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東京の便利なレンタサイクル詳細比較&まとめ! 秋こそサイクリング! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2025年8月27日

東京の便利なレンタサイクル詳細比較&まとめ! 秋こそサイクリング!

電車やバスで行けない目的地への移動におすすめなのが「レンタサイクル」。
公共交通機関と違い、自転車ならどこでも自由自在に乗り降りし、移動できます。

都内では最近、ポートと呼ばれる駐輪場の自転車をアプリから予約し、利用後は別のポートへも返却できる「シェアサイクル」サービスなど、便利なレンタサイクルサービスが増えています。短時間から手軽に借りられるのも嬉しいポイントです。

今回は、23区内のお得なレンタサイクルサービスの価格や特長を徹底調査&比較。東京観光やエリア間の移動など、シーン別のおすすめサービスを紹介します!

紅葉の美しい季節、さわやかな風を感じながらサイクリングを楽しみませんか?

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とっても便利な東京のレンタサイクル、まずはダイジェスト動画でご紹介

東京のレンタサイクル、シェアサイクルとは?

東京のレンタサイクル、シェアサイクルとは?
写真:123RF

レンタサイクルは自転車を借りるサービスですが、最近は「シェアサイクル」「自転車シェアリング」と呼ばれるものもあります。その違いは何でしょう?

借りたところへ返す「レンタサイクル」

まず「レンタサイクル」はレンタル店で自転車を借り、元の場所へ返すというものです。短時間で周遊を楽しみたい場合は良いですが、片道だけ使いたいときや、別ルートで帰りたい場合には少し不便です。

別の場所への返却もOKな「シェアサイクル」

一方、「シェアサイクル」「自転車シェアリング」「コミュニティサイクル」と呼ばれるサービスは、多数のサイクルポートがあり、借りた場所とは別の場所での返却(乗り捨て)も可能です。また、交通系ICカードなどやスマホ払いができるので、キャッシュレス派の方にも最適です。近年、大手コンビニも自転車シェアリングサービスを始め、サービス提供店舗や利用範囲が拡大して、ますます便利になっています。

料金は利用時間ごとに異なるので、観光や近隣在住者のお買い物が目的の場合は短時間プラン半日/一日プラン、通勤目的の場合は月額会員になるなど、目的によって使い分けられます。

上記のようなシェアサイクル・自転車シェアリングも含めて今回は「レンタサイクル」と総称し、観光する際のメリットやおすすめのサービス、使い方などを紹介していきます。

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どこで借りられる?タイプ別・東京のレンタサイクルサービスとその特徴

どこで借りられる?タイプ別・東京のレンタサイクルサービスとその特徴
写真:123RF

それでは都内にはどのくらいのレンタサイクルサービスがあるのでしょう?

たくさんある都内のレンタサイクルについて、サービスのタイプ別にそれぞれの特徴を紹介します。

タイプ1:自転車シェアリングサービス

タイプ1:自転車シェアリングサービス

 「自転車シェアリングサービス」とは、不特定多数の人と自転車をシェアし、それぞれが必要なタイミングで自転車を利用できるサービスのことです。街中に複数のレンタサイクルポート(拠点)が設けられ、利便性の良い場所でレンタルすることができます。

魅力は別のポートにも返却できること

自転車を借りた場所で返却する必要はなく、最寄りの拠点で返すことができるのが魅力です。自転車シェアリングサービス以外にも、「コミュニティサイクル」「都市型レンタサイクル」「サイクルシェア」などのさまざまな呼び方があります。

料金プランも多数ある

自転車シェアリングサービスの利用料金は各サービスによって異なりますが、

  • 30分ごとに160円
  • 月額3,300円(30分以内の利用であれば何度でも利用可能)
  • 半日2,100円
  • 1日2,400円

など利用シーンによって選べるようになっています。

都内にはたくさんの自転車シェアリングサービスがあり、「ドコモ・バイクシェア」や「HELLO CYCLING」「COGICOGI」などが挙げられます。

この中で、都心部や駅近くのポートが多いのは「ドコモ・バイクシェア」です。

HELLO CYCLING」は「ドコモ・バイクシェア」に次いで都心部のポート数が多く、セブンイレブンなどのコンビニにポートが併設していることが多いです。

タイプ2:宿泊先のレンタサイクルサービス

宿によっては、自転車の貸し出しサービスを行っているところもあります。

魅力は宿泊先からそのまま自転車で出発できること

ほとんどが宿泊者限定ですが、無料で利用できる場合が多く、旅行で東京を訪れたときにはぜひ活用したいサービスです。宿に大きな荷物を置いたまま出かけられるので、気軽にサイクリングを楽しめます。

