大門酒造は1826年創醸。かつて清少納言が枕草子で「野はかた野」と讃えた交野の地では、大阪と奈良の県境に横たわる生駒山系の清らかな水が湧き、その水と代々受け継がれた酒造りの技法によって高品質な酒が造り出されています。

大門酒造では、地域に根差した伝統の「利休梅」シリーズに加えて、昨今の世界的な日本酒ブームを視野に入れた「DAIMON」シリーズがあります。2019年に行われたG20大阪サミットでも、その磨き抜かれた上質のお酒が提供されました。

ということで、北大阪にある全7蔵13種類の日本酒を実際に飲み比べをしてきましたが、いかがでしたでしょうか。大阪の、それも北半分という限られたエリアの酒蔵を飲み比べただけですが、味も香りもバラエティに富んだお酒の数々でした。日本酒の世界はなかなかどうして実に奥が深いものです。

最後に、酒好き編集部員3人が真剣に飲み比べをして決めた、それぞれのNO.1を発表します。

【編集部員Ｔの一本】
●「① 秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 大辛口原酒」
●お酒は日常的に頂くので、普段使いのお酒で、飲み飽きない旨さのものということで選ばせていただきました。辛口の味わいと香りの高さが決め手でした。
【編集部員Ｃの一本】
●「⑥ 國乃長　純米吟醸 生原酒 カエルラベル」
●これから暑い季節を迎えるのに一番爽やかでフレッシュなこの1本がおススメ！カエルのラベルも可愛らしくて素敵♪
【編集部員Ｈの一本】
●「⑩ 山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒」
●ムロナマゲンならではのフレッシュで濃厚ボディーの旨さ、そして雄町ならではのワイルドな風味にすっかり惚れてしまいました!!

日本酒は人によって感じ方も好みも千差万別。いろいろな情報や感想を参考にしながら、たくさんのお酒を実際に飲んで、ぜひあなたにぴったりの日本酒にめぐり合ってください。

それでは素敵なお酒ライフを!!