鎌倉【小町通り&若宮大路】テイクアウトフード! お散歩におすすめ
散策のお楽しみといえばテイクアウトフード。混み合うエリアなので、マップを見ながら効率良くめぐろう。...
更新日: 2023年1月8日
歴史ある寺社を中心にさまざまな見どころが集まる古都・鎌倉。首都圏から近く、基本的に徒歩で回れる気楽さで人気の観光地です。
源頼朝が幕府を築いた地として知られ、現在も源氏ゆかりの寺院が点在する鎌倉。それらの寺院には四季の花々が美しい寺も多く、今も訪れる人を魅了しています。最近では海風が心地よいテラス席があるレストランや、おしゃれな古民家カフェなども人気のスポットです。
また、相模湾に突き出た江の島は江戸時代からの観光地。名物のしらす丼など、江の島神社までの参道グルメも外せないポイントです。
鎌倉旅行に出かける前に、各エリアの位置関係を把握して楽しい旅のプランを立てましょう!
そして、鎌倉の必見観光スポットやエリアならではの楽しみ方を知って、最高の鎌倉観光を楽しんでください。
さっそく鎌倉の魅力をチェックしていきましょう!
東京からのアクセスも良好で、週末のおでかけにぴったりの鎌倉。寺社めぐりから、古民家カフェ・和カフェなどをめぐるのもおすすめです。鎌倉ならではのスローな空気感は、リフレッシュ間違いなしですよ。
観光地のめぐり方から、鎌倉ならではの文化体験、ローカル気分を楽しむ遊びなど、初心者からリピーターまで、鎌倉を楽しむポイントを紹介します。鎌倉に行く前にチェックしておいて、鎌倉通をめざしましょう!
鎌倉は広いエリアに見どころが多いうえに、エリア内の移動は江ノ電かバスとなるため、無理のないスケジュールを立てましょう。行楽シーズンは江ノ電も混雑するので、移動は余裕をもって。
鎌倉駅周辺や海沿いのエリアを除き、鎌倉は三方を山に囲まれているため坂道が多いです。歩きやすく疲れにくい靴で行きましょう。
閉門が17時頃の寺社が多いため、ショップの閉店も比較的早いです。季節ごとに休業日や営業時間を変更する店も珍しくないので、事前にチェックしておきましょう。
坐禅と聞くとハードルが高そうですが、鎌倉では初心者でも気軽に体験させてくれる寺院もあります。自分と向き合い、新しい発見があるかもしれません。
夜の街には、地元の人々が夜な夜な集う飲食店も。打ち解ければ地元の人のおすすめスポットが聞けるかもしれません。
鎌倉をじっくりと楽しむなら、宿泊客同士の交流など、ホテルとは異なる体験が魅力のゲストハウスがおすすめです。
ちょっとしたお祭り気分やお得感を楽しみたいなら朝市へ。地元の人々に交じって、地魚や鎌倉野菜をゲットしましょう。
寺社を訪れ参拝したあかしとして授かる御朱印。寺社名や社紋などに個性があり、コレクター心が刺激されます。坂東三十三観音霊場めぐりなど、目的をもって挑戦しましょう。
鎌倉時代、北条泰時らが山を切り開き通した古道。鎌倉の自然と当時の風情を楽しみつつ、ハイキング気分でめぐってみましょう。
鎌倉の基本情報をチェックしたら、次はエリアの位置関係や特徴を押さえておきましょう。各エリアのおすすめ観光スポット、人気のグルメスポットもあわせて紹介するので、行き先に迷っている方は要チェックです!
鎌倉きっての観光地
初心者もリピーターもまず立ち寄りたいメインスポット。つねに多くの参拝客でにぎわう鶴岡八幡宮をはじめ、小町通り、若宮大路などがある鎌倉観光の中心地です。
約800年の歴史を刻む源氏の氏神様
源頼朝公が由比郷(現材木座)にある御社を治承4(1180)年に現在地へ遷し、創建した。境内には本宮をはじめ、国の重要文化財が点在し、歴史を今に伝えている。桜やハス、ボタンや紅葉など、四季の彩りを楽しめる見どころも多く、一年を通して参拝者が絶えない。大石段を上った上宮からの眺めもよく、鎌倉の街を一望できる。例大祭や七夕祭、節分祭などの祭事も人気。
古都・鎌倉散策の起点となる鎌倉駅と鶴岡八幡宮を結ぶ通り。鎌倉でもっともにぎわう通りで、人気店のランチや食べ歩きグルメなどが楽しめる。最近はおしゃれなカフェ巡りのスポットとしても有名。
アクセス情報
住所 神奈川県鎌倉市小町
交通 JR鎌倉駅東口すぐ
営業期間 店舗により異なる
鎌倉駅西口から続く300mほどの商店街。地元客が利用する店が多く、小町通がある東口に比べて落ち着いた雰囲気。おしゃれな雑貨店や、個性的なカフェも多く並ぶ。
アクセス情報
住所 神奈川県鎌倉市御成町
交通 JR鎌倉駅西口すぐ
営業期間 店舗により異なる
通称「レンバイ」と呼ばれる市場。鎌倉市内と近郊の生産者がグループごとに、四季折々の穫れたての野菜を販売。生産者と直接話すことができるので、野菜の説明やおいしい食べ方などを教えてもらえるのが魅力。
霊水でお金を洗って心を清めて行いを慎めば、商売繁盛すると伝わる、人気のスポット。源頼朝が、巳年の文治元(1185)年の巳の月、巳の刻に夢のお告げで霊水を見つけ、祠を建てて宇賀神を祀ったのが始まり。後に北条時頼が巳年に、銭を洗って一族繁栄を願ったことが銭洗いの起源とされる。現在でも縁日の巳の日を中心に、参拝者が多い。鎌倉駅西口の散策を兼ねて立ち寄ろう。
