【奥飛騨温泉郷】5つの温泉地が集まるエリアをチェック!
高山市街地から車で約1時間、自然豊かな山あいにある奥飛騨温泉郷。平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高の5つがある各温泉地の特徴や温泉の泉質などを事前に確認して、温泉地をはしごする湯めぐりや名物、ご当地グル...
更新日: 2018年9月22日
奥飛騨温泉郷は日本第3位の豊富な湯量を誇る、5つの温泉地の総称。個性的な湯船が多く、気軽に湯巡りが楽しめる。絶景スポットのロープウェイもおすすめ。
個性あふれる5つの温泉地が集まっている奥飛騨温泉郷。泉質や雰囲気も温泉地ごとに異なるので、1カ所だけというのはもったいない。宿泊や立ち寄り湯をどこにするのか考えながら、自分に合った温泉地を見つけよう。
北アルプスの絶景を空から眺められるのが、新穂高ロープウェイ。日本初の2階建てゴンドラから望む360度の眺望は見事。ロープウェイ駅周辺には、ハイキングコースや立ち寄り露天風呂もあるのでゆっくり楽しもう。
新鮮野菜が格安で手に入る人気の直販市場。平湯バスターミナルからも近く、朝の散歩がてらに訪れるのもいい。
勇壮な北アルプスを望む大露天風呂天国
エリアの川沿いを中心にさまざまな湯が湧出する新穂高温泉。泉質が豊富で、宿の数も奥飛騨で最も多い。ロープウェイがあり、北アルプスの登山口としても知られる。
温泉を利用した南国フルーツも話題
無色透明の単純温泉が湧く温泉地。家庭的な民宿など素朴な宿が多い。近年は温泉熱を利用したドラゴンフルーツや、バナナの栽培なども話題になっている。
円空ゆかりの温泉地は個性的な宿が揃う
奥飛騨温泉郷最大の規模を誇る新平湯は湯量が豊富。クマ牧場や、仏師円空上人が晩年湯治のために逗留した禅通寺などの見どころもおすすめ。
「天皇泉」とも呼ばれる山里の素朴な温泉地
平安時代、村上天皇がお忍びで療養に訪れていたといわれるほどの湯処で、山あいのひなびた雰囲気が漂う。人気の朝市もあるので、掘り出し物が見つかるかも。
奥飛騨温泉郷の入口で観光の拠点になる温泉地
かつて武田信玄の軍勢が飛騨に攻め入る際、サルが湯だまりで傷を癒している姿を見て、家臣たちが英気を養ったという言い伝えが残っている歴史ある温泉地。
奥飛騨温泉郷の入口となるのが平湯温泉。アルプス街道平湯の1階にあるバスターミナルからは奥飛騨温泉郷のほか、上高地や乗鞍、高山、松本方面へ路線バスや特急バスが発着する。建物内にはレストランやみやげ店、日帰り入浴施設もある。
奥飛騨温泉郷内の移動には、平湯温泉と新穂高温泉を結ぶ濃飛バスの路線バスを利用するが、1泊するなら平湯バスターミナルで販売している「奥飛騨温泉郷2日フリー乗車券」がおすすめ。大人1540円で平湯温泉から新穂高ロープウェイ間が2日間乗り放題となる。通年販売。
●奥飛騨温泉郷観光協会 0578-89-2614
●奥飛騨温泉郷総合案内所 0578-89-2458
●平湯温泉観光案内所 0578-89-3030
●奥飛騨温泉郷の観光情報 www.okuhida.or.jp
●高山市観光情報 kankou.city.takayama.lg.jp
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
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