「俺のEC」で俺のシリーズをお取り寄せ&実食レポート! 俺のフレンチと俺のイタリアンを実食
家ごはん飽きた!
長期にわたる自粛生活のなか、こんな考えが頭に浮かんできませんか?
今回は、おうちにいながら外食気分を味わえると評判の「俺のEC」のなかでも、特に人気の「はじめましてセット」を実際に取り寄せてみました。
いわゆるレトルトパックでしょ?と思われた方、最初は私も同じ意見でしたよ……。
この記事の目次
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】「俺の」グループとは
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】近くにお店がなくてもOK!「俺のEC」とは
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】実際に注文してみました
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】1食目:主役は誰?「オマール海老とズワイガニのグラタン」
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】2食目:みっしり詰まった「俺のデミグラスソースハンバーグ」
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】3食目:あふれる肉汁「ロッシーニ風ハンバーグ」
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】4食目:絶対的な存在感「仔羊のナヴァラン(トマト煮)」
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】5食目:語り継がれる伝説「渡り蟹と海老のトマトクリームソース」
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】6食目:肉・肉・肉!「トリュフ薫るボロネーゼ」
- 【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】俺の家の話
【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】「俺の」グループとは
平均原価率は55%、メニューによっては原価率100%超え。
そんな料理を提供している「俺の」店舗は、顧客ファースト・利益度外視といっても過言ではない「俺の株式会社」が展開している飲食店グループです。
有名シェフが高級な食材を惜しげもなく使用した一皿を、テレビや雑誌などで見知っている方も多いのではないでしょうか。
グループは「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」「俺のスパニッシュ」「俺の割烹」などジャンルが多岐にわたり、どこで食べても高い満足感が得られると大評判。
しかしながら、実店舗は東京や横浜、大阪といった都市圏に集中しているのが現状です。
【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】近くにお店がなくてもOK!「俺のEC」とは
お店へ行ってみたいけれど、住んでいる地域の問題はもちろん、そもそもコロナ禍で外出もままならない今日このごろ。
そんな中、話題の「俺の」を求める世間の声に押されるかのように、「俺の」の味をお取り寄せできるオンラインショップ「俺のEC」が誕生しました(2020年4月)。
「自宅でも店舗と同じようなクオリティを」というコンセプトのもと、手ごろな価格・手軽な調理で本格的なごちそうが楽しめるということですが、ちょっと話ができすぎているような?
いわゆるレトルトパックでしょ?
【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】実際に注文してみました
百聞は一見にしかず。
というわけで「俺のEC」内で一番人気という「はじめましてセット」を実際に取り寄せてみることにしました!
金曜お昼にネットでポチり、日曜午前にクール宅急便が到着。
東京都内からの注文とはいえこんなに早いの……!?
さっそく開封してみましょう
ひとつずつ取り出していきます。
オマール海老とズワイガニのグラタン
俺のデミグラスハンバーグ
ロッシーニ風ハンバーグ
仔羊のナヴァラン(トマト煮)
渡り蟹と海老のトマトクリームソース
トリュフ薫るボロネーゼ
「はじめましてセット」は、以上の6品で、お値段7,970円+送料(上記も含め、すべて税込み表記です)。
正直な話、この時点では「7,970円」はちょっと抵抗ある金額だなあと思っていました。
【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】1食目:主役は誰?「オマール海老とズワイガニのグラタン」
記念すべき1食目は「オマール海老とズワイガニのグラタン」!
お皿の真ん中に見えるのはオマール海老の爪です。
「食べられる爪」といえば「カニ」だとばっかり……海老の爪、はじめて意識したかもしれません。
さっそく調理していきましょう
……「調理」と呼んでいいのか悩ましくなるほどお手軽でした。
600Wの電子レンジで6分、その後、トースターに入れ2~3分で完成。
部屋いっぱいの海老の香りに包まれながら実食
フォークで持ち上げてみるとチーズの伸びがすごいことに!
断面からは地層のように積み重ねられたズワイガニのほぐし身が確認できます。
最初は海老とカニの磯風味が強すぎるのでは……と感じますが、少し多めに頬張るとホワイトソース(チーズ)とペンネが主張しはじめます。
こちらも大変濃厚な味わいなのですが、白色系ソースのなせる技でしょうか。
海鮮の風味を消すことなく、両者がともに引き立て役に徹するかのように調和していきます!
どっしりとした味わいのなか、ときおり挟むオマール海老の爪がアクセントとして活きてくる。
海鮮とチーズのどちらが強い?ではなく「全員が主役」でした。
ちょっとしたことですが
作り方の説明書(各パックごとに入っています)に書かれている
“容器は耐熱容器になっていますが 加熱し過ぎには充分ご注意ください”
の文字。
グラタン専用のお皿を用意しなくていいのは嬉しい!