夢のお告げから、流刑の身で平家討伐の兵を挙げ、鎌倉に入った源頼朝が、お告げの主の祠を見つけ、社を建てたといわれる。「佐殿」と呼ばれた頼朝を助けたことから「佐助」の名に。朱塗りの奉納鳥居がいくつも建てられ、出世稲荷としても有名。
閑静な住宅街にたたずむ甘味処。湯気の残るできたての大きい白玉は、おもちのような食感。この白玉に魅せられ、通う人が多い。特に宇治白玉は、宇治抹茶もていねいに粉末状にして練り込んであり、風味が豊か。
手作りと地域密着をテーマに、地元のハムメーカー「鎌倉ハム富岡商会」のロースハムや湘南の旬の食材を使用した料理が味わえる。「鎌倉ビール」とコラボした、ここでしか飲めないできたてのクラフトビールもおすすめ。
サクッとした歯触りの鳩サブレーは明治30(1897)年に誕生。そのほか生菓子も販売。本店でしか買えないハトをモチーフにしたオリジナルグッズも人気が高い。
花が美しい古刹が点在する街道沿いの街
鎌倉駅東口から少し離れた場所に位置するエリア。報国寺など、美しい庭がある寺が集まっている。観光途中は、隠れた一軒家レストランなどの食事もお楽しみ。
建武元(1334)年の創建と伝えられる臨済宗・建長寺派の禅宗寺院。足利、上杉両氏の菩提寺として栄えた。休耕庵という塔頭(たっちゅう)の跡に育った孟宗竹(もうそうちく)の美しい「竹寺」として知られる。毎週日曜の7時30分から10時30分まで予約不要の坐禅会を開催している(時間までに本堂前に集合)。
竹の寺として有名な報国寺の竹林の奥にある小さな茶席。高く伸びた竹の葉を透かす木漏れ日が、庭に配された石灯籠や石仏を照らしだす。散策の合い間に抹茶で一服するのもおすすめ。
創建は文治4(1188)年。当初は密教系の寺院で、極楽寺と称したが、臨済宗となり、浄妙寺と改めた。室町時代は七堂伽藍と23の塔頭(たっちゅう)の大寺院だったが、たび重なる火災などで衰退。優美な銅葺き屋根の本堂が、往時をしのばせる。境内は国指定の史跡になっている。
紅葉ヶ谷と呼ばれる静閑な谷戸にたたずむ臨済宗の寺。嘉暦2(1327)年に夢窓疎石によって創建された関東十刹第二位で、桜やフヨウ、アジサイなど四季折々の花が美しく咲く。鎌倉を代表する花寺と呼ばれ、本堂奥の庭園は国の名勝に指定されている。
浄妙寺の境内にある、大正時代から残る洋館を改装したカフェ&レストラン。庭に咲く四季の花を眺めながら、ハーブを使った料理や、自家製のパンを楽しめる。
つなぎを使わないこだわりの十割そばは、なめらかなのど越しとコシの強さが特徴。日本各地から厳選したそば粉を取り寄せ、品種の違うそばを食べ比べることができるのも魅力のひとつだ。
季節の花々が魅力の名刹がそろう
鎌倉の北の玄関口で、大寺や花寺が多いことでも知られている。自然豊かで、鎌倉駅周辺に比べると落ち着いた静かなエリアなので、ゆっくり散策ができる。
臨済宗建長寺派の大本山で、日本初となる禅宗専門寺院で知られる。鎌倉幕府5代執権の北条時頼が建長5(1253)年に創建した。谷のある地形を生かし、総門、三門、仏殿、法堂が一直線に並んだ宋風の配置が特徴。江戸時代には徳川家の援助で主要な建物が新築、移築された。関東大震災で大きな被害を受けたが、その後再建。花の名所でもあり、桜や紅葉の季節には大勢の観光客が訪れる。
北鎌倉駅の目前に位置する臨済宗円覚寺派の大本山。蒙古襲来による戦没者の霊を慰め、禅宗を広めるために、鎌倉幕府8代執権の北条時宗が弘安5(1282)年に創建した。現在の鎌倉街道あたりまでが円覚寺の境内であったため、明治22(1889)年開通のJR横須賀線は境内を通ることになった。厳粛な雰囲気の境内には、ふたつの国宝などがある。アジサイや紅葉の名所としても人気が高い。
永暦元(1160)年創建の明月庵が起源。8代執権北条時宗が、最明寺を前身として禅興寺を創建。明月院はその塔頭として、上杉憲方により創建された。その後、明治初年に禅興寺は廃絶して、塔頭の明月院だけが残った。昭和40年代にアジサイの挿し木を始めたことを機に名所として広まり、以来アジサイ寺と呼ばれている。6月の満開時期には2500株のアジサイを見に行列ができる。ハナショウブやロウバイ、紅葉も楽しめる。
店は、明月川のほど近くにあり、緑豊かな木立に囲まれている。卯年に創業したことから作られた名物「うさぎまんじゅう」は、小さなせいろで蒸したもの。ほくほくとしたクリあんが絶品と評判になっている。
こだわりのあんや良質な本クズを使った和菓子で知られる甘味処。高級素材を使ったくずきりは、15時頃には売り切れになる名物として有名だ。洗練された雰囲気の店内のいたるところに季節の花が飾られていて、心和む空間が広がっている。
北鎌倉の浄智寺から、葛原岡神社、源氏山公園を経て長谷の大仏坂に抜ける全長約3km、所要約1時間40分のハイキングコース。途中で大仏様を背後から拝むことができるとあって人気だ。
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