ただし、台数には限りがあり、事前予約ができない場合もあるため注意が必要です。

タイプ3:スポット固定レンタサイクル

タイプ3:スポット固定レンタサイクル
写真:123RF

スポット固定レンタサイクルとは、観光地や公園などの決められた場所でのみ利用できるレンタサイクルのことです。街中の移動が目的ではなく、サイクリングというアクティビティそのものや紅葉などの景色を楽しみたい方におすすめです。

魅力は様々な種類の自転車を借りられること

大人用・子供用・タンデムタイプなど様々なタイプの自転車を借りられるところも多く、子供連れでサイクリングを楽しんだり自転車の練習をしたり、カップルで二人乗りしたりという使い方ができます。

料金は一時間200円程度からあるため、手軽に利用できます。

都心部でスポット固定レンタサイクルが利用できる場所には、代々木公園水元公園などがあります。

シーン別・東京のおすすめレンタサイクルサービス

シーン別・東京のおすすめレンタサイクルサービス
写真:123RF

前述でレンタサイクルのサービスをタイプ別にご紹介しましたが、ここでは利用シーン別でどのサービスが最適なのかをご紹介していきます。

①一日中あちこち巡るなら

一日同じ自転車を利用する方法と、目的地で一旦返却して、また出発する時に自転車を借りて乗り継ぐという方法があります。

一日のスケジュールが確定している場合は、同じ自転車を利用する方法がおすすめです。いちいち自転車を借り直すのは面倒ですし、再度借りられないというリスクもあります。

目的地付近にレンタル場所がないこともあるので、自転車であちこち巡りたい人は一日乗り放題料金プランを検討してみてはいかがでしょうか。

以下の2サービスがポート数も多くおすすめです。

▼ドコモ・バイクシェア

▼ドコモ・バイクシェア
写真:123RF

都心部のポート充実度はNO.1

NTTドコモが全国展開するシェアサイクルサービスで、NTTドコモのコーポレートカラーである赤い自転車が使用されています。

東京都16区では自転車の相互利用ができるため、レンタルした場所以外の区でも返却することが可能です。他のシェアサイクルサービスに比べて、都心部や駅に近い場所にポートが多数ある点が特徴です。

初回利用時や1日パスの購入方法に戸惑うことも

注意点としては、支払い方法や、1日パスの購入方法が複数あること。1回会員/月額会員で初回利用する際は専用アプリをダウンロードし、事前に会員登録を済ませておく必要があります。

会員登録・予約方法はドコモ・バイクシェアのwebサイトにも詳しく載っているので、目を通しておきましょう。24時間対応の運営事務局(0570-783-677)もあるため、わからないことがあったら問い合わせしましょう。

1日5時間以上使うなら1日パスがお得

当日利用の1日パスは、有人窓口でなければ1650円で購入できます。ただし、1日の連続利用時間が5時間を超えなければ、1回会員の方が安く済むので、利用時間を想定してどちらのプランにするかを決めましょう。

[利用料金]

  • 一回会員 最初の30分:165円/回(以降30分ごとに165円)
  • 月額会員 基本料3,300円/月、最初の30分は何度利用しても無料、以降30分ごとに165円
  • 1日パス 料金・購入方法は下記の3種類

①有人窓口で購入:2,200円(当日専用ICカード発行料込み・現金のみ)
②セブンイレブン・ファミリーマートの発券機から購入:1,650円(現金・クレジットカードOK)
※コンビニ発券機からの購入方法の詳細はこちら
③webサイトで購入:1,650円(クレジットカードのみ)