「お店の味がするグラタン」を気軽に楽しめますよ。
【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】2食目:みっしり詰まった「俺のデミグラスソースハンバーグ」
続いてはハンバーグです。
比較的食べる機会が多いデミグラスソースなので、評価は辛口になるかもしれません。
さっそく調理していきましょう
またしてもお手軽。
ハンバーグとソースそれぞれのパックをお湯に入れ、約15分で完成です。
ソースをかけます
マッシュルームとソースの量が予想外にたっぷり!
おしゃれ感を演出したかったのですが、台無しになるレベルで飛び散っています……。
いただきます!
お皿からはブラウンソースの濃い香り。
ナイフで切られることに抵抗しているんじゃないかってくらい、お肉がみっしり詰まっています。
予想どおり噛みごたえは抜群。ですが、かたくて噛み切れないということではありません。
あごを動かすたび、ギュウギュウと肉の旨みが染み出してきます。
ソースは濃い味なのに、飲み込んだ瞬間にスッと口内が静かに。
トマトの味がしっかり効いているから?
これまで「コクがあるのにキレがある」って、なんだかよくわからない表現だなあと思っていたのですが、今日、このデミグラスソースを食べてちょっと理解することができました!
【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】3食目:あふれる肉汁「ロッシーニ風ハンバーグ」
デミグラスソースのハンバーグがおいしかったので、こちらのロッシーニ風にも期待が高まります!
……その前に「ロッシーニ」って?
調理しながら「ロッシーニ」をググってみました
「ロッシーニ風」とは
流行作曲家で美食家でもあったジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini,1792-1868)。
「ロッシーニ風~」とは彼の名前から取られたメニューのことで、主にフォアグラとトリュフのソテーを添えたフィレ肉(ステーキ)を指しています。
なるほど。
デミグラスと比べてソースがハイカロリーなのは、フォアグラの存在が大きいのですね。
ソースをかけます
自宅でおしゃれな高級フレンチを再現することに成功!
(飛び散らずにソースをかけることができました)
ナイフを入れたら肉汁が!
胃にもたれそうだなあと口に運んだのですが、驚くほど食べやすい!
ソースは和風?
いぶかしみつつ作り方の説明書を読んでみると……。
かかっていたのは「ペリグーソース」。
マデラ酒とフォンドボーを煮詰めたところにトリュフを入れて作られているようです。
清々しいほど忘れていましたが「フレンチ」でしたね。
噛めば噛むほど肉汁があふれてくる、満足感が非常に高い逸品!
原材料等を見比べてみるかぎり、ハンバーグはデミグラスソースハンバーグと同じもののようですが、とっても柔らかく感じます。
秘密はおそらくフォアグラ。
このメニューに関しては脇役だと思っていたのですが、有り余るジューシーさでハンバーグの食感までも変えてしまうなんて!
説明書に書かれた「俺のシリーズ代表メニュー」は伊達じゃない。
ハンバーグとフォアグラの幸せな出会いに立ち会えたことを、いち早く誰かに伝えたくなる、そんな“人を動かす”一皿です。
ロッシーニさんありがとう。
【俺のECで俺のシリーズお取り寄せ!】4食目:絶対的な存在感「仔羊のナヴァラン(トマト煮)」
お次は、ロッシーニと並んでもうひとつ「聞いたことがあるような、無いようなメニュー名」、仔羊のナヴァランをセレクトしてみました。
調理しながら作り方の説明書を読んでいると「ナヴァラン」の解説を発見。
「ナヴァラン」とは
羊肉と春野菜のトマト煮込みのことをフランス料理でナヴァランと呼んでいます。
今回のナヴァランに使用している羊肉は、クセのない生後12カ月未満の仔羊とのこと。
好き嫌いが分かれるでおなじみの羊ですが、果たして……。
盛り付けます
実際に盛り付けてみると、予想以上に野菜たっぷり!
肉・肉と続いてきたのでこれは嬉しい。
いただきます!
すべての野菜がきちんと柔らかくなっていて、トマト味ソースとの相性も抜群ですね。
甘いサツマイモは感動するほどおいしい。
ただ、ニンジンに関してはほんの少し繊維質な部分、冷凍っぽさが気になります。
……食材が高いレベルで競演しているため、もはやアラ探しのようにも思えてきましたが。
そんな中、主演の仔羊は群を抜いて高レベル。柔らかいお肉が口内でほろほろと溶けていきます。
説明書にあるとおり臭みはまったく感じませんが、羊の旨みが放つ絶対的な存在感に圧倒されます。人が羊に対して「うまい」と感じる部分は、この一品がすべて持ち合わせているのでは?
人生で最初に食べる羊料理がこの「仔羊のナヴァラン」だったら、ぜったいに羊肉が好きになります!
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