

更新日: 2025年10月22日
神奈川観光の基本ガイド!季節の見どころ・おすすめエリア・持ち物まで、まっぷる編集部が教えます
初めて神奈川旅行に行くけれど、 時期はいつがおすすめ?何泊が基本?など、よくある疑問に旅行ガイドブック「まっぷる」編集部がお答えします!
人気の神奈川を楽しく旅するためには、事前準備が欠かせません。
エリアごとのおすすめスポットや、季節の見どころにグルメ、アクセス情報まで楽しく予習すれば、初めての神奈川旅行も大成功間違いなし。
これから神奈川への旅行を検討している方は、まずこの記事を読んで一緒に準備をしていきましょう!
目次
神奈川ってどんなところ?観光するなら押さえておきたい基本情報

古都「鎌倉」や温泉地「箱根」、港町「横浜」など、多彩な顔を持つ神奈川県。首都圏にありながら豊かな自然に囲まれ、相模湾や丹沢山地など四季折々の風景が広がります。しらす丼や小田原かまぼこ、湘南野菜など地元食材を活かしたご当地グルメも充実。観光と食をバランスよく楽しめるエリアです!
今回は、初めて神奈川観光をする方に特におすすめの3エリアをご紹介します。
<神奈川の注目エリアと主な観光スポット>
①横浜:横浜赤レンガ倉庫、山下公園など
②箱根:箱根神社、芦ノ湖など
③鎌倉:鶴岡八幡宮、鎌倉大仏(高徳院)など
神奈川旅行の計画、最大のポイントは「時間に余裕を持ったプランニングをする」こと。一度の旅行で多くの観光スポットを回ることは難しいので、まずは旅のメイン目的(絶対に行きたい場所)を決めてから、訪れるエリアを絞って計画を立てるのがおすすめです。

神奈川観光におすすめな時期は?季節ごとの見どころ
季節ごとに異なる景色や魅力を楽しめるのが神奈川県の大きな魅力!春は三浦半島や横浜の公園で咲き誇る桜、夏は湘南の海や江の島でのレジャー、秋は箱根や丹沢での紅葉狩り、冬は温泉地で心身を癒せます。グルメも充実しており、しらす丼や中華街の点心、鎌倉野菜など旬の味覚を狙うのもおすすめ。
神奈川旅行のベストシーズンはいつなのか、季節ごとの楽しみ方を見ていきましょう。
春(3月・4月・5月)の神奈川観光の楽しみ方

3月の神奈川は、まだ肌寒い日もありますが、円覚寺の梅や高徳院の早咲き桜が見頃を迎え、春の訪れを感じられる季節。穏やかな海辺の散歩も気持ちよく楽しめます。4月は県内各地で桜が満開に!横浜・大岡川の桜並木や小田原城址公園、三渓園などが人気のお花見スポット。横浜赤レンガ倉庫のフラワーガーデンも要注目イベントです。5月は新緑が美しく、湘南や箱根のドライブ、江の島の海風を感じる散策などがぴったり。およそ2,200品種のバラが咲き誇る横浜イングリッシュガーデンは必見です!

夏(6月・7月・8月)の神奈川観光の楽しみ方

6月の神奈川は梅雨入りし、鎌倉や箱根などでアジサイが美しく咲き誇る季節。特に鎌倉・長谷寺や明月院のあじさいは全国的にも有名で、雨に濡れる古都の風情が格別です。7月になると海開きとともに湘南・江の島・逗子のビーチがにぎわい、マリンスポーツや海辺のカフェ巡りが楽しめます。箱根や丹沢では新緑が濃くなり、避暑地としての魅力が高まる時期です。8月は夏祭りや花火大会が各地で開催され、横浜スパークリングトワイライトや金沢まつり花火大会など、夜のイベントも見逃せません!

秋(9月・10月・11月)の神奈川観光の楽しみ方

9月の神奈川は、残暑が続きつつも秋の気配が感じられる季節。鎌倉や横浜の海沿いではまだ夏の余韻が楽しめ、観光客も落ち着くため、のんびりとした旅にぴったりです。10月になると気温が下がり、紅葉前の爽やかな気候で街歩きやドライブが最適。箱根エリアの仙石原ではススキが見頃を迎え、秋らしい景色に包まれます。11月は紅葉シーズンのピーク!箱根・大涌谷周辺や丹沢湖、鎌倉の建長寺などで美しい紅葉が楽しめ、温泉や紅葉狩りを組み合わせた旅行が人気です。