[自転車タイプ]電動アシストのシティサイクル

[1回会員・月額会員の登録方法]※会員登録は専用アプリからのみ

①スマホもしくはタブレットでドコモ・バイクシェアアプリをダウンロードし、利用するエリアを選択

google playはこちら

App storeはこちら

②会員登録ページにて個人情報やパスワードなどを設定

③料金プラン、支払い方法を選択

[1回会員・月額会員の自転車予約方法]※予約なしでも利用できます

①会員登録時に発行したユーザーID・パスワードを入力して、アプリにログイン

②アプリでポートを検索し、貸出可能な自転車を指定して予約(予約有効時間は予約から20分間)

[支払い方法]

  • 1回会員および月額会員:クレジットカード払い/ドコモ払い
  • 1日パス利用者:購入場所により異なる。詳しくは[利用料金]欄を参照

[サイクルポートがある場所]

東京都内16区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、台東区)※左記の16区は、区をまたいだ相互利用が可能。その他、全国にも利用可能エリアあり

[URL]ドコモ・バイクシェア

 

》》ドコモ・バイクシェアの1日パスを使った東京観光の記事はこちら

▼HELLO CYCLING

▼HELLO CYCLING

アプリが使いやすく、複数台予約もできる

東京を中心にシェアリングサイクルを利用できる「HELLO CYCLING」。事前に会員登録をしておくと、スマホを使って近くのステーションの空き状況を確認し、予約ができます。(予約有効時間は予約から30分間)ICカードを登録すれば予約なしでICカードでの開錠が可能となり、いつでもスムーズに利用することが可能です。さらに、ステーションが多数あり乗りすてが可能なこと、1つのアカウントで複数台予約可能な点も魅力的です。

HELLO CYCLINGのアプリはとてもシンプルなつくりで、ポートの検索や利用予約の方法がわかりやすいのもポイントです。

[利用料金(シティサイクル)]※料金が異なるエリアあり

  • 最初の30分:160円/回(以降15分ごとに160円)
  • 2,500円/12時間

[自転車タイプ]電動アシストのシティサイクルやスポーツタイプなど

[予約方法]スマホもしくはタブレットから事前登録をして、アプリを利用して予約

[支払い方法]クレジットカード払い/携帯キャリアからの引き落としなど

[サイクルポートがある場所]千代田区、中央区、港区など東京都内に多数

[URL]HELLO CYCLING

②旅行で手軽にレンタルしたいなら

旅行先で手軽にレンタルしたい方におすすめなのは、ホテルなどが提供するレンタサイクルです。


レンタサイクルサービスを提供している都内の宿には下記のような所があります。ほとんどが宿泊者限定ですが基本的に無料ですので、該当ホテルへ泊まる場合にはかなりお得です。

ただし、いずれのホテルも自転車の台数には限りがあり、先着順となっているため必ずしも利用できるとは限りません。

▼ヒルトン東京

[自転車タイプ]シティサイクル

[URL]ヒルトン東京

▼ホテルチェックイン新橋(他系列店も有り)

[自転車タイプ]シティサイクル

[URL]ホテルチェックイン新橋

③サイクリング自体を楽しむなら

目的地の近くにレンタル場所・サイクルポートがあるレンタサイクルサービスを選ぶのがおすすめです。

広い公園内を散策したり親子でサイクリングを安全に楽しんだりしたいなら、代々木公園サイクリングセンター・水元公園レンタサイクルなど、公園内のサービスを利用しましょう。

▼代々木公園サイクリングセンター

▼代々木公園サイクリングセンター

明治神宮へのアクセスも良い代々木公園には、広々としたサイクリングコースが設置されています。春には桜の名所としても有名で、いつ訪れてもたくさんの人で賑わう人気のスポットです。ここでは2人で一緒に乗れる特殊自転車も借りることができます。

[利用料金]

  • 大人用/ 1時間210円
  • 子供用/1時間100円
  • タンデム(2人乗り)/ 1周210円

[自転車タイプ]

  • 14インチ以上(補助輪なし)
  • 12インチ、14インチ、16インチ、18インチ(補助輪付)
  • 特殊自転車(2人乗り)

[支払い方法]券売機にて利用券を購入
[営業日時]9:00〜16:30(貸し出しは16:00まで)
[定休日]月曜日(ただし祝日に当たる場合は翌日)、12月29日〜1月3日、10月1日(都民の日)が月曜に当たる場合は営業、翌日休み
[URL]公園へ行こう!(東京都公園協会)

