発見と驚きに出会えます。

そんな東京観光の計画、最大のポイントは「時間に余裕を持ったプランニングをする」こと。いたるところに心惹かれるスポットが点在しているため、つい寄り道をしてしまうのは「東京観光あるある」です。

まずは旅のメイン目的（絶対に行きたい場所）やテーマをしぼってから、計画を立てていきましょう！

東京担当

王道の観光が楽しみたいけどプランニングは苦手…という方におすすめなのが、東京の名所を効率的にまわれる「はとバス」。オープントップバスでめぐる1～2時間のコースから、定番観光地の1日観光まで豊富なツアーが勢揃い。はじめての東京観光には安心の手段です！

日本のみならず、世界中から多くの観光客を引き寄せている魅力的な東京！ベストシーズンはいつなのか、季節ごとの楽しみ方を見ていきましょう。
※気温のデータは1991～2020年の平均データ（気象庁）です。

春（3月・4月・5月）の東京観光の楽しみ方

東京の春は、寒さが徐々に和らぎ、花や緑が美しく映える過ごしやすい季節。例年3月下旬から桜が咲き始め、春の訪れを感じられるでしょう。桜の見頃は4月上旬で、お花見を楽しむ人々でにぎわいます。5月は空気も乾燥気味で過ごしやすく、一年の中でも特に心地よいシーズンのひとつです。

■平均気温
[3月]9.4℃
[4月]14.3℃
[5月]18.8℃

■おすすめの服装
まだ冬の寒さが残っている3月の東京。特に上旬はコートやマフラーが欠かせません。中旬～4月にかけての朝晩の冷え対策には、ニットやジャケットなど重ね着できる服装がおすすめ。5月はさわやかな陽気で、日中はシャツ1枚や薄手のトップスで快適に過ごせます！

東京担当

散策やレジャーにぴったりの東京の春。初夏への移り変わりを楽しみながら、気温差に対応できる服装選びがポイントです。お花見など、外出機会が多いプランニングであれば、歩きやすい靴も準備しましょう。

＞＞「ゴールデンウイークに東京に行くなら！知っておきたい東京の魅力や予算相場、イベントまとめ」はこちら

夏（6月・7月・8月）の東京観光の楽しみ方

高温多湿な気候が続き、本格的に暑くなる夏の東京。例年6月に梅雨入りし、梅雨明けは7月中旬。この時期は夕立やゲリラ豪雨に見舞われることもあるため、折りたたみ傘を携帯すると安心です。8月は猛暑日になることも珍しくありませんが、隅田川花火大会など、夏ならではのお楽しみイベントが満載！

■平均気温
[6月]21.9℃
[7月]25.7℃
[8月]26.9℃

■おすすめの服装
6月の東京は梅雨の影響で湿度が高く、蒸し暑さを感じる日が多くなります。通気性の良い半袖シャツや薄手のパンツなど、涼しくて動きやすい服装がおすすめ。7～8月は基本的には半袖・ハーフパンツなど真夏の装いで快適に過ごせます。冷房の効いた室内に備えて、薄手の羽織りものを持っておくと安心。

東京担当

フェスや花火大会などの屋外イベントも増える時期。日中は帽子やサングラス、日焼け止めなどの紫外線対策をお忘れなく。こまめな水分補給と休憩を心がけながら、東京の夏を楽しみましょう！

＞＞「夏休みに東京に行くなら！知っておきたい東京の魅力や予算相場、イベントまとめ」はこちら

秋（9月・10月・11月）の東京観光の楽しみ方

東京の秋は、過ごしやすい気候とともに季節の移ろいを楽しめる美しい時期。9月に入ると朝晩は徐々に涼しくなってきます。10月は一気に秋らしい陽気となり、気温は快適な20℃前後。11月になると紅葉が見頃を迎え、多くの人が絶景目当てに名所めぐりを開始します。

■平均気温
[9月]23.3℃
[10月]18.0℃
[11月]12.5℃

■おすすめの服装
9月上旬はまだ夏の暑さが残るため、半袖で快適に過ごせます。朝晩や雨の日は涼しく感じることもあるので、薄手のカーディガンや羽織れるシャツを準備しておくと安心。10月後半～11月には本格的な秋の装いが必要となります。冷え込む日が増えてくるため、マフラーなどの防寒小物も持っていきましょう。

