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保戸島名物ひゅうが丼を求めて津久見の小さな島へ。 日本のナポリと呼ばれるマグロ漁が盛んな島の魅力を深堀り!

クロス編集事務所

更新日: 2023年1月12日

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保戸島名物ひゅうが丼を求めて津久見の小さな島へ。 日本のナポリと呼ばれるマグロ漁が盛んな島の魅力を深堀り!

大分県津久見市の津久見港からおよそ14kmの豊後水道に浮かぶ保戸島は、周囲4km、人口約600人の小さな島です。
明治中頃にはじまったとされるマグロ漁の延縄(はえなわ)漁業という手法により、マグロ漁の基地として一時代を築きました。
マグロは千葉県勝浦港などに水揚げされ、保戸島ではマグロの姿を見ることはできないため、「マグロがいないマグロの島」とも。
とはいっても保戸島の名物はマグロ料理の「ひゅうが丼」。
津久見港から保戸島港までプチ船旅を楽しみつつ、名物を食べにでかけましょう。

保戸島ってどんなところ?

保戸島ってどんなところ?
島すそを埋めるように建物が立ち並ぶ

保戸島は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選」に選定された島

平地が狭いことから、山の急斜面を3、4階建てのコンクリート造りの住宅がひしめきあい、地中海を思わせる独特な景観を描く保戸島。島の漁村・漁民の歴史、文化、景観は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選」に選定されています。

かつて167隻あったマグロ船も、今は十数隻。従事者は少なくなったものの、今も遠洋マグロ漁業、豊後水道での一本釣り漁業、海運業など海の仕事がおもな生業です。

保戸島の名の由来は?

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の父である景行天皇が東征の際に保戸島を訪れ、島の海藻を見て「なんと美しい海藻」だと驚き、島に「最勝藻の門(ほつめのと)」と付けたのが「ほとじま」のはじまりとされます。

景行天皇が腰かけたといわれる「景行天皇の腰掛石」

保戸島への行き方

保戸島への行き方
定員は95名のニューやま2号

JR津久見駅
↓ 徒歩9分
津久見港
↓ 高速船25分
保戸島港

津久見港と保戸島港の間には航路があり、約14kmを25分で結びます。デッキに出られる大型のマリンスターと、中型のニューやま2号が運航していて、月曜から土曜は5往復、日曜と祝日は4往復。片道880円、悪天候時には欠航するので、事前に運航状況を確認しましょう。詳しい情報は津久見市の公式ホームページへ!

問い合わせ先/0972-82-2507(やま丸津久見事務所)

保戸島の見どころ①県道612号

保戸島の見どころ①県道612号
この標識を探そう!

これが県道!?と驚きの発見あり

海沿いの道が島のメイン道路ですが、車での乗り入れはできず、タクシーもないため移動は歩きが中心です。メイン道路から山側に一歩入ったとたん、迷路のような路地が前後左右に延びています。

とくに話題を集めるのが「県道612号」長目中ノ島線。なぜ、ここにあるのか管轄する県土木事務所も不明という謎に満ちた、幅1.2mの日本で一番狭い県道です。道路の標示は2か所あります。ラビリンスのような路地を行きつ戻りつしながら探してみましょう。

画像からもわかるように、とても県道とは思えない

保戸島の見どころ②加茂神社

保戸島の見どころ②加茂神社
社務所などはなく、自由に参拝できる

島の守護神として崇敬を集める

民家の間を縫うように設けられた階段をのぼった先、小高い山の上に鎮座する神社。京都の上賀茂神社の分霊を祀り、3・7・12月には祭りが行われます。とくに7月の大祭では神楽が奉納され、神輿や獅子舞が島を巡幸。社殿への階段を上って振り返り、鳥居越しに見る島の眺めはインスタ映えしそうな絶景です。

加茂神社(かもじんじゃ)
住所/大分県津久見市保戸島853
電話/0972-87-2022(保戸島区事務所)
交通/保戸島港から徒歩15分
参拝自由

保戸島の見どころ③猫

保戸島の見どころ③猫
レンズを向けると、カメラ目線をくれる猫

警戒心ゼロ? 保戸島に暮らす猫たち

日中でも人通りが少ない保戸島で、我が物顔に路地から現れるのが猫です。車の通行がないせいか、狭い路地がいごこちよいのか、警戒心が少なく、まったりと暮らしている様子がうかがえます。猫によっては近づいてもおびえないので、ツーショットを撮ることもできますよ。

のどかな島の空気に、猫も大きなあくび

保戸島で食べたい! ひゅうが丼

保戸島で食べたい! ひゅうが丼
ひゅうが丼定食1300円。ひゅうが丼は単品でのオーダーもOK

すりごまの風味がマグロのおいしさを倍増!

ひゅうが丼は、保戸島の名物グルメ。マグロ漁師のまかない料理が島の家庭料理として定着したもので、家庭ごとにレシピは異なりますが、すりごまと醤油のタレをマグロの切り身にかけて食べるのが主流です。食事&喫茶 和のひゅうが丼は、酒、生卵、砂糖、醤油でマグロの赤身に下味をつけ、ねぎ、しょうが、わさびを添えて出されます。すりごまの風味が食欲を刺激し、箸がとまりません!

島に店を構えて45年以上

食事&喫茶 和(しょくじあんどきっさかず)
住所/大分県津久見市保戸島30-1
電話/0972-87-2456
交通/保戸島港から徒歩5分
営業期間/通年
営業時間/11:00~14:30(要予約)
休業日/日曜

保戸島の伝統菓子「かずまき」をおみやげに!

保戸島の伝統菓子「かずまき」をおみやげに!
かずまきは1個140円、10個箱入りは1500円

かずまきはカステラの生地でこし餡を包んだ和菓子で、保戸島でしか売っていない保戸島の伝統菓子です。そのルーツは長崎県壱岐・対馬地域で、明治末期に対馬近海まで出漁していた保戸島の漁師や家族が製法を持ち帰り、島内に定着させたといわれます。

しばらく製造が途絶えていたかずまきですが、近年復活させた穂門ノ郷で買うことができます。購入は前日までに予約が必要です。

保戸島港から歩いてすぐだが、場所がわかりにくいので問い合わせを

穂門ノ郷(ほとのさと)
住所/大分県津久見市保戸島1131-1
電話/0972-87-2831
交通/保戸島港からすぐ
営業期間/通年
営業時間/7:00~12:00(前日までに要予約)
休業日/日曜(不定休あり)
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会社創立は平成元年。以来、『まっぷるマガジン』『ことりっぷ』などなど、福岡市の編集プロダクションとしての立地を生かし、見どころ、グルメ、温泉、宿など九州一円の観光情報誌の制作にかかわってきました。
これからも、これまで培ってきたノウハウを存分に発揮して、個性あふれる九州の魅力と元気のよさを多くの方々に伝えていきたいと思います!