代々木公園

住所
東京都渋谷区代々木神園町2-1
交通
JR山手線原宿駅から徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
入園自由(事務所は8:30~17:15<閉所>)
休業日
無休
料金
無料

▼水元公園レンタサイクル

▼水元公園レンタサイクル

東京葛飾区に位置する水元公園は、園内に大小様々の水路が走る水の景観を楽しめるスポットです。季節ごとに花や植物が彩りを添え、特に花菖蒲が美しいと評判の公園です。園内にサイクリングコースはありませんが、広い公園内をゆっくりと自転車で回るのは気持ちがいいでしょう。

[利用料金]

  • 高校生以上/200円
  • 中学生以下/100円(2時間あたり)

[自転車タイプ]

  • シティサイクル
  • 子ども用(補助輪付2台あり)

[支払い方法]
申込窓口にて支払い
[営業日時]10:00〜16:00(貸し出しは15:00まで)
(2025年度)4月5日~7月27日、9月6日~12月21日、2026年3月1日~3月29日の土・日・祝日
[URL]葛飾区公式サイト

東京都立水元公園

住所
東京都葛飾区水元公園3-2
交通
JR常磐線金町駅から京成バス戸ヶ崎操車場行きで10分、水元公園下車、徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
入園自由
休業日
無休
料金
情報なし

▼Hop on the SADDLE 東京ブラチャリ

とにかく集中してサイクリングを楽しみたい方には「Hop on the SADDLE 東京ブラチャリ」というサイクリングツアーの利用をおすすめします。ガイドと一緒に虎ノ門ヒルズを出発し、約4時間かけて街をぶらぶらとめぐるコースです。

東京ブラチャリにはいくつかのコースがあり、ピクニックを楽しめるサイクリングや、水上バスにも乗車して夕暮れのベイエリアを疾走するサイクリングなど、好きなコースを選ぶことができます(出発地は共通)。

[利用料金]

  • 大人(18歳以上)/ 10,000円〜
  • 子供(18歳未満/身長145cm以上)/大人の30%オフ料金

[自転車タイプ]・スポーツバイク(20インチ)
[支払い方法]ホームページからクレジットカード支払い、もしくは当日現金決済
[営業日時]毎日
[URL]東京ブラチャリ

東京のレンタサイクルサービスを選ぶ際のポイント

東京のレンタサイクルサービスを選ぶ際のポイント

ここまで、様々なサービスがあることがわかったかと思います。では、実際にレンタサイクルを選ぶとき、何を優先すべきでしょうか?ここでは快適・便利に利用するために重視するべきチェックポイント5つを紹介していきます。

(1)借り方・返し方

事前登録やアプリダウンロードが必要なサービスもあります。借りる時になって慌てないよう、事前にWebサイトなどで詳細を確認しましょう。

シェアサイクルの場合は基本的にその時点で空いている自転車しか予約できないため、ポートに利用可能な自転車が1台もない可能性もあります。同じように、返却場所のポートが満車の場合は別のポートを探す必要があります。

支払い方法は現金のほか、クレジットカード・電子マネー(交通系ICカードなど)・ケータイキャリア決済など。現金払いのみのサービスと、逆に現金払い不可のサービスもあるので注意しましょう。

(2)料金

借りる際には料金とプランをしっかり確認しておきましょう。利用時間管理もお忘れなく。

(3)自転車の種類

運転がラクな電動アシスト自転車や、持ち運んで公共交通機関に乗り入れができる折りたたみ自転車などが借りられるサービスもあります。

さらに、子供用自転車も借りられるサービスもありますので、用途と状況に合わせて自転車の種類を選びましょう。

(4)乗り捨て可能か?