東京担当

9～11月は比較的気候も安定し、イベントやグルメを満喫できる絶好の観光シーズン。散策や紅葉狩りなら、アクセス良好な上野恩賜公園や六義園などがおすすめです。

＞＞「東京の秋デートスポット35選！ 絶対に外さない10・11月のおすすめデートスポット」はこちら

冬（12月・1月・2月）の東京観光の楽しみ方

全国的に見ると比較的穏やかな気候となる東京の冬。12月になるとイルミネーションや年末ムードに包まれ、華やかさが増してきます！1月は一年で最も寒く、乾燥した晴天が続くのが特徴。2月も寒さは続きますが、下旬になると少しずつ春の気配を感じられるようになるでしょう。

■平均気温
[12月]7.7℃
[1月]5.4℃
[2月]6.1℃

■おすすめの服装
12月の東京は本格的な冬の始まり。雪はほとんど降りませんが、冷たい風が吹くため体感温度は低めです。フード付きのコートや厚手のジャケットでしっかり防寒を。1月は朝晩の気温が0℃近くまで下がることもあり、ダウンや中綿入りのコートが必須！2月も引き続き寒いのですが、日差しに春の気配を感じる瞬間も。防寒小物をうまく活用して調節しましょう。

東京担当

12月は街中がイルミネーションで彩られる東京。丸の内や表参道、東京ミッドタウンのライトアップは特におすすめ！空気が澄んでいる時期なので、運が良ければ、スカイツリーや東京タワーから富士山が見えることもありますよ。

＞＞「【東京】冬のおすすめ観光スポット22選 冬の東京を遊びつくそう！12月・1月・2月」はこちら

冒頭でふれたように、東京旅行の一番のコツは「旅のメイン目的（絶対に行きたい場所）を決めて、訪れるエリアを絞って計画を立てる」こと。
ここからは、魅力あふれる東京の中でも初めての旅行にぴったりなおすすめエリアをピックアップしてご紹介していきます！

東京旅行のおすすめエリア① 渋谷

ファッションや音楽、エンタメなど、若者の流行が生まれる渋谷エリア。100年に一度と呼ばれる大規模再開発で、街は日々変わり続けています。「渋谷スクランブルスクエア」をはじめ、洗練されたおしゃれなショップやカフェも多く、大人も魅了する高感度な街に進化！

代表的スポット：渋谷スクランブルスクエア、SHIBUYA 109渋谷店、渋谷ヒカリエ、MIYASHITA PARKなど
こんな人におすすめ！：最新トレンドに敏感な人、ファッションやカルチャーを楽しみたい人

東京担当

宿泊は渋谷駅周辺や表参道・恵比寿方面がおすすめ。アクセスが良く、翌日の観光にも便利です。混み合う渋谷も、朝は比較的空いている傾向。落ち着いた雰囲気の中で満喫したい人には、早朝の散策が狙い目です！

東京旅行のおすすめエリア② 原宿・表参道

世界が注目する“カワイイ”文化の発信地・原宿と、ハイセンスなショップやおしゃれカフェが集まる表参道。新たなランドマークも誕生し、つねにブームを発信！ファッションからグルメまでトレンドの最先端をいくエリアです。

代表的スポット：ラフォーレ原宿、東急プラザ原宿「ハラカド」、竹下通り、明治神宮など
こんな人におすすめ！：おしゃれカフェやスイーツを楽しみたい人、インスタ映えスポットを巡りたい人

東京担当

スイーツが充実のエリア！クレープやパンケーキといった定番に加え、話題の最新メニューを楽しめるお店も多く、食べ歩き好きにはたまりません。表参道には落ち着いたレストランがそろっているので、ディナーも満喫できますよ。

東京旅行のおすすめエリア③ 浅草・上野・蔵前

浅草は江戸の風情を残す東京屈指の観光地。浅草寺や仲見世通りはもちろん、老舗店のグルメなど世代を問わず楽しめます。近隣の蔵前は東京のブルックリンとも呼ばれ、おしゃれなカフェが集まる注目のエリア。上野には動物園や美術館をはじめ、活気あふれるアメ横などの買い物スポットもあります。

代表的スポット：浅草寺、浅草花やしき、上野動物園、アメ横など
こんな人におすすめ！：歴史ある寺社や商店街を散策したい人、アートや博物館めぐりが好きな人

東京担当

浅草・上野・蔵前エリアは、1泊2日でもしっかり楽しめます。1日目に浅草寺や仲見世通りを散策し、スカイツリー方面まで足をのばすプラン。2日目は上野恩賜公園や美術館めぐり、蔵前で雑貨巡りやカフェを楽しむのが王道コースです！

