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厳島の歴史と嚴島神社の魅力を探る!~平清盛も崇敬した神社~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

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厳島の歴史と嚴島神社の魅力を探る!~平清盛も崇敬した神社~

嚴島神社や、島内最高峰である弥山など、島全体の14%が世界遺産に認定されている厳島。
平清盛はなぜ、この島に嚴島神社を造営したのでしょうか。

厳島の歴史は太古から「神の島」として信仰されてきた

厳島(いつくしま)は、瀬戸内海国立公園内に浮かぶ周囲約30kmの島です。日本三景の一つ「安芸の宮島」に数えられており、古くから日本を代表する景勝地として知られています。

厳島は太古より自然崇拝の対象とされてきました。その理由の一つとして考えられるのが、並行に整った稜線です。

数百万年前まで、厳島は巨大な1個の花崗岩でした。花崗岩の内部には「節理(せつり)」と呼ばれる亀裂が入っています。水が節理の中に入り込むと、亀裂が深まって風化が進行します。長い年月をかけて節理に沿って風化が進んだ結果、稜線と谷が並行に走る地形が誕生したのです。

古代の人々はこの姿を神秘的に感じ、厳島全体を「神の島」として信仰したようです。海上から眺める弥山(みせん)の稜線は、観音様の寝姿にも例えられます。これも人々の信仰を集めているようです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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