複数の観光地を回りたい時や目的地で乗り捨てをしたい場合は、サイクルポートの数が多く、範囲が広いサービスを利用しましょう。

(5)キャンセルの可否

予約をしても、当日になって体調不良や悪天候に見舞われた場合キャンセルせざるを得ません。キャンセル料金が発生するサービスもありますので、事前に調べておきましょう。

(6)免責(保険)の有無

万が一自転車を壊してしまった時や盗難に遭った時、誰かをケガさせてしまった時など、気になるのが賠償についてです。ほとんどのサービスでは利用料金に保険料が含まれていますが、事前にホームページなどで調べておくと安心です。

レンタサイクルで東京を観光するメリットとデメリット

レンタサイクルで東京を観光するメリットとデメリット
写真:123RF

いざ、レンタサイクルで東京観光!当日になって慌てないよう、そのメリットとデメリットも抑えておきましょう。

なんといってもコスパ抜群!

まず、レンタサイクルの最大のメリットとして 、「コストが安い」「(電車やバスの路線に関わらず)目的地へ直行しやすい」などが挙げられます。
レンタサイクル料金はサービスを提供する会社・団体やプランによって様々ですが、東京23区内で30分当たり160円程度。場所によっては公共交通機関の運賃より安いですね。ちなみに長時間プランは12時間で1,000円から2,000円前後、24時間で2,200円程度です。タクシーと比べても圧倒的に安く済みます。

周遊型の観光にも向いている

東京観光に特化して考えた場合、原宿〜渋谷や浅草〜スカイツリー、有楽町〜銀座など、東京には観光地が隣接している場所が多く、観光地から観光地への移動にはレンタサイクルが便利です。

例えば、原宿から渋谷まで様々なショップやスポットを巡りたい場合、全て歩くには1.5km程度と少し距離があり、混雑する駅まで戻って1駅だけ電車を利用するのは面倒に感じることも。そのような場合にレンタサイクルを利用できれば、最寄り駅を気にすることなく複数エリアを比較的自由に移動できます。

デメリットは天候に左右される・駐輪場所の確保など

ただし良いこと尽くめではありません。雨天や風の強い日など悪天候時は使いにくいです。また、東京都心部は交通量が多いのが特徴ですが、自転車は原則として車道を走らなければならないので、車と接触しないよう注意が必要です。一部自転車専用レーンが設けられているところもありますが、まだまだ少ないのが現状です。

さらに、人気の観光地は人が多く歩道も混み合うため、移動後のレンタサイクルをどこに停めるかも問題です。サイクルポートや駐輪場以外に、自転車を停められない場所に置いておくと撤去される可能性もあるので十分注意しましょう。

折りたたみ自転車の場合は、たたんで持ち運ぶことも考えておいたほうがよさそうです。レンタサイクルでは服装や持ち物も自転車をこぎやすいものを選ぶ必要があります。

以上の特性やデメリットもよく考慮しておきましょう。

東京のレンタサイクルで運転者が気を付けるべき注意点

東京のレンタサイクルで運転者が気を付けるべき注意点
写真:123RF

近年では車や自転車の迷惑運転が問題視されています。歩行者にケガをさせないよう、また運転者自身も事故がないように、実際にレンタサイクルを利用するときは、下記に注意しましょう。

交通ルールを守る!

警視庁が発表している「自転車安全利用五則」では、下記の行為が禁止されています。罰則もありますのでご注意ください。

  • 飲酒運転
  • 歩道の走行(※歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識等があるときなど例外を除く)
  • 夜間のライト無灯火

イヤホン・スマホ類などの使用や、傘差し運転(固定器具使用含む)も東京都の条例で罰則対象になっていますので要注意です。歩道は歩行者優先ですので、ベルを鳴らすのも禁止されています。自転車専用レーンを使用し、逆走にも注意しましょう。

荷物や服装に注意

レンタサイクルはカゴの無い自転車も多く見られます。リュックサックを使用するか、大きな荷物を預けられるか確認しましょう。カゴ有りの自転車の場合は、ひったくり盗難防止のバスケットネットがあると安心です。

安全に自転車利用をするため、服装は動きやすい服装や靴の着用がおすすめです。女性はなるべくスカートを避け、伸縮性のあるパンツスタイルで利用しましょう。また、運転者の安全のため子供のヘルメット着用は必須ですが、大人も着用に努めなければなりません。

日焼け止め、サングラス、風に飛ばされにくい帽子もあると紫外線対策に有効です。天候が不安定な時は、ポンチョなども持参しておくと安心です。

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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部

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