東京旅行のおすすめエリア④ 東京駅・丸の内・銀座・日本橋

駅ナカの施設で食事や買い物が楽しめる東京駅は、駅直結の地下街や商業施設も充実しています。銀座はブランドのフラッグシップショップや有名店が軒を連ねる洗練された街。伝統的な建造物や老舗が多く、歴史を感じられる日本橋も要注目エリアです！

代表的スポット：東京駅丸の内駅舎、皇居外苑、GINXA SIX、歌舞伎座など
こんな人におすすめ！：話題のお店でショッピングを楽しみたい人、、のんびり歩きながら観光したい人

東京担当

このエリアは歩いて移動するのが基本。東京駅を起点に、丸の内・日本橋・銀座へはすべて徒歩圏内です。おしゃれな街並みが続くので、楽しい散策になりますよ。歩きやすい靴を選んで、荷物はできるだけ軽めにしておくのがポイント！

東京旅行のおすすめエリア⑤ お台場・豊洲

最新技術を使ったアトラクションなど、エンタメ施設が充実のお台場は、海やレインボーブリッジが眺められるロケーションも人気！豊洲には「東京都中央卸売市場豊洲市場」や新たな観光拠点「豊洲千客万来」など、見どころスポットが満載です。

代表的スポット：フジテレビ本社ビル、デックス東京ビーチ、東京都中央卸売市場豊洲市場、豊洲千客万来など
こんな人におすすめ！：海辺の景色や夜景を楽しみたい人、新鮮な海鮮を楽しみたい人

東京担当

豊洲市場は、朝早く訪れると新鮮な海鮮丼やお寿司を楽しめます。市場の見学エリアや展望デッキが整備されているので朝活観光にぴったり。ららぽーと豊洲にはキッザニア東京や映画館があり、子ども連れにもおすすめです。

東京旅行のおすすめエリア⑥ 新宿・新大久保・池袋

百貨店やエンタメ施設が集まり、ナイトスポットも充実している新宿。西口には都庁などの超高層ビルが林立しています。水族館やアニメ・ゲーム・マンガなどのコンテンツが満載の池袋や、韓国料理をはじめ韓国コスメや韓国文化を体感できる新大久保も人気の観光エリアです！

代表的スポット：東京都庁、伊勢丹新宿店、サンシャインシティ、コリアンタウンなど
こんな人におすすめ！：最新のエンタメを満喫したい人、多国籍な文化や雰囲気を楽しみたい人

東京担当

宿泊は新宿駅・池袋駅周辺が便利。アクセスの良さはもちろん深夜まで開いている店も多いので、1日たっぷり楽しめます。早朝に新宿御苑でのんびり過ごすなど、朝の過ごし方を工夫すれば、さらに充実した旅になること間違いなし！

東京旅行のおすすめエリア⑦ 六本木・麻布台

六本木ヒルズや東京ミッドタウンなど、ショッピングやグルメの大規模施設が充実するラグジュアリーなスポット。美術館めぐりや夜景鑑賞も楽しめます。話題の麻布台ヒルズがあるのもこちらのエリア。

代表的スポット：六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館、麻布台ヒルズなど
こんな人におすすめ！：洗練されたアートやデザインに触れたい人、東京の都会的な雰囲気を味わいたい人

東京担当

麻布台ヒルズは話題の新スポット。高層ビル群と自然が融合した都市空間で、アート・グルメ・ショッピングの最先端が揃っています。周辺には小さな神社や歴史を感じさせる名前の坂道なども点在。新旧の「東京らしい風景」を見られるエリアです。

気になるスポット多数の東京！「1泊2日で複数エリアに行こう」なんて思っていると、移動ばかりで観光ができなかった…なんてことも。おすすめは、テーマをしぼっての「2泊3日」。浅草など下町が多い東側、表参道や渋谷などの西側というように、エリアをまとめてまわると効率的です。東京ディズニーリゾートを楽しむなら、さらに「プラス1日」を計算しておきましょう。

■ 1日で遊べる王道モデルコースの例

10時：東京スカイツリーから都心のパノラマを一望。
12時：仲見世通りを歩いて浅草寺でお参り＆ランチ。
15時：エレガントな銀座をぶらり
17時：原宿で話題のハラカドをチェック。
19時：東京駅でおみやげさがし

東京担当

編集部おすすめの東京モデルコースは、下記記事や「まっぷる 東京」も参考にしてみてくださいね！すぐに使えるモデルコースをたくさん掲載しています。

＞＞東京観光おすすめ観光プラン　おすすめ5プランご紹介！

飛行機の場合

飛行機で東京を訪れる場合は、旅行の日程が決まり次第、早めに航空券を予約するのがポイント！特に人気の時間帯や週末・連休等はすぐに満席になることもあるので、計画的に準備を進めましょう。早割やセールなどを活用すれば、費用を抑えて賢く移動できます。キャンセルや変更ができない航空券もあるため、購入前にしっかり規約を確認しましょう。