冬(12月・1月・2月)の神奈川観光の楽しみ方

12月の神奈川は、街も山も冬の装いに変わり、澄んだ空気の中で富士山がくっきりと見える季節です。横浜ではみなとみらいイルミネーションや赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットなど、ロマンチックな夜景イベントが人気!箱根や湯河原では温泉と雪化粧した山々を眺めながらの冬旅が楽しめます。1月は初詣の時期で、鎌倉の鶴岡八幡宮や川崎大師、江の島神社などが多くの参拝客で賑わいます。2月は梅の花が咲き始め、早春の彩りに包まれた湯河原梅林や小田原城址公園など見どころが多数。寒さの中にも、春の兆しを感じるシーズンです。

初めての神奈川観光なら絶対行きたい!各エリアの見どころ
冒頭でふれたように、神奈川旅行の一番のコツは「旅のメイン目的(絶対に行きたい場所)を決めて、訪れるエリアを絞って計画を立てる」こと。
ここからは、神奈川の3つのエリアごとに、初めての旅行にぴったりなおすすめスポットをピックアップしてご紹介していきます!
神奈川観光のおすすめエリア① 横浜

神奈川県の中心都市・横浜は、異国情緒と港町の開放感が魅力のエリアです。みなとみらいの高層ビル群や海辺の夜景、赤レンガ倉庫のレトロ建築、そして中華街の食べ歩きと、多彩な楽しみ方ができる観光都市。さらに山下公園や港の見える丘公園では、海風を感じながらゆったりとした時間を過ごせます。近代的な都市と歴史ある街並みが調和する、神奈川を代表する観光拠点です!
代表的スポット:横浜赤レンガ倉庫、山下公園、横浜中華街、みなとみらい、港の見える丘公園など
こんな人におすすめ!:夜景や海辺の散策を楽しみたい人、グルメやショッピングを満喫したい人

>>横浜のおすすめ観光スポットはこちら
神奈川観光のおすすめエリア② 箱根

日本有数の温泉地として知られる箱根は、豊かな自然とアート、歴史、グルメを楽しめるオールラウンドな観光地です。芦ノ湖のほとりに立つ箱根神社や大涌谷の迫力ある噴煙、四季折々の景色が美しい箱根ロープウェイなど、見どころがぎっしり!さらに、彫刻の森美術館やポーラ美術館などのアートスポットも人気で、日帰りでも宿泊でも満足度の高いエリアです。
代表的スポット:箱根神社、芦ノ湖、大涌谷、彫刻の森美術館、ポーラ美術館など
こんな人におすすめ!:温泉で癒されたい人、非日常のリゾート気分を味わいたい人

>>箱根のおすすめ観光スポットはこちら
神奈川観光のおすすめエリア③ 鎌倉

古都・鎌倉は、海と山に囲まれた自然豊かな地に多くの神社仏閣が点在する、関東屈指の歴史観光スポット。鶴岡八幡宮や鎌倉大仏(高徳院)などの名所に加え、小町通りでは食べ歩きやおしゃれなカフェ巡りも楽しめます。海辺の由比ヶ浜や江ノ電沿線の絶景など、写真映えするスポットも満載!古き良き日本の風情とリゾート感が融合した、何度訪れても新しい発見のあるエリアです。
代表的スポット:鶴岡八幡宮、鎌倉大仏(高徳院)、長谷寺、小町通り、由比ヶ浜海岸など
こんな人におすすめ!:歴史や寺社巡りを楽しみたい人、カフェやスイーツを満喫したい人

>>鎌倉のおすすめ観光スポットはこちら
神奈川観光におすすめの日数&モデルコースは?

一度は行ってみたい見どころが盛りだくさんの神奈川県。ここでは、そんな神奈川の魅力を味わいつくせる3つの日帰りモデルコースをご紹介!
①横浜:マストをおさえた王道コース
横浜観光モデルコースは中華街からスタート!テイクアウトグルメを、山下公園に設置された海辺のベンチでいただきましょう。お腹が落ち着いたら、横浜大さん橋 国際客船ターミナルをのんびりお散歩。
おみやげ選びは観光スポット周遊バス「あかいくつ」に乗って横浜ハンマーヘッドで。買い物を楽しんだら、YOKOHAMA AIR CABINで桜木町駅まで移動。横浜ランドマークタワー スカイガーデンからの夜景を満喫し、5階のMANGIA MANGIAで美味しいイタリアンディナーを堪能しましょう!
②箱根:絶景温泉&素敵ガーデンコース
箱根観光モデルコースは箱根湯本駅からスタート!伊豆箱根バスで、芦ノ湖東岸にある絶景日帰り温泉 龍宮殿本館へ向かいます。富士山&芦ノ湖ビューの露天風呂を満喫したら、九頭竜神社本宮へ向かってウォーキング。良縁をお願いしたら、元箱根のBakery&Table 箱根でランチにしましょう。
食後は箱根登山バス~観光施設めぐりバスで30分(小涌園乗り換え)、ニコライバーグマン 箱根ガーデンズへ。箱根の森と四季の美しさを再発見する人気スポットを楽しんだら、強羅駅改札前のShake & Dogでひと休み。箱根登山電車に乗って、箱根湯本駅へと戻りましょう。
③鎌倉:やっぱり王道社寺めぐりコース
鎌倉観光モデルコースはJR北鎌倉駅からスタート!まずは歩いてすぐの円覚寺にお参りをして、建長寺で禅の世界に浸りましょう。続いて、鎌倉を代表する観光名所鶴岡八幡宮を参拝したら、小町通り&若宮大路でさくっとランチ。
昼食後は江ノ電に乗って長谷寺へ。四季の風景に癒やされた後は高徳院の大仏さまとご対面。カフェ激戦区・長谷エリアのほっこりカフェEKIYOKO BAKEで休憩して、長谷駅へと戻りましょう。

>>横浜を1泊2日で旅行するならこのモデルプラン!王道コースをご紹介
>>箱根観光モデルコース 1泊2日でのんびり電車でグルメを満喫
>>鎌倉駅周辺の観光モデルプラン 社寺めぐりとカフェを楽しもう
神奈川へのアクセス方法(空港や駅)

飛行機の場合
神奈川県には空港がないため、飛行機を利用する場合は「羽田空港」または「成田空港」を経由してアクセスします。旅行の日程が決まったら、航空券を早めに予約しておくのがポイント。早割やセールを活用すれば、遠方からもお得に移動できます。ただし、キャンセルや変更ができない格安チケットもあるため、購入前に条件を確認しておきましょう。
羽田空港からは横浜方面へのアクセスが非常に便利で、京急線やリムジンバスを使えば約30〜40分で到着します。箱根・鎌倉方面へ向かう場合も、羽田空港から横浜や小田原を経由すればスムーズに移動可能です。
【羽田空港 → 神奈川主要エリア】
- 羽田空港 → 横浜駅(京急線):約25〜30分
- 羽田空港 → 川崎駅(京急線):約15分
- 羽田空港 → 小田原駅(リムジンバス利用時):約1時間30分
【成田空港 → 神奈川主要エリア】
- 成田空港 → 横浜駅(成田エクスプレス):約1時間30分
- 成田空港 → 川崎駅(リムジンバス):約1時間40分
新幹線の場合
神奈川県の中心・横浜市には新幹線停車駅「新横浜駅」があり、全国各地からのアクセスが良好です。東京駅を経由せずに到着できるため、関西・東海方面から訪れる際にも便利。新幹線を利用すれば、出張や観光どちらでも快適な移動が可能です。
- 東京駅 → 新横浜駅:約20分(東海道新幹線「のぞみ」)
- 新大阪駅 → 新横浜駅:約2時間10分(東海道新幹線「のぞみ」)
- 名古屋駅 → 新横浜駅:約1時間20分(東海道新幹線「のぞみ」)

神奈川各エリアへのアクセス(主要空港・駅から)

続いて、神奈川県の主要観光エリアへのアクセスと所要時間をご紹介します。

編集部直伝!神奈川観光におすすめの持ち物リスト
神奈川観光を快適に過ごすためには、持ち物選びも重要。自然や歴史、温泉地など、幅広く楽しめる神奈川ならではのアイテムをチェックしていきましょう。
□歩きやすい靴(スニーカー・ローファーなど)
□羽織れる上着(カーディガンやパーカー)
□エコバッグ
□現金(小銭も)
□モバイルバッテリー

初めての神奈川観光も基本情報をおさえて楽しく計画しよう!
神奈川観光を充実させるためには、エリア選び、旅程の計画、持ち物の準備が大切。季節ごとの楽しみ方や移動手段も考えながら、自分にぴったりの旅行プランを立てましょう!
行きたいスポットや食べたいものをもっとチェックしたい方は、「まっぷる 横浜 中華街 みなとみらい」「まっぷる箱根」「まっぷる鎌倉」を参考にしてみてくださいね♪
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「まっぷる箱根」はこちら
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