東京に羽田空港、千葉に成田空港と、東京付近には2つの主要空港がありますが、アクセスの良さで選ぶなら都心に近い羽田空港がおすすめ。到着後の移動がスムーズなので、時間を有効に使いたい人にぴったりです。

【羽田空港】

• 大阪（伊丹・関西）から：約1時間10～20分
• 福岡から：約1時間40～50分
• 札幌（新千歳）から：約1時間30～40分
• 那覇から：約2時間30分

新幹線の場合

東京駅は新幹線の一大ターミナルです。東北・北陸・上越・東海道新幹線などが乗り入れており、全国各地からのアクセスが非常に便利。車内ではゆったり過ごせるうえ、駅弁や車窓の景色も旅の楽しみのひとつ。荷物が多い方やフライトを避けたい方には新幹線もおすすめの移動手段です。

• 新大阪駅 → 東京駅：約2時間30分（東海道新幹線「のぞみ」）
• 仙台駅 → 東京駅：約1時間30分（東北新幹線「はやぶさ」）
• 金沢駅 → 東京駅：約2時間30分（北陸新幹線「かがやき」）

東京担当

リーズナブルに行くなら高速バスを利用する手も！夜出発なら早朝東京に到着するので、時間を有効に活用できますよ。おもな発着場所は東京駅や新宿駅などの大型バスターミナルとなります。

続いて、東京の主要エリアへのアクセスと移動にかかる所要時間をご紹介します。
東京での移動を迷わずスムーズにするためには、JRと地下鉄をうまく使いこなすことが大切です！

東京観光初心者がまず乗りこなしたいのが、東京都心をぐるりと環状に回っている「JR山手線」。東京駅や品川駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅、上野駅などの主要なターミナル駅をつないでいます。1周約1時間で、日中は5分間隔で運転しているため気軽に利用しやすいのもポイント。時計回りに運転している「外回り」と、反時計回りの「内回り」があるため、目的地によってどちらに乗るべきか確認しましょう。

一方、JR山手線の内側を中心に、網の目のように走る地下鉄は「東京メトロ」と「都営地下鉄」の２つの会社が運行しています。路線別にシンボルカラーがあるので、覚えておくと便利です。

＜羽田空港から＞
東京駅：京急＋JRで約30分
渋谷：京急＋JRで約35分
新宿：京急＋JRで約45分
浅草：京急＋地下鉄で約40分
お台場：モノレール＋ゆりかもめで約45分
六本木：京急＋地下鉄で約40分

＜東京駅から＞
渋谷：JRで約25分
新宿：JRで約15分
浅草：JR＋地下鉄で約20分
お台場：JR＋ゆりかもめで約30分
六本木：地下鉄で約20分

東京担当

東京の旅は、公共交通機関の活用が断然おすすめ！JR・私鉄・地下鉄を組み合わせれば、主要スポットのほとんどをスムーズに巡ることができますよ。新宿や渋谷などのターミナル駅は大きく複雑なため、初めて行く駅では乗り換え時間は長めにとっておくと安心です。

東京旅行を快適に過ごすためには、持ち物選びも重要。現地で慌てないように、きちんとした準備をしましょう！

□歩きやすい靴
□交通系ICカード（アプリでもOK）
□日焼け止め（夏）
□エコバッグ
□モバイルバッテリー

東京担当

東京旅行は地下鉄や電車での移動が中心になるため、交通系のICカードと歩きやすい靴が欠かせません。観光地や飲食店は予約が必要な場合もあるので、事前に綿密なスケジュール確認をしておきましょう。夜景や街並みなど写真を撮りたくなるスポットも多いので、モバイルバッテリーの準備をお忘れなく！

＞＞旅行の持ち物＆パッキングのコツはこちら

初めての東京旅行も基本情報をおさえて楽しく計画しよう！

東京旅行を充実させるためには、エリア選び、旅程の計画、持ち物の準備が大切。季節ごとの楽しみ方や移動手段も考えながら、自分にぴったりの旅行プランを立てましょう！

行きたいスポットや食べたいものをもっとチェックしたい方は、「まっぷる 東京」を参考にしてみてくださいね♪

＞＞「まっぷる 東京」編集担当インタビューはこちら